お茶会メンバー2
「 大丈夫ですか? 」
時計ウサギは、冷たい廊下に横たわる屍のような人間に臆せず近づいて思いっきり揺さぶった。
ティ―ブラウンの長めの髪がぐわんぐわん揺れる。
―――あと十秒して起きなかったら水でもかけようか。
そんなことを考えた矢先。
彼はゆっくり目を開いた。
途端に動かしていた手を止める。
「 ・・・誰 」
「 ・・・・・時計ウサギです 」
本名よりもこっちの方が浸透しているだろうと考えて、不本意ながらも時計ウサギは名乗った。
「 あぁ新入部員の・・・・・俺は眠りネズミです 」
まだ焦点の合わない目で眠りネズミも名乗る。
彼は立ち上がって制服の埃をはたくと、すでにボサボサの髪をさらにかき混ぜた。
「 うん。有難う 」
「 いえ 」
ついでに十数センチ身長差のある時計ウサギの髪もかき混ぜる。
「・・・・ちなみに今何時かな 」
「 16時30分過ぎ―――ですね 」
当たり前のように時計を見ずに言った時計ウサギの頭にある手を止めて考え込む。
「 ・・・・・てことは、ここで四時間寝てたのか――― 」
「 ぇ 」
時計ウサギは内心で眉を顰めた。
「 昨日徹夜だったからなぁ・・・・・」
「 何してたんですか?」
高等部一年の時計ウサギと違い、就職活動がすでに始まっている二、三年は結構ハードスケジュールである。徹夜なんてしていたら体が持たない。眠りネズミは明らかに年上だ。
「 PCいじってた 」
――――この人も非常識属性
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