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幼なじみ。
作:海風 波音



〜第十話〜


そして、教室へ戻った。今日は、これで授業が終わりだった。
ヤッター!と思ったのもつかのま…。本城先生に怒られてしまった。
職員室で優稀と二人で説教を受けた。
終わった後は、どっと疲れた。
そして、帰ろうと思って教室に行くと、優稀の彼女が待っていた。
彼女は、ニコニコしながら優稀に近づいてきて
「遅いよ〜。もう待ちくたびれちゃったぁ。」と可愛らしく言った。
すると、優稀が
「別に待ってって言ってないじゃん!」とキレ気味に言う。
そしたら
「ゴメンゴメ〜ン!だけど、優稀くんと一緒に帰りたかったんだも〜ん。」と言った。
優稀がハァッ?って言う顔で
「言っとくけど、俺お前と帰んないよ?俺、麗華と帰るし〜。」と無神経に言った。
その瞬間、彼女は涙目になって、ついに泣いてしまった。
そしたら、優稀が自分の言ったことが悪いと思ったのか
「ゴメン!ホントにゴメン!一緒に帰ろ?ねっ?」と、なだめている。
すると、泣き止み
「本当!じゃあ、一緒に帰ろう!」と言って、優稀の手をとり出ていってしまった。
わたしが、あ〜ぁ…。行っちゃったぁ。って思っていると、優稀が息をきらして戻ってきた。そして
「ほら、行くぞ!」と言って、私の手をとって走り出した。
私は、何が起こっているのかわからなかった。
学校から出て、校門まで行くと手を離した。
彼女が待っていたからだ。
その後は、彼女と優稀が手をつないで前を歩いて、私がその後をついていく。
という状態だった。












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