表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
367/3887

第347話 閑話 未だ語られぬ物語

 今日から新章スタートです。

 今回もまた、過去語りの形式を一部採用しています。ご了承ください。

 カイトが勇者となり地球に帰還するより、ずっと昔。まだこれはカイトが勇者となる以前の話だ。


「……大昔の話、じゃ……今よりも遥かに……そうじゃな。400年ぐらい前の話、という所じゃろう」


 この世界で最も高貴と呼ばれる純白の姫君が、意を決して口を開く。だが、その場に居たのは、純白の姫君だけでは無い。黄金の女王も、真紅の女帝も、その場に居た。

 彼女らが語ろうとしているのは、今ではもはやこの世界では誰も知らない、それこそ消された歴史だ。消された。それはつまり、何らかの意図を以って消去された、という事だ。


『まだ、全ては理解していない……一度、お前から語ってやれ』


 声が響いて、それに、純白の姫君が頷く。語らなければならない。それを思ったからこそ、彼女らがここに集まったのだ。そうして、もはや彼女ら以外殆ど誰も知らない、過去の物語が、語られ始めるのだった。




『誰か、助けてくれ……』


 弱く、か細い声が深い森の中に響く。それは、かなり若い、いや、まだかろうじて少年と呼べる年頃の男の物であった。年の頃はまだミドルティーンという所だろう。

 彼は血の跡を残しながら深い森の中を必死の表情で彷徨い、助けを求める。しかし、それは誰にも届かない。周囲には人影は無く、小さな影があったとしても、それは彼では決して、いや、彼で無くても普通の者ならば抗えぬ魔の者の姿であった。

 彼は白銀の髪を、端正な顔を、整った肉体をその眼と同じ真紅に染めて、ボロボロになった白い簡素な服と同じぐらいにボロボロな身体に鞭を打つ。

 しかし、それでもその手に抱えた金色の美女を必死に抱きかかえていた。その女性には目立った傷は無いが顔は真っ青で吐く息は浅く、誰が見ても二人共死人寸前であった。


『……ごめん……ごめんよ……』


 男が涙を流しながら、抱きしめた女に対して謝罪する。先ほどから端正な顔に似合った綺麗な声で繰り返される言葉は、謝罪と、決して来ないと理解している助けを求める小さな声だけだ。


『誰か……助けてくれ!』


 いよいよ森が深くなり、魔の者の影さえ無くなった頃。彼は遂に膝をついた。大粒の涙を流して声を張り上げて助けを求めるが、それは誰にも届くことは無い。

 いや、届いては居た。ただ単に、それは彼が望む相手では無かっただけだ。当たり前だ。彼は知る由もないが、ここは強大な力を持つ者達の住処だ。彼の眼から見ても強大な力を持つ何かが、男の前に舞い降りた。


『……ごめん。オレはお前一人も守れない……』


 男は目の前に現れた圧倒的な威厳を有する巨体を見て、もう終わりなのだ、と理解する。まあ、仕方がない。なにせ舞い降りたのは、彼で無くても、この場に住まう強大な者達が死と認識する相手だ。

 そうして諦めた男は、諦めを振り払うために、抱えた女性に口付けする。そうして男が女を強く抱きとめたのを見て、自分は思う。そんな状況でも女を守ろうとするか、と。そこまでその女が愛しいのか、と。


『なぁ、一個、聞いてくれないか』


 男は言う。喩えそれが聞き届けられないと分かっていても、僅かな可能性に賭けたかったのだ。それさえも無理だ、と自分を見て思っていた様だ。当たり前だ。自分は、死の権化。死に瀕した彼には、それがよく理解出来たのだろう。


『オレを食うなら食うで構わない。だからさ……こいつだけは助けてくれ』


 生きることを諦めたのではなく、生かすために、自分の目をしっかりと見据えるその穏やかで、それでいて強い意思の篭った瞳を見て、自分は男に興味を抱いた。そうして、興味を抱いた自分に驚きつつも、数万年ぶりに自分の口で声を出した。


『問おう。汝、自らでは無く、その女を助けたいと願うか?』


 男は気付いていた。既に自らの手の中の女がまっとうな手段を用いては助からない事に。しかし、それでも問い掛けられた問いに目を見開いた。


『!? 助けてくれるのか!? 頼む、こいつを助けてくれ!』


 傷だらけでボロボロの手で段々と冷たくなっていく女性を抱きしめて、男が降って湧いた希望に飛びついた。そこには一切自らを鑑みる気持ちが無く、自分はそれに更に興味を抱く。

