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影の勇者の再冒険 ~~Re-Tale of the Brave~~  作者: ヒマジン
第二七章 其の三 救助隊編
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第486話 消耗戦

 テラール遺跡の第2階層に居る魔導学園の要救助者達の待ち構える大部屋の前にて救助隊はついに出陣した特型ゴーレムと遭遇し、瑞樹は消耗戦を展開する事を決定する。だが、結果は芳しく無かった。


「つっ! 次補給お願い!」

「おうさ! 盾持ち! 悪いがもう一仕事頼むぞ!」

「了解! 一瞬だけ視界が塞がるぞ! 気を付けろよ!」


 流石に片側だけではどうしようもない、とT字路の両側に陣取り、瑞樹達は弾幕を形成していた。その為、反対側に補給する為に一瞬だけ通路全域に盾を張り巡らせて、その隙に回復薬を投げ渡すのだ。


「あー、くそっ! 機械ながらに腹立つ!」

「警備ゴーレム邪魔すぎんだろ!」


 壮絶な撃ち合いになったとみるや、特型ゴーレム達に迷いは無かった。なんと、仲間である警備ゴーレムを盾にしたのだ。そうして出て来た警備ゴーレムの大半が破壊されたら、今度はその残骸を土嚢の様に積み上げ、抵抗してきたのだ。

 しかもどうやら特型ゴーレムはかなり入念にカスタマイズされているのか、警備ゴーレムよりも遥かに硬かった。警備ゴーレムなら一撃で貫けたはずの攻撃でも、特型ゴーレムには凹ませる程度にしかならなかった。近接用にカスタマイズされている機体もあるらしく、対応が間に合えば腕をなぎ払うだけで打ち消してしまう事さえあった。

 更に悪いことに、特型ゴーレムは機動性が段違いだった。それ故、必中と思い繰り出した攻撃も避けるのだ。それが、尚更生徒達の苛立ちを促進した。そんな膠着状態の最中に、カイトから瑞樹に連絡が入った。


『瑞樹! そっちは無事か! 特型ゴーレムはかなりの性能を持っている様だ! 頼むから死んでてくれるなよ!』


 何処か祈る様なカイトの声が、瑞樹の耳に付けたインカム型の通信機から響いてきた。どうやら向こうはかなりの激戦らしく、此方を上回る剣戟の音が響いていた。


「カイトさん! そちらにも来ているんですの!」

『良かった! 生きてたか! 完全に見誤った! フルフェイスヘルメットを被った特型ゴーレムは居るか! 奴はランクS、それもかなり高位の冒険者に匹敵している! 一体でも見えたら即座に渡した緊急用の結界を展開しろ! 絶対に接敵はするな! お前らで敵う相手じゃない!』


 その言葉に、瑞樹は通路を覗き見る。だが、そこには顔付きと思しき特型ゴーレムは一体もいなかった。居るのは、顔の中心に映像受信用の握りこぶし大の魔石が一つ取り付けられた特型ゴーレムだけだった。


「カイトさん! 此方にはいませんわ! おそらく、そちらのが指揮官機かカスタム機では!」

『そうか!』

「とは言え、此方は数と弾幕がひどすぎますわ! ガトリングまで持ちだされて、完全に膠着状態ですわよ!」


 どうやら、カイトとしても一機だけ超高性能の指揮官機としてカスタムされた機体だと思っていた様だ。少しだけ安堵した声が響く。だが、続く瑞樹の言葉に、再びカイトが舌打ちしたのが聞こえてきた。


『ちっ! すまん! こっちのゴーレムがかなりの強さだ! すぐには援護に行けない! どうやら各個撃破を狙われた様だな! なんとか警備システムを遮断出来る様に皐月達が進軍しているが……もう少し掛かる! それまで堪えてくれ!』


 カイトでかなりの強さ、と言うぐらいだ。それを考えれば、此方にいなくて良かった、と思うべきだろう。瑞樹は絶望に陥りそうな中で、そう希望を見出した。


「わかりましたわ! なんとか此方は耐えてみせます! 絶対に、死なないでくださいな!」

『……誰に言ってるんだ? 安心してろ。絶対に迎えに行く。』

「お願いしますわね」


 どうやら、カイトは自分が焦っていたと気づいたらしい。瑞樹の言葉を受けて、瑞樹の頭には不敵に笑うカイトの笑顔が浮かんだ。

 そうして、それを受けて、瑞樹も更に希望を見出す。カイトが負ける事はあり得ない。なので、それまで耐え切れば、此方の勝ちだ。だが、その次の瞬間。更に幸運が起きた。


「ん? 弾幕が減った?」

「偵察!」

「……確認した! 敵数が減った!? 半分ぐらいどっか行きやがった!」


 偵察用の魔道具を使って曲がり角を覗き込んだ生徒が、少しの驚愕と歓喜の顔になる。理由はわからないが、敵が減ったのだ。なお、正確には減ったのは総計15体である。


「っつ! 待った! また左右の壁が開いて、警備ゴーレムが出て来やがった!」


 偵察していた生徒が、更に続報を伝える。だがこれは、勝機だった。遠距離攻撃力が弱く、撃ち合いでは盾ぐらいにしかならない警備ゴーレムが増えた所で大した意味は無いのだ。

