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影の勇者の再冒険 ~~Re-Tale of the Brave~~  作者: ヒマジン
第二七章 其の二 冒険者達編
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第480話 合流

 『魔女達の庭園ウィッチーズ・ガーデン』を出発してから数日。この日もキャラバンは普通に進んでいたが、そろそろ暑くなって来ていた。


「火山が近いな」


 相変わらず幌馬車の屋根に登り、瞬が呟く。ソラ達が待つ火山が見えてきたのだ。そうして今日も今日とて武器の調整を行っていたのだが、その調整も最後に近づいていた。


「ふっ! ふっ!」


 左右の槍を軽く振るって見て、干渉し合わない事を確認する。何時も瞬が使う2メートル程の槍よりも随分と短くなったそれは片手で振るうに丁度良い長さと重さになっており、干渉する事無く振るうことが出来た。


「<<火よ>>、<<雷よ>>」


 瞬は口決を唱えると加護の力を槍に集める。そうして出来上がったのは炎と雷を纏った二槍だ。二つを小脇に抱えると、再び槍を振るう。


「よし。長さと重さはこれでいいな」


 戦えるかとなるとまだ別だが、とりあえずの実用化は出来た。なので瞬は満足気に頷く。そうして次に試すのは、長槍と二槍のスイッチだ。


「まずは長槍」


 瞬は二槍を何時もの2メートル程の槍に持ち替えると、腕の動きだけで幾つかの動きを試す。さすがに動き回ろうにも幌の所為で動きにくいからだ。と、そこで瞬が一つの物体に気付く。鳥型の魔物が飛んでいたのだ。


「丁度乗ってる馬車が連絡車で良かった……プロクスさん」


 瞬は幌馬車の入り口に備え付けられた通信用の魔道具を手に取り、プロクスへと連絡を取る。


『おう、瞬くんか。なんやあったか?』

「2時の方向、300メートル程の所の上空に飛空型の魔物がいますが、討伐しておきましょうか?」

『仲間呼ばれるタイプか?』

「そのようです」


 瞬は自分に与えられた冒険部上層部専用の魔物図鑑を確認しながら、プロクスの問い掛けに答える。瞬の言葉にプロクスが少しだけ思慮を見せる。


『……確殺出来るか?』

「ええ。幸い魔物のランクとしては仲間を呼ぶ事が危惧されてCに分類されてるだけですので、単体であれば問題なく可能です」

『じゃ、頼むわ』

「わかりました。じゃあ、一度馬車の上に上がります」


 その言葉を最後に、プロクスと瞬は連絡を終える。別に見逃しても良いだろうが、もし万が一此方に気付かれて仲間を呼ばれるのが一番面倒だったのだ。


「<<隻眼主神の投槍(グングニル)>>!」


 瞬は確実に命中させるために、敢えて<<隻眼主神の投槍(グングニル)>>を使用する。本来は相手に対して大きすぎる力だが、確実性を期したのである。放たれた槍は見事鳥型の魔物を撃ち貫く。撃ち貫いた槍は鳥型の魔物と一緒にそのまま飛んでいって、見えなくなった。


「このぐらいでいいか」


 瞬は命中から数秒待って、槍を消失させる。鳥型の魔物の死体をなるべく遠くへと吹き飛ばそうと思ったのだ。そうして確実に仕留めきった事を確認して、瞬は再び馬車の中に戻る。そうして手にとったのは、通信用の魔道具だ。連絡先は当然プロクスである。


「プロクスさん」

『おう、瞬くんか。どや?』

「終わりました。一応念の為死体は数キロ先まで吹き飛ばしておきました」

『さすがやな。じゃ、また頼むわ』

「はい」


 その言葉を最後に、再度二人は通信を終える。そうして再び、瞬は幌馬車の上へと上がり、先ほどの続きを行うのであった。




 それから数時間後。キャラバンは再び火山にある洞窟に入っていた。あと数分もすればソラ達が待つドワーフ達の住む里だった。


「暑い……」


 瞬が思わず幌馬車の中に避難する。周囲を流れる溶岩等の熱気によって、外は灼熱地獄だったのだ。幌馬車の中は空調が効いているのでまだマシなのである。あくまで、まだマシ、というレベルだが。


「さすがに戻ってきたか」

「ああ……さすがに暑すぎる……」


 幌馬車の中に帰って来た瞬に、笑いながら神崎が告げる。寒いのと暑いのなら暑い方を選ぶ瞬とて、溶岩から放出される熱気に耐えられる筈が無かった。熱中症や脱水症になる前に戻ってきたのである。そうして瞬も戻ってきた頃。キャラバンが速度を落とし始める。到着が近かった。


