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影の勇者の再冒険 ~~Re-Tale of the Brave~~  作者: ヒマジン
第二十一章 皇王の血脈編
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第390話 女傑 ――フロル――

 カイトとティナが皇国研究員イクサ、皇女ヴェールによる来訪を受けた数日後。カイトは予ての打ち合わせ通り、皇帝レオンハルトと武術の試合を行う事になった。

 しかし、その試合の前に、1つ予定外の試合が行われる事となる。瞬と戦乙女戦団(ヴァルキュリア)第2兵団長フロルの試合だ。


「先輩。わかっていると思うが、相手は圧倒的に格上。幾ら先輩が新たな力を得たと言えど、勝ち目はほぼゼロだと思っておくべきだ。ならば、取るべき手段はわかるな?」

「ああ、わかっている」


 グローブを身に付け、一度調子を確認する溜めに槍を創り出した瞬が、カイトのアドバイスに頷いた。自身はカイトの威圧に膝を屈しそうになったが、相手となるフロルは気圧されさえしなかったのだ。それだけでも、力量差は明らかだ。それを、瞬はしっかりと把握していた。


「全く、ユスティーナは妙な事をやらせる」

「目を掛けられていると思え。いや、それ以前にこんな機会は滅多に無い。どんと胸を借りるつもりでぶつかっていけ」

「お前な……」


 何処か他人事の様に語るカイトに、瞬が呆れて何か言おうとしたが、やめる。そもそもカイトには他人事であるし、カイトの言った事は事実だ。そもそも最終的に受ける判断をしたのは自分なのだ。


「先輩は格上との戦闘経験が少ない。どう生き残るか、を見極めろ。今回の場合、思い起こすのはソラだ。あいつは、生き残る事にかけては、学園一だ」


 用意を進める瞬へと、カイトがアドバイスを送る。ソラは天桜学園で一番の盾使いだ。それ故、彼は誰よりも、カウンターを狙う為に敵の動きを見る事に長けていた。

 だが逆に、瞬はそこが足りていないのであった。彼は攻め一辺倒の戦い方だ。ソラとは真逆に、彼の戦い方は如何に自分のペースに持ち込むか、だった。


「ああ、わかった……良し」


 カイトの言葉に、瞬が頷いて、最後の確認として、防具と模擬戦用の魔石が取り付けられた指輪がしっかりと取り付けられているかを確認する。どうやら問題は無かったらしく、気合を入れて立ち上がった。


「まあ、せいぜい今の自分の実力を試してくるさ」


 瞬はそう言って軽口を叩いて、皇族用に作られた訓練場へと降りていくのであった。




「……勝ち目はあり得ますか?」


 まるでコロッセオの様な円形の修練場の一角。皇帝の修練に巻き込まれない様に作られた観覧用の席で、リィルがカイトに問いかけた。

 修練場は全て魔法金属で作られており、皇国最強と言われる皇帝が鍛錬するのに耐えられる仕組みであった。


「無い。今の二人の実力差は天と地以上の差が開いている。先輩の攻撃があたっても障壁で無効化されるだろうし、そもそも一撃でも当てられれば御の字だ」

「やはり、そうですか……」


 分かっていた事であるが、リィルにとってやはり瞬は一番弟子だ。負けると断言されては少し残念そうであった。そんな少し落ち込んだリィルに対し、カイトが少しだけ悪戯っぽい笑みを浮かべて問いかけた。


「……あの後、二人で話したか?」


 その瞬間、リィルは周囲の耳目――特にユリィはわざわざ小型化してカイトの肩に腰掛けていた――が自分に集まった事を気配で把握して、瞬間湯沸器みたく一気に真っ赤に頬を染める。そして、何処か悪戯っぽい笑みを浮かべる主を少しだけ恨みがましく睨み、小さく横に首を振る。


「……いえ」


 真っ赤になって言った言葉に父のブラスはほっと一安心であったが、周囲の女性陣は少しだけ鼻白んだ。まあ、そう言ってもなにせお相手が瞬だ。これが当たり前のようにも思えた。


「そうか。ま、さすがにオレより二人の方がお互いを良く知っているだろ。別にウチは政略結婚を命じる事は無いから、自由にやれ。やれ、と言っても」

「カイト。ちょっと下品だからそこでストップ」

「……はい、ありがとうございます」


 ユリィがカイトの口をふさぎ、リィルが少し苦笑する。が、それでもリィルはカイトから聞いた答えに、少しだけ嬉しそうに礼を言った。

 幾ら高名な槍使いとは言え、彼女も乙女だ。自分の意中の相手と結婚したいという願望は、普通の少女と変わらないのである。主から直々に許可が出たのであれば、公的に何も躊躇うことが無くなったのであった。