 そうして、流れが向いてきたことと、カイトと話して精神が落ち着いた事もあったのだろう。はっ、と瑞樹が気づいた。


「魔術を使える方! グレネード・ランチャーの弾丸を残弾3つ全部投げますわ! 誰でも良いので、あててくださいな!」


 この状況で、グレネード・ランチャーに装填した所で撃てないのだ。そう思ってリロードしなかったのだ。そうして、これを好機と見てリロードしようとして、思ったのだ。別に、弾丸を撃ち込む必要は無いのではないか、と。


「合図、行きますわ!……今!」

「こっちはずらすぞ!……今だ! 誰でも良いから当てろ!」

「うぉおおお!」

「おりゃ!」


 瑞樹が投げて暫くして、魔術師の生徒達がシッチャカメッチャカに魔術を撃ち込んでいく。もう狙いも何もあったものではない。とりあえず、瑞樹の投げた弾丸を破壊出来れば良いのだ。そうすれば、弾丸内部にある使い捨ての魔石が爆発してくれる。そうして祈りは届いたのか、大爆発が起きた。


「よっしゃー! 特型ゴーレムも10体ぐらいもってけた! それも、結界破壊しようとしてた奴は後ろから食らって殆ど動かなくなってやがる!」

「よっしゃー!」


 爆発が終わると同時に、魔道具を使って通路の先を覗き込む。そうして見たのは、大量の警備ゴーレムの残骸と特型ゴーレムの残骸だった。

 とは言え、やはりカスタムされたゴーレムだ。全部は倒しきれなかったし、警備ゴーレムが防御に入って傷ついて居ないゴーレムもそれなりに居た。だが、これで当初の4分の1だ。勝機は全く違った。


「良し! なんとか俺達でガトリング持ちは潰すぞ! その後、頼んだぞ!」

「おう! 任せろ!」


 勝機が見えた事で、一気に生徒達に活気が見え始めた。だが、敵もそれでは終わらなかった。警備ゴーレムが奇妙な動きに出たのだ。


「……壊れた特型ゴーレムに群がってる……のか?」


 再度始まった撃ち合いの中、敵状を観察していた生徒が眉の根を付けて訝しむ。新たに増えた警備ゴーレム達が前面に出て盾になっているのは変わらないが、その隙間から無事な警備ゴーレムが比較的破損の少ない特型ゴーレムに群がっている様な動きが見えたのだ。


「……何やってるんだ……? っつ! 今直ぐ右端の警備ゴーレムを殲滅しろ! 特型ゴーレムが復活するぞ!」


 暫くの間監視し続けていた彼だが、ふと、その特型ゴーレムが持つ長銃がぴくりと動いたのだ。それを見て、警備ゴーレム達が何をしようとしているのかに気付いた。

 彼らは仲間を盾に、戦力的に高い特型ゴーレムを修理していたのだ。確かにこんな状況なので満足な修理は出来ないだろうが、それでも復活されるのは有りがたくない。


「つっ! 右側に集中砲火!」

「了解! 他に気をやるな!」


 生徒の声を聞いた瑞樹が、大慌てで号令を掛ける。だが、敵もその動きを見越していたのだろう。その前に立ちふさがる警備ゴーレムの壁を更に分厚くして対処する。

 そうして、迎撃虚しく、特型ゴーレムの中でも遠距離武器を持っていた機体が復活してしまう。先に弾幕を張って攻撃を均衡させようという考えだった。この調子ならば、更に近接武器を持った特型ゴーレムが復活するのも時間の問題だろう。