 そうして浮かんだのは笑みだったのか、もはや覚えてはいないが、多分、笑みだったのだろう。しかし、一つ覚えている事がある。男の顔には希望とも思える光が宿っていた。


『このままでは汝も死ぬぞ?』


 とは言え、ただ単に助けるのでは、独善だ。だからこそ、自らは対価を求める。それは興味を抱いた事に対する問いかけだった。

 男は自らの腕の中の女こそが死に体であると思っていたようだが、自分の目からみれば、男の方が死に体であった。


『そりゃ、困るけど……オレはこいつに助けられたから、さ。それに……』


 続く言葉は若干照れた顔で小さく告げられて、それは自分の望む答えであった。それは幾星霜人の世を見ても、理解できなかった物の中で最大の一つだ。そうして、小さな、しかしはっきりとした答えを聞いて、男は頭を下げる。


『だから……頼む!』


 だから、自分は構わない。言外に語られた言葉に、自分はなおさらの興味を抱く。それは自分にとって、対価足り得た。そうして、自分はこの世界で自分の許される権能を、かなり久しぶりに、おそらく数億年か数兆年ぶりに恣意的に行使することにする。

 とは言え、それは彼には奇跡に映ったらしい。まあ、無理も無い、とも思う。なにせまっとうな手段では既に助からないだろう二人をいとも簡単に助けてみせたのだ。それに、男は目を見開き、起きた事を呆然と受け入れるだけだった。


『うそ……だろ……』


 男の腕の中で、真っ青だった女の顔は血の気を取り戻し、浅く、短かった呼吸も穏やかなものに変わる。そうして、更に男は自らの身体に起こった異変に気付いた。

 身体中傷だらけだった彼の身体の傷が消え、体力も戻っていた。血や様々な汚れが染み付き、ボロボロだった服は綺麗に変わり、何処か実験服に似た簡素な姿を取り戻す。


『……あれ?』

『別にどちらかしか助けぬとは言っていない……自らが死地にありて尚、女を助けようとする。その感情は如何なり?』


 ボロボロだった自分まで元通りになった事に唖然としていた男だが、助けてくれた存在の質問に顔を上げる。


『え?……あー、愛?』


 何処か照れた表情で、血の気を取り戻した男がボソリと答える。どうやら小さな声だったのは、体力的に限界だった事と、意を決して、だからだったのだろう。

 とは言え、自分にはその『愛』という物が、この世で最も理解出来ない物の一つだった。それ故、更に質問を続ける。無限の時を有する自分にとって、知識欲だけが、数少ない暇潰しだった。それは自分にとって十分に対価足り得たのである。


『愛とは如何に?』

『は? んー……なんだろ』


 自分の問い掛けに、男が空を見上げて、首を傾げる。確かに今にして思えば、大真面目に『愛』とは何か、と問われても答えられる奴はそうは居ない。とは言え、彼も真剣に考え始めていた様だ。そうして、暫くの間、この二人の組み合わせでは決して答えが出ない様な問題に取り掛かる事になるのだった。







 それから、暫くの間。自分と男は話し合う事にした。そうして幾日が経過したのか、長い時を経た自分には些細な事であったが、少なくとも1ヶ月2ヶ月では無かっただろう。この日も、また二人で話し合っていた。


『ふむ……我はその様な存在には巡り合った事は無い』


 自分はこうやってこの男と話している自分に今度は興味を抱き、尚更男との話し合いを望む。男の方は助けてくれた自分に懐いたのか、人懐っこい笑みを浮かべて自分との話を嬉しそうに楽しんでいる。

 彼はあの後、目覚めた女と共に森の片隅に自分が作った――自分の基準では――質素な小屋で暮らしていた。幸いにして、この場は実は危険な森の中で、最も安全な場所だった。如何な危険動物も、強大な力を持つ魔物も、存在していない。まあ、自分の住処なのだから、当然だ。なので男は時々時間が出来た時には、自分の下へと訪れるのが慣例となっていた。


『そっか……』


 何処か考えこむ様に告げられた言葉に、男が少しだけ残念そうに答えた。どうやら彼にはそんな存在がたくさん居るらしい。そうして、笑いながら、自分の顔を見て問い掛ける。


『ま、でも今はオレが友達だろ? この世界で一番始めの、友達だ』


 そう告げた男は、端正な顔に人懐っこい笑顔を浮かべ、自分に笑い掛ける。それに、自分は彼とは別の笑みを浮かべる。


『くくく、我と友と?』

『え?』


 傲慢に笑う自分に、男が少しだけ傷ついた顔になる。これもまた、驚いた事だ。自分がこの様に傲慢な態度を取っていたとは、全く思っていなかった。

 いや、おそらくかなり昔から取っていたのだろうが、こうして自分では無い他者があって始めて気づけた事なのだ、と幾星霜の月日の中で初めて、気付かされた。

 とは言え、ここで浮かべているこの傲慢な笑みは冗談の笑みだ。ただ単に、男をからかっているだけだ。そうして冗談を言う自分もまた、興味の対象であった。


『ち、違うの?』

『さて、な』


 そうして笑みを浮かべる自分に、男は漸くからかわれていただけと気付いて、何処か拗ねた顔になる。そうして、更に数ヶ月。遂にその時が訪れた。それは当たり前だが、別れの時だった。