 本来、大英雄の子孫かつ子爵令嬢ともなれば政略結婚も大いにあり得る。しかし、マクダウェル公爵家とそれに連なる家臣団では領主であるカイトがそういった物を殆ど引き受けている為、基本的には自由恋愛が許されるという、貴族社会である皇国でもかなり特異な領土なのであった。

 まあ、それ以前に政略結婚が盛んでは無いエンテシア皇国なのであるが、その中でも一番盛んでは無いのが、カイト達マクダウェル家だったのである。


「ま、やれとか言ってもさすがに今はガキ作んなよ」

「え、いや、あの、その……」


 その光景を想像したのか、リィルが再び真っ赤に頬を染める。そんな事を言ったカイトに、ユリィが呆れて耳を抓る。口から手を離した瞬間にこれなのだ。呆れられるのは、無理も無かった。


「カイトー、おっさん臭い……と言うか、セクハラだよ、それ」

「あ? 重要なんだよ、結構。お前だって知ってんだろ? 学園で出来ちゃった話は」

「あー、あれね……」


 当の事件を思い出したユリィが、カイトの言いたい事を把握する。随分と昔に感じるユリィだが、実際には報告が上がった時点から見てもまだ地球での体感時間で半年も経過していない。それ故、確かにこれは意外と重要だった、と思い直したのである。


「今エンゲル係数上がっちゃうと、面倒だもんねー……」

「そっちもそうだし、リィルという戦力が消えるという切実な問題も……」


 若干自給自足の目処が立ち始めたといえど、冒険部、ひいては天桜学園は金銭的、知識的等かなりの面でかなりかつかつの状況だ。この状況でもしエンゲル係数が増える事は、かなりの負担となるのであった。

 更には、リィルは公爵軍でも有数の戦士だ。身勝手ではあるが、今の状況で産休を取られても、かなり困るのであった。まあ、これは彼女の有能さを告げている物でもあるので、リィルとしては、良し悪しは判断しにくいだろう。


「そっちは最悪瞬に責任取らせれば?」

「あー、マジでそろそろ質のいい武具を買い揃えさせるか……」


 そうして公爵家トップ二人は幾つものプランを練り始める。当の本人達は置いてけぼりであった。そうして、そんな話をしている内に、瞬とフロルの二人が修練場へと降りてきたのであった。




「さて、実力は……高々ランクBってとこかね。筋肉馬鹿の皇子を破ったなら、Bの下位でもいいとこ、か……いや、あの場合相性もあったから、ランクCの壁ギリギリ、の可能性もあるかねぇ……」


 瞬と相対して、フロルは準備運動代わりに首を鳴らす。彼女の装備はハインリッヒの物よりも少し大きめの両手剣に魔結晶(オリハルコン)製のブレストプレート、更にその下に赤系統の着色がなされた魔力糸製の上下を身に纏っている。

 尚、更にブレストプレートと服の更に下には魔法銀(ミスリル)製の鎖帷子を着込んでおり、防御力を高めつつも動きやすさを損なっていなかった。これは軽装の戦士の基本的な装いの一つで、何ら可怪しい点は無かった。


「さて……見たところ人間だと思うが……」


 戦闘が始まる少しの間。息を整えながら、瞬がフロルを観察する。フロルの外見には獣耳や尻尾、龍眼等目立った異種族の特徴は無く、自分達人間と殆ど同じに見えた。

 事実、彼女は混血ではあるが人間に近い混血で、そういった意味では瞬と土台の差は殆ど無いと言える。違いといえば若干寿命が長かったり老いの速度が違ったり、という程度だ。

 対する瞬の装備は普段の地竜の皮で出来た軽鎧に、投槍を創り出す為の魔石付きグローブだけだ。さすがにまだ冒険部の予算では貴重な魔力糸や魔法銀(ミスリル)製の鎖帷子をふんだんに使用した衣服は購入出来ない為、内側の服は普通の大量生産品を冒険部で改良した物だ。防御よりも、回避に重点を置いた装備である。


