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中二病が異世界で無双するようです 作者:かに

冒険編

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クロロ・M・グラニーゼ

「ところで、俺が一緒に行くには条件がある。」
「じゃぁいいです」

すると剣聖エーテルは焦って、

「つ、冷たいこと言うなよ!腹心の弟子!!」
「いつからそんなに信頼を置かれているんですか。」

「出会った時からだ。そんなことはどうでもいい。俺の知り合いを一人説得してほしいんだ。」

なんだ、そんなことなら、、

「はぁ、わかりましたよ」
「本当か!?ありがとう」

さっきまでの威厳溢れる剣聖の姿はどこへやら。子供のように喜んでいる。

なんかまずいことを引き受けたか?

「取り敢えず、ここ、グラン王国の王城に向かってほしいんだけど。」

「!?」

_____________________________________

グラン王国 王城 迎賓館にて

「ちょっと!?責務を放棄してどこか行くつもり!??」
「落ち着けよ」
「落ち着いていられるわけないでしょおおおおおお」

そこには涙目で叫ぶ女性がいた。彼女は俺の存在に気付くと、

「失礼、取り乱しましたわお客様。」
「い、いや。気にしなくていい、、それより、名前は?」

すると女性は態度を一変させ、

「妾はグラン王国第230代国王、クロロ・M・グラニーゼよ。クロロで結構。」

するとエーテルが小声で

「なぁにが妾だ。もう、成人してるのに」
「い、今それを言うではない」

顔が真っ赤だ。きっと恥ずかしかったのだろう

「我の名は禁術セイントダークマジックマスターりし者。冒険者をやっている。」

「そう、あなたが。いや、それよりも、」

クロロは一回ためて、

「なぜ、剣聖であるあなたが、王室を守る義務を放棄して旅に出るとか言ってるのよ!?」

______________________________________

「なるほど、そういうことなら俺一人で旅に出よう。」
「待ってくれぇ!それでも弟子なのか!?俺だって、何かあるたびに呼び出されたり、子守唄を成人に聞かせるのは嫌だよ」
「ッ__________」

真顔で告げる冒険者、焦る剣聖、恥ずかしがる王。場がカオスだ。
そんな場に溶けるように控えめなノックがされる。

「どうぞ……」

クロロが小声で言う。

「ああ、儂じゃよ」
「あ、先代さんお久しぶりです」

先代と呼ばれたからには先代国王だろうか。

「お父様が何の用ですの?」
「ああ、それはな、」

「エーテル君もそろそろ自由になりたいじゃろ?」
「ええ、もちろんです」
即答。刹那の瞬間も与えない。

「お、おう。そうかい。それで此度は冒険に行くことを儂の名で許可しようと思う」
「おお。ありがとうございます」
「何でですの!」
すると、先代国王は親しいものに向けるような柔和な笑みを浮かべ、

「お前は少々甘えすぎた。この意味、分かるよな?」

優しく。だが、厳かに告げた。
「はい。すみませんでした。」

なんだかしんみりとした空気の中、

「それについては、何時出発するんだい?」
突如、俺に話を振られる。空気になっていたかった。

「来週ですかね。」
「そうか。では、近いうちにお別れパーティを計画したいんだが時間を割けるかい」
「わかりました。確保しておきます」

なくクロロ。なだめるエーテル。まるで兄妹のようだ 
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