『どうするつもりだ?』

『……出てくよ。戦うつもりだけど……友達に迷惑掛けたくないし、さ』


 その報せを聞いた男は、意を決した男の顔で自分に告げる。出発間際になって、救った金色の美女と共に、別れの挨拶に来ていたのである。


『……少し待て』


 自分は一緒に行けない事は、自分も男も百も承知だ。いや、男の方はおそらく、直感で把握していた。だから、長い生涯で初めて、自らの意思で自らの仲間と呼べる存在に声を掛けた。そうしてまず、返って来たのは驚きだ。


『びっくりした……寝ぼけたかと思った』

『……安心しろ。寝ている場合は余も寝ている……まさか、貴様から声が掛かってくるとは』

『ふむ……妾は起きておると思うが。で、なんじゃ、もしや明日唐突に世界が終わるとでも言うのか? 何時も言うが、もう少し早めに言えと言うておろうに。天族や神族の者共にも少しは目を掛けておる奴がおる。その者を忘れぬ様にせねばならん』


 驚いた感情と共に、三人の女の声が響く。それほどまでに自分が声を掛けるのは珍しい事だったらしい。そんな彼女らに、自分は気付かず、少しだけ苦笑した。とは言え、そんな自分に気付くことも無く、会話は進んでいく。


『それは無いだろう。今のところ地質や大精霊達は異変を言っていない』

『ふむ……まあ、それはそれで良いわ。別段儂らは皆、根無し草よ……この世界が滅んだ所で特段の被害はあるまい』

『確かに。で、要件は何だ?』


 二人の男が女の言葉に意見を言い、漸く自分に問い掛けてきた。


『誰か暇な奴はいるか? 少々手を貸したい者が居る』


 自分の問い掛けに、今度は全員が同時に驚きを露わにする。まあ、仕方がない事ではあるだろう。なにせこんな事は自分達の幾星霜の中で、ただの一度もなかった事だ。そうして、暫くの驚愕の後、快活な笑い声と共に、女の一人が立候補した。


『はははは! まさかお前からそんな言葉が聞けるとは! いいぞ、余が行こうではないか!』


 この集団の中では、女二人がそれなりに世界に関わる方だった。だから、その片方はこの要望に簡単に乗ったのである。

 まあ、どちらにせよ自分達は世界がどうなっていようとも、暇なのだ。自分が手を貸したいと言ったほどの存在とは良い暇潰し、とでも思ったのだろう。


『場所は?』

『我の居る所だ』

『あそこか……すごい場所に行けた者が居たものだ』


 そこで、6人の会話は途絶える。どちらにせよ議題はこれで終わりだ。男二人は興味もなかったらしいし、女二人も彼女に任せる事にして、後で話でも聞くか、と考えたのだろう。そうして直ぐに、自分の前に見上げても全貌が見えない程の真紅の巨体が現れた。


『……へ?』


 男はいきなり現れた巨大な真紅の龍に、ぽかん、と間抜けな顔を浮かべる。しかし、それは男だけだ。女の方は、飛来した真紅の巨体を見てその正体に気づき、次いで自分を見る。その顔には驚愕が刻まれており、この世界に生きる全ての者が自身らに抱く畏敬の念が浮かんでいた。


『すっげ! 誰!』

『……む?』


 男が輝く笑みを浮かべて自分に問いかけた。そうして、男が自分に問い掛けた事に、真紅の女龍が首を傾げた。自分の事を知らない存在がこの世界に居るなんて、という疑問だった。

 なにせ、一目見ただけでも自分こそがそれなのだ、と分かるだけの風格が備わっていたのだ。それに気付いても答えに辿り着かない彼に疑問を抱くのは当然だった。


『興味が湧いたか?』

『何故、余の事を知らぬ?』


 それを自分は、待ってましたとばかりに、真紅の女龍に告げる。この時の表情は今でも覚えている。かなり自慢気な顔だった。


『コヤツは異世界よりの者よ』

『ほう、珍しいな……』

『貴様が気づかないだけで、珍しいわけではない。正確には2日前にも小石が転移して入れ替わっている』


 何処か楽しげな声に、女龍が物珍しそうに自分を見る。その時、自分は気付いていなかったが、それはこの男を珍しいと言っているのではなく、感情を滲ませた自分こそを珍しいと言っている物であった。

