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Changing Detective
作:ユーリ



エピソード9 リアンちゃん、またカラオケに行く


朝、哀は寝ぼけまなこで目が覚め、頭をかきながらリビングへと降りていった。
哀「博士、おはよ・・・」
阿笠「おお、哀君!リアン君はもう起きとるぞ。」
哀「え、もう?」
哀は驚いた。リアンはいつもなら、泣き込んだりカラオケボックスに行ってカラオケの徹夜をしたりで、哀が起こさなければ遅刻すんぜんまで寝ているのだ。
その彼女がもう起きているのだから、哀が驚くのもムリはない。
哀「リアンちゃん、おはよ。」
リアン「あっ、哀ちゃん!おはよ!」
哀「めずらしいわね、あなたが早起きなんて・・・どういう風の吹き回し?」
リアン「失礼ねぇ、アタシだってたまには早く起きるわよ・・・」
哀「いつも遅刻すんぜんまで寝てて、巻き添えをくいそうになる私の身にもなってほしいんですけどね・・・」
リアン「アハハ・・・」
哀「で?こんなに朝早く起きたからには、何か用事があるのよね?」
リアン「うん、もちろん!杯戸町のジャンカラに行くのよ!」
哀「杯戸町のジャンカラ?」
ちなみにジャンカラとは、尼崎を初めとして日本の各地に実際にあるカラオケ店の事である。
リアン「そうよ!この前行って、音がすごくよかったのよ!」
哀「それで、また夜中に行ったのね?」
リアン「ゲッ!しまった・・・」
哀「まあ、いいわ!私もつき合ったげるから、カラオケ。」
リアン「おやおやぁ?この前は逃げようとしてませんでしたっけ〜?」
哀「あ、あれは、まだあなたが音痴のままだと思ってたからで・・・今は、その・・・」
哀は、あせっている。
リアン「まあ、いいわ!朝ごはんまだだったわよね?」
哀「そ、そうね・・・」
リアン「じゃあ、アタシが作るわ!博士、キッチン借りるわよ!」
そう言うと、リアンはキッチンへと歩いていった。




数分後、リアンが作った朝食がテーブルに並んだ。
メニューは、クラブハウスサンドイッチ、野菜たっぷりサラダ、そして味噌汁である。
リアン「手を合わせてください。いただきます!」
哀・阿笠「いただきます!」
哀は、まずサンドイッチを口に入れた。
哀「あ、これおいしい!」
阿笠「どれもこれもプロ並みじゃ!」
リアン「当たり前でしょ?アタシは1人暮らししてたんだから・・・」
阿笠「ところでリアン君・・・晩ごはんは肉料理も入れてはくれんかのぉ・・・」
リアン・哀「絶対ダ・メ・で・す!!!」
リアンと哀の声が、見事にハモった。
この分だと、阿笠は肉料理にありつくのは夢のまた夢かもしれない。
それからしばらくして、リアンは出かける準備を始めた。
哀も、出かける準備を始める。
リアン「じゃあ哀ちゃん!行こうか!」
哀「うん!」
阿笠「楽しんでくるんじゃぞ!」
リアン・哀「行ってきまーす!」
リアンは哀を後ろに乗せ、自転車に乗って出かけていった。




哀「ねえ、リアンちゃん、ちょっといい?」
リアン「なーに?哀ちゃん。」
リアンは自転車をこぎながら、哀の質問を待つ。
哀「その・・・風とか、気にならないの?」
リアン「どうして?」
哀「ど、どうしてって、あなた・・・風で服やスカートがなびくじゃない!誰かに見られたりするのよ?」
リアン「どうしてそんな事気にするの?別にいいじゃない!」
哀「ハァ・・・」
哀はハァーッとため息をついた。
どうやらリアンは、銭湯の時もそうだったが、どうも女になっている自覚が足りないらしい。


