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中二病が異世界で無双するようです 作者:かに

冒険編

22/27

シュッ シュッ

剣聖が剣を振るたびに空気が切れる音がする。だがその音は決して大きなものではない。それだけ精錬されているのだろう。

俺は防御魔法を展開し続け、なんとか凌ぐ

「オラァ!!」

剣聖渾身の一撃が迫る

上級防御魔法ハイ・シールドッッ!」

時間があまりにも少ないので神級絶対防壁アルティメットシールド・ゴッドを使うことができない。せめて上級防御魔法ハイ・シールドで受け流す。

「ああああああああ」

痛い。受け流したが、右肩に穴が開いてしまった。
だが、何とか一矢報いたい。

「まだいくぞ」

魔力が減ってきて倦怠感に包まれるが、防御魔法を張りながら、攻撃魔法を紡ぐ。
そんなに魔力が残ってないから大したものではないが。

「しぶといな。守るだけじゃ勝てんぞ」

返す言葉もない。

「剣聖流上段切りッ!!」
聖剣が高速で通過することより、空気との摩擦で火が付く。が、俺の目はそれをとらえるほどよくできているわけではない。

相手が剣を振りかざす直前に一歩下がる。

「なんだ?」

今まで動かずに防御魔法を展開していたやつが突然動いたのだ。そりゃぁ動揺もするだろう。

隙だらけですよ。

攻撃を放った剣聖は大きく剣を振った状態。その隙は刹那にも満たないだろう。

氷之槍アイススピアー

遠距離攻撃。とっさに距離を取った剣聖もこればっかりは避けられない。

「俺に魔法攻撃は効かん……?」

狙ったのは足元。だが、俺にネタ晴らしをする余裕はない。
枯渇しそうな魔力を込めて

暗黒剣創造ダークソードメイキング

聖剣ハールンヴェルトには大きな弱点がある。それは魔属性の攻撃が軽減できないことだ。

俺が魔法を唱えた瞬間剣聖に大きな焦りの表情が浮かぶ。

「くっそ、足元が動かない。」

それなりに魔力を練りあげたものだ。そう簡単に外れては困る。

「フン」

中段構えで振る。中学から練習した技だ。


「ぐぉ」

剣聖の腹に攻撃が通る

「はぁ、はぁ」

俺はもう満身創痍だ。だが、これで……

うん?剣聖が氷を外している?いや、もう外れているのか?
するとゆっくりと歩んできて、、
こちらまであと四十メートル程のところで

「危なかった。くらえ」

俺はそこで意識がなくなり……
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