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第277話 改訂版 旅支度

 改訂版の投稿を持ちまして、前版は削除致しました。ご了承ください。

 何故か始まったカイトとメルによる報酬に対する論争だが、冒険部の他の面々が仲裁が入ろうとも、お互いに意固地になって譲れなかった。とは言え、そのまま続けていてもダメだ、とは気付けたらしい。

 とりあえずプランを詰めない事には何も始まらないので、一時棚上げとして、依頼の達成までの道筋を立てる事にした。


「はぁ、全く……それで、依頼は何人だ?」

「貴方と私だけよ。どのみち、迷宮(ダンジョン)だとペアになるしね」

「お前な……」


 肩を竦めたメルの言葉に、カイトが呆れる。よく見れば、手に持っていたチケットも二人分である。始めから、カイト以外を誘うつもりは無かった様だ。まあ、そのほうが何かあった場合にでも、抵抗しやすい、と考えていた事も大きかった。


「初対面の男と二人旅って……しょっぱなから貞操差し出す気だったのかよ」

「……しょうがないじゃない、勝手に財布に手を付けるわけにもいかないし……私だって女の子なら、って何度も思ったわよ。それに、他の人の馬車代から何から全部出してくれるの?」


 メルとてできれば他の冒険者も一緒や相手が女冒険者であれば、と思わなくもないが無い袖は振れない。遠く離れた場所での依頼を出したのがメルである以上、最低でも依頼の場所まで送り届けるか、道中の交通費などの必要経費を確保する義務がメルには有る。依頼を達成してもらおうにも、そこまで行けなければ一緒だからだ。

 これが期限を区切らない依頼などでは必要は無いが、今回は急ぎだ。馬車の費用は彼女持ちにするのが、通例だった。となれば、報酬に金銭は発生しなかったものの、それなりにお金は必要なのであった。

 人数が増えれば、尚更である。ここからポートランド・エメリアまで馬車で片道一週間ほどの距離があるので、彼女が出せるギリギリが二人分だったのだろう。


「ウチだってそんな人数分の遠征費ねえよ。慈善事業やってんじゃねえんだから」

「でしょ? ホントは竜車にしたかったんだけど……」


 少しだけ残念を滲ませながら、メルが呟いた。当たり前だが、幾ら事情を理解していようと、カイトが独断で冒険部の公費からそれを回す事は出来ない。冒険部とて慈善事業では無いのだ。

 まあ、メルの本来の身分で公爵家に働きかける、というのなら貴族としてのお付き合いで公爵家で出せるが、その場合はカイトが公爵である事を明かさないといけない。さすがにこれにはカイトも何も言えないので、代わりに先を促す。


「でだ、ポートランド・エメリアは公爵領東の海辺の街だろ? 馬車はいいが、ルートは?」

「最短ルートを使うわ。途中のジーマ山脈に有るジーマ渓谷を通るルートね」


 なんとか落ち着きを取り戻した二人は、椿に用意させた地図を広げて確認する。そうしてメルは執務室にあったチェスのコマを自らに見立てて、ルートを示していく。

 依頼についての嘘を決められている事からも見れたが、どうやらこれはきちんと計画された物らしく、カイトからも殆ど文句を言う必要の無い物だった。どうやら元お嬢様とは言え、冒険者をそれなりに長くやっている、というだけの事はあるようだった。


「スペアプランは?」


 とりあえずのプランに文句を言う必要がなかったので、カイトは更にスペアプランの存在を問いかける。それに、メルは少しだけカイトの反応を伺うように告げた。

 ちなみに、スペアプランを問いかけたのは当然で、日本の様に殆ど道中の危険がないわけではない。魔物の襲撃から土砂災害まで様々な危険がある以上、なんらかの予備プランは持ちあわせておかなければならないのである。


「今の時期だと、ジーマ渓谷の崩落が怖いわね。もし大規模に崩落していたら、ジーマ山脈の南、カルマの森を越えるわ」


 少しだけ真剣になったメルが、カイトの目を見て言う。彼女の予想通り、カイトは険しい目をしていた。


「本気、か?」


 カイトもメルの目をしっかりと見つめる。そうして、かなり覚悟をしている事を見て取る。確かに、そのプランであればトラブルが有っても遅れを十分に取り戻せる。しかし、ここは迷宮(ダンジョン)とは別の意味で危険であった。


「わかってるわよ。あそこが女の敵ぐらいは」

「なら、何も言わねえよ。実力自体は大丈夫だろうが、油断だけはすんなよ。女と触手の絡みなんてのはゲームの中だけで十分だ」

「げーむ?」

「テレビゲームだが……知らないか? 最近の公爵領の目玉商品だ。カードゲームは知ってるか?」


 訝しげな顔をしたメルに対して、カイトがトランプ、では無く、可愛らしい女の子の絵が書かれたカードを取り出す。ちなみに、テレビゲームもこれも帰って早々、ティナが商品化の計画を練り始めていた。現在、公爵領の新たな目玉として絶賛開発中である。ソフトはさすがに持ち帰ったソフトを使うわけにはいかないので、製作陣を結成して造らせている。まあ、簡単な物は既に出来ているので、試供品として孤児院などに提供してテスターをしてもらっている所だった。