 とは言え、女龍はそれを指摘しない。だからこそ、自分の答えはちんぷんかんぷんな物だった。そうして、そんな自分に対して、真紅の女龍が問い掛けた。


『で、よ。余にどうして欲しいのだ?』

『何、少し助けてやって欲しいのだ。世界に抗う、と言っている』

『ほう?』


 真紅の女龍は、その言葉に男を観察するようにじっくりと見据えた。そうして、真紅の瞳に射抜かれた男は、何処か居心地の悪そうな顔をする。


『ふむ……』


 そうして彼女は今度は真紅の髪と眼を持つとんでもない美貌を持った女性の姿を取った。


『問おうか。抗って、どうする? どうやって、抗う?』

『え?……どうしよっか?』

『む……』


 抗う事は決めていても、抗ってどうするのかは考えていなかったらしい。男は少しだけ考えて、あっけらかんと横に自分に問い掛けた。そうしてそれを受けて、自分も思わず首を傾げる。

 これは流石に真紅の女が、あっけにとられた。実はどうするのか、までは自分も男も実は考えていなかった。取り敢えず誰かが知恵を貸してくれるだろう、と思っていただけだった。


『お、おい……』

『……どうするつもりだ?』


 真紅の女に睨まれて流石に居心地が悪い自分も、男に問い掛ける。自分はここからは動けないからこそ、力を貸してくれるだろう存在に頼ったのだ。

 というわけで、さすがにどうするつもりなのか自分が決めるわけにもいかず、今度は自分も男に問い掛ける。そうして、暫くの後、男が顔を上げて、方針を決める。それは当たり前の道理だった。


『とりあえず、逃げてから考える。まずは、逃げないとな』

『む……確かに、違いない。で、誰から逃げるのだ?』

『えーっと……なんだっけ……マンゴー帝国?』


 言われてみれば、道理だった。なにせ、彼らは追われていて、逃げようとしているのだ。と言うより、自分の下にも逃げ込んだだけだ。その後暫くは死んだ、と思われていたのだが、何らかの方法で生存が確かめられたのである。

 ならばまず、この場から逃げないと何も始まらない。追手が迫っているのは、確かなのだ。そうしてそれを確かに、と受け止めた真紅の女の質問にかなり自信無さげに答えた男だが、横に居た金色の美女から訂正が入った。


『はぁ……マルス帝国だ。開闢帝の言葉で、リンゴ、を意味するらしい。貴様は何時になれば、きちんと名前を覚える。もう数百回繰り返しているぞ?』

『おぉ、それそれ……だって、言いにくいじゃん。とりあえず、その帝国から逃げないと』

『なんだ、帝国から逃げていたのか。わざわざこんな僻地まで追うとは。何をやったのだ?』

『あー、うん、まあ』


 真紅の美女に問い掛けられた男は、少しだけ照れた顔で言おうとして、長話になりそうだった――と言うか、何度か長話になった経験がある――ので自分が呆れ気味に止めた。


『追手が近い。道中で話しておけ……グライア。その話題は長くなる。聞くなら、覚悟しておけ』

『そうか、ならば興味が湧けば、道中で聞こう。方角は?』


 真紅の女ことグライアの問い掛けに自分は迷うこと無く、追手が迫る方角を指し示す。この森は、自分の領域だ。分からないはずがなかった。


『愚かな……』


 指差された方角を見て、グライアが溜め息を吐いた。彼女が呆れるのも、無理は無い。なにせその方角は、数多の強大な魔物が生息する生息地であった。そこを通行するのであれば、多大な犠牲を強いているだろう。


『ああ……とは言え、それだけの覚悟があるらしい……では、行け』


 グライアの言葉を認めて、これ以上は時間の無駄だろう、と自分は魔術を用いて3人が通れるだけの小さな転移門を創り出す。それは、森から脱出する為の物だ。人はこれを超級の技術、と呼ぶのだろうが、自分には手慰みに過ぎないレベルだ。


『……感謝します。名も無き世界で最も偉大なる者よ』

『じゃ、ありがとな。また来るよ』

『好きにするが良い』


 別れ際、しっかりと頭を下げた金色の女性に対して、男が少しだけ寂しそうな顔で自分に告げる。自分はどんな顔をしていたのかは、今も分からない。


『では、後は余が任される事にしよう。貴様が興味を抱いた奴だ。無駄に死なせる事は避ける事にしよう』

『ふん……まあ、死なない様にだけ、してくれれば良い。では、頼んだ』

『ああ』


 最後に、グライアが自分に告げる。そうして、三人は消え去ったのだった。

 お読み頂き有難う御座いました。

 次回予告:第348話 閑話

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