「もう少しで到着するな」

「の、ようだ」


 ゆっくりになり始めた馬車を足裏に感じつつ、二人が万が一の衝撃に備える。だが、その心配も無く、数分後には完全に停車する。そうして馬車から降りれば、ドワーフ達が出迎えてくれた。


「ふう……やはり結界の内側でもそれなりに暑いな」


 そうしてそれを横目に瞬も幌馬車から降りれば、やはり熱気がやって来た。と、そこへソラが訪れる。が、何故かぴんぴんしていたので、思わず瞬は戦慄する。


「お前……なんとも無いのか?」

「あ、呪符っす。これ貼っつけるとかなり涼しくなりますよ」


 ソラは瞬の疑問に対して、服のポケットから一枚の札を取り出す。数日前にソラが買った冷却用の呪符だった。それを瞬に渡して、服の内側に貼り付ける様に示す。


「む、そうなのか。すまん……あぁ、確かにこれは随分マシになるな……」


 暑さが随分とマシになったらしく、瞬がひと心地吐いた。そうして瞬が一息ついていると、オーアがやって来た。


「ああ、小僧。プロクスは見なかったか?」

「プロクスさんは……ああ、居た。あそこにいますよ」

「ん? ああ、済まないね。じゃあね」


 プロクスを探しだした瞬はキャラバンの一角を指さした。それを受けて、オーアが走り去る。小柄な所為で、一般的な日本の平均程度のキャラバンの面々が大量に集まっているといまいち人を発見しにくいのだ。


「で、武器については出来たのか?」

「うっす。ついでに新技も開発しました」


 かなり嬉しそうにソラが頷く。強くなった自分を見せたい、という欲求があったのだ。


「ほう……」


 瞬とて、ここ当分は満足に鍛錬出来ていないのだ。お互いに闘争欲求はそれなりにあった。


「じゃあ、一試合やっておくか?」

「頼んます」


 瞬の言葉を受けて、ソラが不敵に笑みを浮かべる。瞬も瞬とて、今開発中の二槍流の最終調整の一環として、実戦はやっておきたかったのだ。そうして二人は勇んで公爵邸別邸の地下にある鍛錬場へと移動するのであった。




 一方。由利は何故か増えていた少女に首を傾げていた。


「誰ー?」

「あ、カナン、です」

「あ、私は由利ー……何があったの?」


 そうして由利の為にティナ達が事情を説明していく。さすがにもう一週間近く経過しているので、カナンの精神もかなり安定しており、泣き始める様なことは無かった。


「えっと、あの……ご冥福をお祈りします」

「ありがとう」


 カナンが由利の言葉にお礼を言う。そうして、此方も歩き始める。ティナのおかげで周囲には冷気が漂っており、暑さは感じない。だが、それでもずっとこんな所でぼさっと突っ立っているのは通行の邪魔だった。


「それで、どうするのー?」


 由利の質問に、カナンが頭を振るだけで何も答えない。まだ、結論は出ていなかった。


「そう」


 それを受けて、魅衣が頷いた。彼女に何かアドバイス出来るわけでもないし、そもそも彼女からアドバイスを求められているわけでもない。ただ彼女の選択を待つだけだ。なので、その会話はそれで終わりとなる。なので話題は次に移った。そうして出たのは再び疑問だった。


「疑問ー」

「何じゃ?」

「結局どうしてカイトは魅衣を今回の遠征に同行させたのー? 浮気?」


 由利の問い掛けに、ティナと魅衣が顔を見合わせる。ちなみに、最後のは冗談だ。そもそもで学園には浮気が出来ないであろう桜と瑞樹、おまけにクズハが居る。出来ようはずは無い。


「そういえばなんでじゃろう……」

「あれ? ティナちゃんも知らないんだ……」


 てっきりティナも知っている物だと思っていたのだが、どうやらそれが違うと彼女の言葉から察する。来るのなら、別に桜や瑞樹でも良かったのだ。

 だがカイトは魅衣を指名して由利にも出来れば、と依頼している。結局、由利は学園側の荷馬車の護衛として配置する事を望んだので『魔女達の庭園ウィッチーズ・ガーデン』へは行かなかったが。


「何するつもりだったんだろ……」


 公爵邸別邸に辿り着くまで考えた一同だったが、結局答えは出ない。それもそのはずだ。単に今のティナの姿を見せたかっただけなのだ。だが、単なる今のティナの姿ではない。地球に帰り、童心に満ちた表情こそを見せたかったのである。