 ちなみにカードゲームはさすがに手軽に出来る遊びとして昔から有ったのだが、ティナはそれでバトルできる様なカードゲームを製作しているのである。現在の悩みは萌えを理解できる絵師が少なくて困る、らしい。相変わらずの好き放題にカイトは何も言うことは無く、もう好きにさせることにしていた。


「なにそれ?」


 メルはカイトの言葉に首を傾げる。さすがに手軽且つ費用もあまり掛からないカードゲームはエネフィアの市政ではかなり普及しているのだが、元はかなりの名家らしく知らないらしい。それにカイトは呆れる。

 ちなみに、念のために言及しておくが、ここで一つ認識の齟齬が起きている。メルが指しているのはカイトの持つカードであって、決して、カードゲームという言葉を指しているわけではない。彼女とてそれぐらいは知っていた。


「どうみても、カードを使用したゲームだろうが……」

「そうじゃないわよ。それよそれ。見たこと無いカードだけど……」

「ん……まあ、これは……今公爵家と共同で新規開発中のカードゲーム。まあ、売り出したら買ってね、と……」

「しょ、商魂たくましいわね……」


 こんな時にでも普通に売り込みを掛けていたカイトに、メルが頬を引き攣らせる。なお、カイトが言い淀んだのは偶然手に取ったのがこのカードだったのだが、存在を指摘されて言い訳を大慌てで考えたのである。

 そうして指摘されて、どうやらカイトも美少女の絵が書かれたカードを手に持っていたのが恥ずかしくなったらしく、いそいそと懐に仕舞い込んで、続ける事にした。


「ま、まあ、それは置いておこう。でだ、迷宮(ダンジョン)探索の日程は?」

「朝からで一日らしいわ。多くて三回。一日休みを挟んで、一週間よ」

「妥当、か……帰路はどうするんだ?」

「帰路も同じよ。馬車で一週間掛けて帰るわ。流石に行きで崩落してても、一週間もあれば復旧するだろうしね。一応、往復チケット買ったから、帰りも保証するわ」

「助かるな」


 メルが見せた帰りの分のチケットを見て、カイトがほっ、と一息吐いた。本来ならば、帰路は各自で用意するのが前提で、帰りの道を用意するのは依頼人の好意となる。少しでも交渉を有利にしようと、メルは往復用のチケットを用意したのだろう。

 尚、帰りを用意しないのは、そのままその地で別の依頼を受ける冒険者が多く、用意しても無駄になるからである。メルはカイトがギルドマスターと聞いて、帰るだろう、と踏んで用意したのであった。


「セカンドプランに移行した場合の食料は?」

「途中の宿場町で買えばいいでしょ。そんなのまで用意する必要は無いわ。そっちが出すなら別だけど」

「……最悪は狩りか」


 メルの言葉にカイトは異論はなかった。そもそも狩りは慣れているので、カイトに狩りを拒む理由は無い。それどころか、食費が浮くので、推奨したかった。

 まあ、流石にそんな年季がモノを言う作業を冒険部の面々に習得させるわけにもいかず、今はまだカイト以外には出来ないのだが。


「じゃあ、カイト。はい、これ。追加しといたよ」


 カイトの言葉を聞いて、ユリィがカイトに少し分厚目のメモ帳を渡す。かなり使い込まれているらしく、革のカバーは擦り切れ、所々に傷が見受けられている。メモ帳は冒険者向けの、メモ代わりになる魔石を使用した物であった。後から情報を記入していける様に、スマホ感覚で使える物である。実はティナが作ったスマホ型魔道具はこれをモデルにしているため、一見するとバレない様になっているのであった。


「お、サンキュ。懐かしいな」


 ユリィから手渡されたそれを、カイトは懐かしげに受け取る。ユリィから手渡された少し分厚いメモ帳には、革の表紙にユリィ図鑑、裏にカイト用と書かれていた。まあ、こう書かれてある、ということは、裏を返せば、カイトの図鑑も存在している、という事だった。なのでカイトはそれを懐から取り出すと、ユリィに手渡す。


「じゃあ、帰ってから色々手に入れた情報を追加したオレのも渡しとく」


 そう言ってカイトが同じく同じ拵のメモ帳をユリィに手渡す。此方にはカイト図鑑、ユリィ用と書かれている。尚、帰ってから、とは地球に、である。地球には栄養素やそれらがどんな効能があるのか、という情報が当然、科学的に解明されている。それらを記載した物だった。