数分後、2人は杯戸町のジャンカラに着いた。
リアン「子供2人でお願いします!」
「はい、ごゆっくりね!」




リアンと哀は、2階の209号室に着き、中に入った。
哀「それでリアンちゃん、何歌うの?」
リアン「そうねぇ・・・哀ちゃんは?」
哀「愛内里菜の「I Can't stop my love for you」とか、上原あずみの「無色」とか・・・」
リアン「じゃあ、名探偵コナンのテーマ曲オンリーだね!」
リアンと哀は、次々に歌いたい曲を入れた。
リアン「じゃあ、哀ちゃんからだから、アタシ注文とってるね。何がいい?」
哀「シーフードスパゲティ・・・それとアップルジュース・・・」
リアン「わかったわ。じゃあアタシも注文してっと!」
数分後、リアン達が歌っているところに、従業員が料理を運んできた。
料理は、シーフードスパゲティ、アップルジュース、スパイシーチキンカレー、レモンジュース(もちろん、後で追加もするが)。
その後、リアン達は休憩もはさんで、歌を歌い続けた。
哀が歌ったのは、Mysterious Eyes、胸がドキドキ、恋はスリル、ショック、サスペンス、I can't stop my love for you、願い事ひとつだけ、Winter Bells、START、迷宮のラヴァーズ、Seacret of my heart、青い青いこの地球に、光と影のロマン、明日を夢見て、Thank You For Everything、悲しいほど貴方が好き、ジューンブライド〜あなたしか見えない〜、無色、Still for your love、氷の上に立つように、星のかがやきよ、TRUTH〜A Gerat Detective of Love〜、Growing of my heart。
リアンが歌ったのは、風のららら、Feel Your Heart、運命のルーレット廻して、ギリギリchop、君と約束した優しいあの場所まで、destiny、謎、STEP BY STEP、Free Magic、夏の幻、Start in my life、夢みたあとで、君がいない夏、君という光、世界止めて、忘れ咲き、眠る君の横顔に微笑みを、Overture、衝動。
要するに、歴代のオープニングとエンディングをすべて歌った事になる。その他にも、哀は愛のテーマ、君がいればを、リアンはコナンのテーマ、想い出達〜想い出を歌った。
そして、歴代の劇場版テーマ、Happy Birthday、少女の頃に戻ったみたいに、ONE、あなたがいるから、always、Everlasting、Time after time〜花舞う街で〜、Dream×Dream、夏を待つ(セイル)のように、ゆるぎないものひとつは、2人で歌った。
2人が要した時間は、約4時間だった。
リアンと哀は部屋を出て、フロントで代金を支払った。その時、奥から従業員達が出てきた。
「おめでとうございます!一週間後に開かれる、歌姫コンテストへの出場資格、獲得です!!」
リアン・哀「歌姫コンテスト・・・?」
従業員が言うには、ジャンカラグループが毎年行っている大会らしい。
リアンと哀は、帽子をかぶる事を条件に、出場を引き受けた。



そして当日。会場には多くの観客が詰めかけ、出場者の気迫はムンムンである。しかし、リアンと哀は、負けるはずはないと思っていた。
リアン達の予想は当たり、2人は次々と参加者を打ち倒して、決勝戦まで駒を進めた。
2人が決勝で歌ったのは、B’zのゆるぎないものひとつ。
決勝戦も難なく制覇し、2人は優勝する事ができた。
でも、アイドルデビューは気持ちが落ち着いたらと事で、2人は誘いを断った。


そして、その帰り道。
リアン「楽しかったね、哀ちゃん!」
哀「そうね、優勝もできたしね。」
リアン「ねえ、せっかくだから、歌いながら帰りましょ!」
哀「うん!」
リアンと哀は、ゆるぎないものひとつを歌いながら、帰路についた。

リアン「笑いなが〜ら〜別れて〜胸の奥は妙にブルー言いたい事は言えず〜♪あなたの前じゃ〜いつでも〜心と言葉が〜裏腹になっちゃう〜♪何も始まらないで今日が終わり〜カ〜ラスは歌いながら森へ〜帰る〜♪自分がイヤで〜眠れない〜こんな事なんべん繰り返すの〜?ゆるぎないものひとつ抱き締めたい〜よ〜♪誰もがそ〜れを笑ったとしても〜♪燃えさかる想いだけを伝えましょう〜♪命の証が欲しいなら〜歌おうマイライフ〜♪」
哀「神様ならたぶんね〜そんなに多くの〜事〜求めちゃいないよ〜♪欲望から〜自由になれない〜ボクは手当たりしだい〜不幸せうんじゃう〜♪誰かにけしかけられてばかりいて〜1人じゃ迷子のようにうろたえる〜♪立ち止まって〜考えろよ〜本当に欲しい物は何だろう?ゆるぎないものひとつ抱き締めたい〜よ〜♪誰にもそ〜れが見えないとしても〜♪まっすぐやさしく生きてゆきましょう〜♪光のように闇を突き抜けて〜歌おうマイライフ〜♪」
リアン・哀「どこかに逃げたり隠れたり〜しないでいいよね〜♪魂よ〜もっと〜強くあれ!!ゆるぎないものひとつ抱き締めたい〜よ〜♪誰もがそれを笑ったとしても〜♪絶望の真ん中を見つめましょう〜♪命の証が欲しいなら〜♪思い切りあなたを抱き締めたい〜よ〜♪土砂降りの雨を駆け抜けて〜♪歌おうマイライフ〜♪2度〜とない〜マイライフ〜・・・♪」




リアン「楽しかった〜♪」

哀「ホントね♪」

リアン「次は図書館に行くのよね。」

哀「また事件が起こらない事を祈るわ・・・」

リアン「何それ・・・」

次回は「エピソード10 リアンちゃん、図書館に行く」です。











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