 その為に、魅衣と由利だったのだ。あの二人はティナの最も昔からの友人で、尚且つ彼女らの前でこそ、最も童心らしい表情を浮かべるのであった。


「まあ、あ奴は時折変な事をしよるからのう。何か考えた所でどうにもならんじゃろうよ」

「時折かなー……?」

「何時も?」

「ど、どんなギルドマスターなんだろ……」


 カナンとしては、一度会ってみてから、彼女達の仲間を見てからにしようと考えていたらしい。語られるギルドマスターの情報に、カナンは一人頭を悩ませるのであった。




 そんなことが会ってから更に数日。ミナド村にまで戻ってきた一同だが、一つの情報を耳にする事になった。それは村長宅にあるミーティングスペースでの事だった。

 尚、ミーティングスペースが開放されているのは、久々に来たソラ達の為に村長が使っていないので開放してくれたのである。まあ、娘の想い人と友人――兼恋敵――が娘となるべく一緒に居られる様に、との親の気遣いであった。


「おう、坊主どもは元気やな」


 さすがに村や里についての休息はあり得ないし、今回は積み荷の積み込み等があったため長めの休息を取ることになっていたティナやソラ達の所に、新聞片手にプロクスがやって来た。

 なにげに彼は冒険部の面々が気に入ったらしく、仕事抜きに時折雑談にやって来ていた。と言っても、それ以外の目的――主に接待等で話題の一つとして使う為の地球の雑学の取得――もきちんとある。いかなる時も金になる事なら積極的に収集していくこの姿勢こそが、リデル公イリスから支社を任されるに至ったのであった。


「ほれ。これ、読んどき」


 そう言ってプロクスは新聞を一同の集まるテーブルの上に投げ渡すと、再び去って行く。どうやら今日はこれが目的だったらしい。新聞はマクスウェルを中心とした地方紙だった。


「えっと……あ、桜ちゃん見っけ」


 そうしてテーブルの上に新聞を広げた一同だったのだが、覗きこんでソラが桜の姿を見付ける。天桜学園について取り扱った特集の一環として、生徒会長である桜がインタビューに答えていたのであった。それに一同が記事の内容を読んでいくが、思わず考えさせられる内容だった。


「……帰ったらちょっと教科書開き直そ……」

「ね……」


 ソラと魅衣が思わず頷き合う。主に答えが良家の子女として満点と呼べる物だったので、自身と比較したのである。完全に勉学から離れて戦闘に掛り切りになっている一同だが、その本質は一応は学生だ。学生であるが故に勉強を怠っていなかった桜に二人だけでなく、瞬まで少し落ち込んでいた。


「す、数学等の教科書は見直しておくか……」

「ティナちゃん! また勉強教えて!」


 魅衣が思わず勉強の大切さを思い出してティナに申し出る。ティナならばそれを良しとして、家庭教師をしてくれると思ったのである。だが、ここでティナから飛んだのは、それを遥かに上回るある意味チートであった。


「むー……いや、お主らいっそ記憶力にブースト掛けぬか? 今後の事も考えれば、覚えておいた方が良い魔術でもあるしのう」

「……え?」

「いや、情報としてそういった情報を脳内にぶち込んでおくのは非常に楽じゃぞ? どうしても間違えられぬ情報等は記憶に処置を施しておくのはこの世界では常識じゃ。お主らには戦闘でも頑張って貰わねばならぬし、勉学に時間を使い過ぎて戦闘力を落としては余にもカイトにも負担じゃからな」


 ティナが語ったのは、軍事作戦行動等で重要かつミスが許されない兵士たちには当たり前の事だった。こういった情報に万が一記憶違いが生じれば、即座に自他の命に影響しかねない。

 それ故、軍人たちは記憶力を魔術で補助して、脳内にしっかり情報として保持しておく事が出来る魔術を使用するのが通例だった。

 この次の瞬間。全員――瞬や一緒に居た綾崎等の上級生達を含み――勢い良く頭を下げたのは、言うまでもない事だった。


「是非、お願いします!」

「う、うむ。では帰ってから講習を行おう……が、かなり難しい魔術じゃから、習得は困難を極める。少々時間が掛かる事は、覚悟しておけよ」


 実は全員密かに自分達が地球に帰った後の勉強については不安視していたのだ。それが楽にかつ確実に補助されることは即ち後顧の憂いを絶つことだったのである。まあ『楽に』が重要だったのだが。

 しかも覚えておけば帰ってからの勉強にも応用出来そうなのだ。本性としては学生である彼らにとって、このティナの提案は今までに得たどんな魔術よりも実用性の高い魔術に思えたのだった。


「じゃが、一度勉強せねばならぬのは変わらぬぞ?」

「ぐ……じゃあ、結局?」

「家庭教師はしてやろう」

「カイト、何故今までお前はずっと魔術を黙ってやがったー!」


 魅衣の言葉に返したティナに、ソラの心からの叫び声が部屋に響く。そう、カイトもティナも授業はずっとこれを使用していた為、異世界でもう一度復習するが必要ないのだ。それに対してソラ達は今からもう一度勉強をしなおさなければならない。