「手が足りませんんわね!」

「あー、くそっ! また補給! 投げてくれ!」

「悪い! 役に立てなくてよ!」


 槍持ちの生徒が、無念を滲ませながら告げる。まだ、盾持ちの生徒は良い。こういった受け渡しの場では盾になれるのだ。

 だが、両手持ちの武器を持ち、盾を持たぬ生徒はそれも出来ないのだ。それ故に、横で必死に魔術を詠唱し続ける生徒達を見て、役に立てぬ事を嘆いていたのだ。


「くそっ! 俺達も銃がありゃ!」

「神宮寺! もう弾丸無いのか!」

「空ですわ!……あ!」


 生徒達の問い掛けを受けた瑞樹だが、そこでふと、思いついた。そう、銃さえあれば、なのだ。そして、この場には銃がある。いや、正確には、銃を持った敵が居る、のだ。

 そうして思いついた腹案に、思わず瑞樹が苦笑を漏らす。それは、お嬢様としてみれば、決して褒められた手段では無かったからだ。


「ふふっ……」

「どうしたの!?」

「いえ! 戦略を変えますわよ! 盾持ち、前へ! 一瞬で良いので攻撃を防いでくださいな! 次、鞭持ち! あのガトリング持ちを総出で此方に引っ張ってくださいな!」

「了解!」


 瑞樹は全員に号令を掛ける。全員意図は理解出来ないが、先ほどの瑞樹の笑みを見て、何か腹案が浮かんだ事を悟って指示に従う。


「ぐっ! 早めに頼むぜ!」

「右側のガトリングを捕まえるぞ! 合わせろ! 今だ!」

「おっりゃー!」


 掛け声と共に、盾の内側にガトリングを持った特型ゴーレムが飛んでくる。


「はっ!」


 高威力の攻撃で破壊してはならない。瑞樹の目的から、それは絶対だった。瑞樹は指示通りに飛んできた特型ゴーレムの両手だけを切り飛ばし、更に念の為顔の中心の魔石を破壊して、蹴飛ばした。

 そうして、再びゴーレムの群れの中に戻す。先のハンマー持ちの生徒と同じく、自爆を懸念したのだ。此方は正解で、カスタムされているおかげで自爆も可能だった。


「あ!」


 そうして、後に残されたのはガトリング砲だ。それを見て、生徒たちが瑞樹の意図を理解する。要は、ぶんどれば良かったのだ。瑞樹は生徒の言葉と、カイトがグレネード・ランチャーを回収した事を見て、無いなら現地調達すれば良いと考えたのである。


「まだ無事な方は此方を! 次、行きますわよ! 対策が打たれるまでに、出来る限りぶんどりますわ!」

「おう! 次! もう一回右だ!」


 残されたガトリング砲は刀を使う生徒の手で回収され、曲がり角の先に消える。そうして、彼は使い方を見極め、一度だけ試射して、使える事を確認。そうして、瑞樹に対して笑みを浮かべて頷いてみせた。


「いけますわね!」


 その頷きを見て、瑞樹は策の成功を確認する。次のゴーレムを同じように回収して、腕を切り飛ばしガトリング砲を回収する。だが、流石に三度目は上手く行かなかった。鞭で掴み取る寸前に、破損が激しい大剣持ちの特型ゴーレムが割って入ったのだ。


「つっ! やはりここらで対策を打たれますわよね!」


 とは言え、武器をぶんどっておけば、後の戦力低下に繋がるのだ。なので瑞樹は特型ゴーレムに残っていた左腕を吹き飛ばし、大剣を叩き落とす。

 そして、再び特型ゴーレムの群れの中に叩き込む。流石に両腕を失った機体は修理の対象としては優先度が低いらしく、警備ゴーレム達は目もくれない。


「ぐっ!……神宮寺! さすがにこれ以上は無理だ! そろそろ撤退時だ!」

「つっ! せめてもう2体! どれでも良いですわ! 出来れば銃持ちを回収して、曲がり角に撤退しますわよ!」

「左右の端っこ狙うぞ! 意地でも群れから引っこ抜いてやれ!」


 今までは鞭持ち全員で行っていた引き抜きを、生徒たちは意地で2体纏めて回収する。そして、それと同時に曲がり角で待機していた剣持ちの生徒が今ままでの怒りをぶつける様に気合で両腕を叩き斬る。


「長銃は回収したぞ! 蹴っ飛ばせ!」

「はっ!」

「おりゃ!」

「っと、ついでに大剣ももらっとこうぜ!」


 とっさの判断で、最後に鞭持ちの生徒が地面に転がっていた大剣を回収する。そしてそれと同時に別の生徒が特型ゴーレムを蹴り飛ばし、通路に叩き戻した。と、同時に爆発が通路に響く。2体の特型ゴーレムが自爆したのだ。


「ったく、ハリウッド涙目だな!」

「こんなの見たらもう作り物見らんねえだろ!」


 生徒達が獰猛な笑みを浮かべて笑い合う。なお、特型ゴーレムの自爆は当たり前だが、通路の曲がり角のおかげで影響は無かった。そんな余裕そうな生徒達を他所に、瑞樹が声を飛ばす。