「勝率はゼロ。ならば……」


 瞬はそう言うと、目を閉じて心を落ち着ける。数度深呼吸を繰り返し、自身が新たに手に入れた力を使う為、準備を整える。

 そう、何も瞬は何の前動作無しでも<<雷炎武・弐式(らいえんぶ・にしき)>>を使える様になった訳ではない。当たり前だが、準備が必要なのである。

 そうして、彼が目を見開くと同時に、修練場に備え付けられた拡声器型魔導具から皇帝レオンハルトの声が響いた。


『では、始め!』


 その言葉を合図に、瞬が雷と化し、その手に持った槍が焔と化す。そうして、槍を前に突き出し雷の速度をもってして、一気にフロルとの距離を駆け抜ける。


「はっ!」


 一条の雷と化した瞬だが、彼の速度はフロルにとってすれば何ら問題となる速度ではない。真実雷の速度に匹敵しようとも、彼女にとっては、対処出来る速度に過ぎないのだ。


「ほっ、なかなかに速いね」


 雷と化した瞬の突撃だが、フロルはそれを難なく両手剣で槍の軌道を逸らした。しかし、この展開は瞬にとっても予め分かっていた事なので、彼は驚くこと無く次の行動に移る。相手が格上とわかっているのなら、驚く必要が無かったのである。


「はっ! たっ!」


 フロルの前面に立った瞬は何ら迷うこと無く、槍を連続して突き出す。雷と化した彼の一突きは既に音速を超えるが、力に一切の無駄を無くした彼の攻撃は風をも貫き、そよ風さえ生じさせない。しかし、それをもってしてもフロルには届かない。


「ははっ! こりゃなかなかに速い! あんたが男じゃ無かったら部隊にスカウトしたいくらいだよ!」


 瞬の技量を見て顔に笑みを浮かべたフロルは、一歩も動くこと無く瞬の攻撃を両手剣で防ぎきる。武器の取り回しでは瞬の方が有利なのに、大きめの両手剣の速度を上回れない。そうして二人の間で響く剣戟の音が二桁を優に超え、更に二人の攻防は続いていくのであった。




「ちょ! 先輩はあれでいいのかよ!」


 攻撃のみ、一切の防御を無視した瞬の行動に、翔が目を見開いて驚いてカイトに尋ねた。今はフロルが様子見で攻撃を行っていないから良い様なものだが、一気に攻撃に映られれば負けが確定してしまう様に見えたのだ。


「いや、あれが正解だ」


 この翔の質問に答えたのは、なんと皇帝レオンハルトその人であった。この皇帝レオンハルトの言葉だが、同じような疑問を浮かべていたソラ達を除いた誰も異論は唱えなかった。


「え? あ、は、はぁ……そうなんですか?」


 まさか皇帝レオンハルトから答えが返ってくるとは思っていなかった翔は、間抜けな返事を返してなるべく失礼の無い様にこころがけて問いかけた。それに、皇帝レオンハルトが頷いて認めると、翔に対して逆に問いかけを返した。


「1つ問おう。君はフロルの攻撃を防ぐ……いや、躱す事が出来るかね?」

「……無理、です」


 笑みを浮かべた皇帝レオンハルトの言葉に、翔は瞬とフロルの戦闘へと視線を戻し、そして彼女の顔に浮かぶ余裕の笑みを見た。

 翔自身ではあの至近距離からでは超音速の瞬の攻撃でも躱しきれるかわからないのに、それに両手剣で余裕で対応しきるフロルの攻撃を躱しきれるとは思えなかった。そして、それは皇帝レオンハルトから見ても、至極当然な答えであった。


「で、あろうな。さて、では重ねて問おう。諸君らはそんな中で、防御に意味があると思うかね?」


 ふと気付けば翔だけでなくソラ達も聞き入っていたので、皇帝レオンハルトは今度は全員に問い掛ける。そうしてお互いに顔を見合わせる翔達だが、皇帝レオンハルトの望み通り、間違った答えを答えた。


「攻撃を全て捨てて、防御に回ればなんとか耐える事が出来るのでは?」

「それは意味が無い、と言ったのだ。そもそも相手は格上。防御の上から叩き潰される相手だ。そんな相手にスタミナを消費する持久戦を強いてどうする?」


 一同を代表して答えた翔だが、皇帝レオンハルトの言葉を聞いて少しだけ考えこむ。しかし、答えは出なかった。地力も技術も全てが相手の方が上なのだ。次の手が考えつかなかったのである。そうして、悩みこんだ翔に、皇帝レオンハルトが告げる。


「簡単よ。どうやっても一撃で敗北は確定。ならば、始めから全力で攻撃のみに集中し、万が一の勝ちを拾いに行くのだ。暗殺者でも無いのに、封殺なぞそもそも不可能。守りに入った時点で敗北よ……5分と見るが、どうか」

「私は6分半、かと」


 皇帝レオンハルトは解説の最後に、自身の予想を付け加える。それを聞いた皇国側の者達はおおよその予想と同じであったので異論は無かった。だが、これに異論を言ったのはカイトだ。