 とは言え、カイトとティナの場合元々が地球の知識を持ち帰る事が目的なので、地球での勉学はある種仕事だ。忘れない様に処置しておくのは当然だった。

 尚、二人は天桜学園入学後には天桜学園大学にある日本有数の大図書館にも出入りしている為、並の学者以上に各分野に精通している。


「あ、あはは」


 そんな学生的な一同を見て、カナンは苦笑するしかない。彼女は元々マクスウェル領出身では無い為、字は書けないし、そもそも必要性は感じていない。普通に勉強に苦慮する姿は少し羨ましくはあったが、それでも自分もそうなろうとは考えていない。

 彼女は冒険者としての仕事にやりがいを感じている。依頼を達成した時には感謝されるし、土地土地で会う様々な人々には心惹かれる。そのことには変えられない様な気がしたのだった。それに文字の練習や冒険者の活動で必要となる算数等の多少の勉強であれば、カシム達が教えてくれていた。これ以上必要か、と考えたのである。

 そうして、そんな一同は再び気を取り直して、桜のインタビューを読み始める。どうやら連載企画らしく、前回は桜田校長らしい。そうして、一同は記事を読み進めていくのだった。


「……待て。これ、俺の名前じゃないか?」

「む?」

「え?」


 瞬の驚愕に、一同が後ろを振り向いた。実は彼は速読――と言っても他人より少し早い程度――が得意で一足先に読み終えていて、村長宅にあった連載企画開始時点の新聞を村長に頼んで貰ってきて読んでいたのだ。そうして瞬が読んでいた新聞を一同が覗き込み、瞬が指さす連載企画の名前一覧を確認する。するとそこには確かに、瞬の名前が記載されていた。


「……確かに、先輩の名前っすね」

「……何故、しかも、再来週だと?」

「聞いてなかったんっすか?」

「ああ、まったく」


 ソラの問い掛けに、瞬が頷く。まあインタビューさえ把握していなかったのだから、当然だ。


「ティナちゃん、知らない?」

「む……そういえば当分カイトと連絡を取り合っておらんのう。聞いてみるか」


 実は出発してよりカイトと連絡を取り合っていなかったティナは、今回の一件もあって少し現状を問い合わせる事にする。そうして暫くの念話の後、彼女が口を開いた。


「どうやら出発後直ぐに決まったらしいのう。お主には帰って来てから伝えるつもりじゃったそうじゃ。この新聞社は地方紙としてはかなりの部数を誇っておるからのう。政治的に偏ってもおらぬし、学園と魔導学園の交流を考え、許可を出した様じゃ」

「そ、そうなのか……で、何故俺なんだ?」


 瞬も聞けば納得の出来る事だった。学園の公表が為されて既に数ヶ月。そろそろ人払いの結界を弱めて外部との交流を持ち始めよう、という動きが出ていたのだ。その為にまずは同じ学校機関である魔導学園との関係を持つのが良いだろう、と判断したのだった。今回のインタビューへの許可はそれ故の物だった。


「お主、部活連合会の会頭じゃろ」

「……おぉ、そういえばそうだったな」


 ティナの指摘に、はっ、と瞬が自分がそんな役職であった事を思い出す。生徒会が一応学園の経営に携わって活動しているのに対して、部活連合は滅多に活動していないどころか、ほぼ冒険部に吸収されている。それ故、今の瞬としては運動部連合会会頭というより、冒険部副部長兼サブ・ギルドマスターとしての意識がすっかり定着してしまったのである。

 まあ、マネージャー達に仕事を割り振った事で殆どの書類仕事が無くなって学園の業務に携わる事が少なくなり、すっかり会頭としての意識が欠落した事も大きかった。


「しまったな……インタビュー内容なんて考えていないぞ……」


 瞬が頭を悩ませる。だが、考えても仕方がない事だと直ぐに割り切る。なにせ慣れっこだったからだ。彼は日本で最も有名な陸上選手だ。それ故、テレビ出演もやったし、インタビューは何度も受けていた。


「まあ、なるようになるか」

「所詮お主が記事にするわけでもない。聞かれた事を答えれば良いじゃろう」

「わかっている。これでも慣れているからな」


 その意見に、瞬が笑みを浮かべて答えた。そうして瞬が再度新聞の読破に戻ったので、一同もそれに従って自分が読んでいた記事に戻るのだった。

 それから数日後。一同はカナンを引き連れ道中さしたる問題もなく、マクスウェルへと帰還するのだった。

 お読み頂き有難う御座いました。今日の断章は21時更新です。

 次回予告:第481話『残った者達』

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