「長銃! どうですの!」

「全部破損無し! 多分、使える!」


 新しく武器を得た生徒達が、獰猛な笑みと共に戦果を掲げる。成果はガトリング砲が2門、大剣が1振り、長銃が2丁だ。向こうは更に数倍の銃があるが、それでも、此方も少しは戦力が高く成ったのだ。全員が笑みを浮かべる。


「今のを繰り返して、押し返せる程度にまで減らしますわよ!」

「……っと、待った! 流石に対策打たれた! 警備ゴーレムが変な動きしてやがる! 多分、後ろに着いて引っ張ってやがるな!」


 偵察をしていた生徒が告げる。警備ゴーレム達が特型ゴーレムの足回りにへばり付いて、まるで動かない様に固定しているかの様だった。


「早いですわね!」


 瑞樹が顔に苛立ちを浮かべる。まあ、相手が機械なのだったら、ここまで早くても不思議では無い。瑞樹はそう考えて、次の作戦を練る。と、そこである生徒が回収して、邪魔なのでそのまま放置されていた大剣に気付いた。


「……あら?」


 特型ゴーレムが持っていた大剣なのだが、何かが可怪しかった。大剣なので幅広なのだが、片刃の見た目に峰の方にはブースターの様な物体が取り付けられ、刃の先端部分には奇妙な穴が開いていた。


「……これは、もしかして……砲、ですの?」


 考えが煮詰まっていた事もあってそれを観察していた瑞樹だが、ふと、気づいた。柄の部分にトリガーの様な物が取り付けられていたのだ。そう、これは大剣と大砲が一つになった複合武器だったのである。

 特型ゴーレム用にカスタムされた武器には、このように様々な種類の武器を掛けあわせた様な特殊な武器も少なくなかったのであった。

 とは言え、それがわかった所で、どうするのか。結局膠着状態は変わらないのだ。なので、瑞樹が苦笑する。だが、膠着状態を壊す一手が突然打たれた。

 それを打ったのは彼女らでもなく、特型ゴーレム達でもなく、その更に後ろ、救助を待っていた魔導学園の生徒達だった。


「全員! 後ろから攻撃をかけろ! お前達も魔術だけで援護してくれ!」

「おぉおおお!」


 怒号と共に、魔導学園の教師達が通路に雪崩れ込む。再び膠着状態に陥ったと見て、意を決して戦闘が出来る教師達が打って出たのだ。

 そして、それと同時に生徒達も魔術で援護を開始する。流石に要救助者が結界を解いて打って出て来るとは思っていなかった特型ゴーレム達に、一瞬の停滞が起きる。それを見逃す瑞樹では無かった。


「っつ! 今ですわ! 一気に突撃しますわよ! 盾は前に!」

「ガトリング、ミスんなよ! 槍持ち! 盾が防いだら一気に突撃すんぞ!」

「他の奴らも他も多少の被弾は気にすんな! 今までの恨み晴らすぞ!」

「おぉおおお!」


 弾幕が更に薄まった上に乱戦になだれ込んだ事で、瑞樹達にも突撃可能になる。それを受けて、盾を持った生徒達が盾に魔力を集めて、全速力で突撃していく。

 これは<<突撃盾(シールド・タックル)>>とそのままの名前の技だった。原理は簡単でただ単に盾に魔力を集中させて防御力を高め、更に足に強化を集中して一気に切り込む技だ。


「まあ、折角得たのですから、使ってみますわ!」


 盾を持つ生徒と槍を持つ生徒が切り込んで、彼らが切り開いた道を大剣を手に持ったままの瑞樹が一気に切り込む。偶然大剣を手に持った時に魔導学園側の攻撃が開始されて、うっかり両手剣を通路に置き去りにしてしまったのだ。


「……あら?」


 大剣を振りかぶった瑞樹だが、そこでふと、変な異変に気付く。何かがチャージされていく様な音が自分の持つ大剣から響いていたのだ。そして、ふと篭手に奇妙な抵抗を感じ、その部分の指を離す。


「っつ! ブースターですの!」


 指を離すと同時に大剣から鳴り響いていた音が止まる。大剣を見れば、背面に取り付けられたブースターの様な物体から僅かに光が溢れていた。更に柄の部分を見ると、指があたっていた部分にはスイッチの様な出っ張りがあった。


「扱いは気を付ける必要がありそうですわね!」


 とは言え、最早武器を取りに戻る暇は無いのだ。なので瑞樹はスイッチに触れないように気をつけながら、戦闘を行っていく。

 そうして、偶発的ではあったものの、魔導学園側の援護が得られた事によって、なんとか特型ゴーレムの排除に成功するのであった。

 お読み頂き有難う御座いました。

 次回予告:第487話『傑作』

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