「ほう?」


 ここで初めて試合から目を離した皇帝レオンハルトだが笑みを浮かべたカイトの顔を見て、皇帝レオンハルトも笑みを浮かべ皇帝レオンハルトの予想の半分を折り返した試合へと、二人は再び視線を戻したのであった。




「たたたたたっ!」


 皇帝レオンハルトの読み通り、瞬は全力で一呼吸毎に槍を突き出していく。音速を遥かに超えた一撃は既に彼の可能な全速に達しており、後はどこまで魔力が保つかだけである。


「……ま、こんなもんかね」


 余裕の笑みを浮かべて連撃に対応していたフロルだが、瞬が漸く終着点に達したらしい事を悟る。フロルは別に持久戦に付き合うつもりは無い――と言うか持久戦でも勝てる――ので、ここらで攻撃に移るか、と瞬の攻撃を防いだと同時に槍ごと瞬を吹き飛ばして、そのまま勝敗を決める事にする。

 そうして、自身が望む一撃が来たのを見て取ったフロルはそれに合わせて今まで以上の力を込めて、槍を迎撃すべく両手剣を振りかぶった。


「なっ!」


 そうしてフロルが得たのは驚きだ。槍と両手剣が衝突する瞬間、槍が消失したのである。まさか槍が無くなると思っていなかった彼女は、驚きから自身の体捌きを制御しきれずにたたらを踏む。この戦いで初めて、彼女が動いた瞬間であった。

 それを見た瞬は、こちらもこの戦いで初めて笑みを浮かべる。それはフロルと同じ、獰猛な笑みであった。しかし、彼はそれに満足せず再び槍を創り出すと連撃を再開する。


「何が……」


 再び繰り出される連撃に対処しながら、フロルは今の現象を把握すべく知恵を巡らせる。フロルはいきなり消えた瞬の攻撃に対して警戒せざるを得なかった為、一撃一撃に対する反応が僅かにだが遅れる事になる。そうして幾度か応酬している内に答えは出たのだが、その答えに少しだけ笑みを浮かべる。


「ちっ、面倒だね」


 忌々しげに舌打ちした彼女だが、顔に浮かぶのは笑みだ。この戦いで初めて、彼女は楽しげな笑みを浮かべていた。そうしてどうするかを考えた彼女だが、その答えは直ぐに出た。


「ま、ごほーびだ」


 彼女は瞬の攻撃を受けて楽しげな笑みを浮かべて言う。それに瞬は警戒するが、攻撃の手を緩めることはしない。そうして、先ほどと同じ軌道を辿る一撃を放ち、再びフロルが迎撃に移ったのを見た瞬。衝突の瞬間に再び武器を消失させる。


「はっ!」


 しかし、今度はフロルはたたらを踏む事は無い。瞬とてそれは分かっていたので驚きは無い。そうして瞬は再び攻撃に移ろうとして、フロルの右手が自身の胸に当たった事を感じる。彼女は振りかぶった両手剣から右手を離していたのだ。


「ぐぉおおおお!」

「つっ、やるねぇ! まだ、抗うか!」


 痛みはあるのだろう。獰猛な雄叫びを上げながら苦悶の表情を浮かべ、自身の右手の一撃を堪えようとする瞬に対して、フロルが思わず瞠目して、笑みを浮かべる。

 瞬は自らの顕現させた槍に纏わせていた炎を自らの身体に戻して雷炎を身に纏い、二つの加護の力を使って強引にその場に踏みとどまっていたのである。しかも、いつの間にか両手に二つの槍を創り出し、地面に突き刺して、不退転の決意を露わにしていた。

 もはや敗北は決まっているというのに、大した意地、いや、負けん気だった。そんな瞬の顔に、思わずフロルが見惚れてしまう。そうして、彼女は瞬に最大の賛辞を送った。


「良いねぇ、その負けたくないって顔。ほんとにいい男だ……あんたはこれからもっともっと強くなれる。だから、敢えて言ってあげるよ。上を知りな! はぁあああ!」


 何処か楽しげなフロルが、瞬に告げて、裂帛の気合を入れる。そしてその声が修練場に響き渡ると同時に彼女の右手から光が溢れ、瞬の二つの槍が砕け散り、ついに押し負けて瞬の身体が吹き飛んだ。

 そうして彼は一気に100メートル以上も吹き飛んで、何度も地面を転がって、壁に激突して、気絶したのであった。時間はおおよそ6分半と少し。ほぼカイトの予想通りであった。

 お読み頂き有難う御座いました。

 次回予告:第391話『皇帝の系譜』


 2016年3月21日 追記

・誤表記修正

 『衣服やは購入~』となっていた部分を『衣服は購入~』に修正

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