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あたしの手
作:葉月ちゃん





あたしの手は大きい
男子にも負けないくらい
背も……163あるのに未だ成長中
だから
小さくて
かれんな
色白のコが
うらやましかった



あたしの大きな手でも
優しく包んでくれる
あたしより背の高くて
大きな手の人が理想
でも学校にはそんな奴はいない
あたしより背の高い男子なんて
一握り
ましてや
こんな学校で
背の高い女子を大事にしてくれる
お優し〜い男子なんか
居るはずが無かった
それに
恋愛をしてどうなる?
と言うあたしの考えが邪魔をして
動けなかった



あたしは自分で自分を傷つけるタイプだと言われた。
それは
友達や
先生や
両親にも
ずっと言われ続けられているものだった
なんとなく
自分の事を気にせず
話せる奴が
幼馴染だった
恋とか
好きとか
そういったものじゃなくて
ただの話し相手
そういう関係を保ってきたつもりだった



「付き合ってください」
その声を聞いたとき
もうそういう年頃になったんだなぁ
と感じた
答えはノー
だって
あたしにとっては
大切な
大切な
相談相手なんだもの
こんな事で失いたくない
たとえ
無理に唇を奪われても・・・
そんな
小さな
小さな
決意だったんだ
幼馴染には悪い事したけど



それからも
彼は大切な相談役
お互いに聞きあい
聞かせあい
いつしか時を重ね
幼馴染が
親友になれたらいいと思う
この間みたいな事があっても
笑顔で
言える様に・・・・・
その時々の答えを・・・・・














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