「じゃあ、書き終えたら返すねー」

「おう」


 そうしてお互いに懐にメモを仕舞い、カイトはメルに向き直った。すると、メルは訝しげにメモを指差して問いかけた。


「なに、それ?」

「メモ帳」

「見たらわかるわよ。何が書いてあるの、って聞いてんの」

「それは秘密だ」


 カイトはポンポン、と大切に仕舞いこんだメモ帳を服の上から叩く。これはカイトとユリィがかつての旅で使用していた物である。現地調達を二年以上――地球の時間感覚から言えば、約10年――もやっていると、獣であれば食べられる部位、調理法等、植物であれば毒持ち、香辛料等がわかるようになってくる。

 とは言え、流石に当時はまだ大きくなれなかったユリィにカイトが食べる大きさの獣を狩って血抜き・解体作業が日常的に出来るワケがない。なのでもっぱら獣を狩るのがカイト、植物を集めるのがユリィであった。とは言え、別行動する事もあったので、それらを情報共有するために、二人でメモを買ったのであった。このメモには、別行動をする際に必要な相方の知り得た食材の情報が記述されているのである。


「ふーん……まあ、それはいいわ」

「で、出発は?」

「今直ぐよ。今からなら、まだ馬車もあるしね」


 幾らメルとカイトが舌戦を繰り広げていたとは言え、カイトとメルが出会ったのが朝一なので、今はまだ昼前だ。なのでメルの言葉は可怪しい物ではなかった。が、カイトはメルが元お嬢様と見ているので、少し気になった事があったので、問いかける事にした。


「食料なんかの用意は?」

「買ったわよ。貴方馬鹿にしてるの?」


 メルとて万が一の食料を買おうとするぐらいの――無い方が可怪しいだろうが――頭はあったらしい。カイトの問いかけに何を当たり前な、という表情で答えた。だが、カイトが聞きたかったのは、これではない。次の物だった。


「地図。特にカルマの森の」

「そんなもの売ってるわけないでしょ。小夜だって持って来てないみたいだし」


 これもまたメルは何を当然、と言う表情で答えた。当然のことだが、まだエネフィアでは多くの詳細な地図は一般販売されていない。軍事に転用される地図を、おいそれと売れないのであった。詳細な地図は公爵家等の貴族達ぐらいしか入手できない、はずなのであった。

 そして、危険度は高いが使えれば密かに山を越えられるカルマの森の地図は、出回っていない類の地図である。当然だが販売は禁止され、発見次第即通報が義務付けられている。


「普通に売ってるよ……」


 メルの言葉に、カイトは溜め息を吐いた。そう、筈なのである。裏まで手を回さなければ。とは言え、裏と言っても、非合法に入手すると言うわけではない。


「行商人たちが使っている地図なら売ってるだろ」

「ちょ、それ違法じゃないの!?」

「違法だが、問題はない。正確な物じゃないからな」


 カイトはあくどい笑みを浮かべ、メルの言葉を否定する。行商人達も旅をしている。そうなれば、当然トラブルから多少危険なルートを通る事も多く、彼等が独自の地図を製作し、所有しているのであった。

 そして、商人である以上、売れるものは何でも売る者は多い。その中には、彼等が作った地図も当然商品に入っていた。これらは本来ならば違法品なのだが、冒険者とて安全は何よりもかえがたい。冒険者に治安維持を協力してもらっている以上、国の誰もが目を瞑っているのであった。


「知らなかったか? 一部を大雑把に書いたりして、正確性に欠いておけばこれは絵です、って言い訳が出来るんだ。正確に道なんかを記していないから、地図じゃない、絵だってな。記述が有っても、メモ代わりに使用しただけです、って言えば問題はない」

「は、はぁ? 何それ、屁理屈じゃない」


 カイトの言葉にメルが眦を上げる。屁理屈といえば屁理屈なのだが、屁理屈も理屈である。まかり通る以上、問題にはならない。

 まあ、それでもあまりに詳細だったりすると問題視されるが、それは極稀だ。ならば少々値が張るが、危険地帯を通る以上、買わない手はなかった。


「ま、こっちはオレが用意しておこう。つーか、その程度は冒険者やってりゃわかんだろ。若干危なかろうと、一度闇市見てこい。結構楽しいぞ?」

「ぐっ……そんな危ないとこ見るわけないじゃない……」


 確かにその通りなので、メルは不承不承でも黙るしかない。メルはここにきて、いつも組んでいる冒険者に任せきりであった自分の不明を嘆いた。まあ、彼女の言っている事も道理で、闇市ともなると、街によってはかなり危険だ。なので見ていなくても良くはないが、決して、悪くはなかった。

 とは言え、実を言えばメルの潔癖さから敢えてこの事を仲間が知らせていないだけなのだが。と言うか、実は今回メルの代わりに呪われた少女以外は実は裏で売買されていることを知らず、メルと治癒術者(ヒーラー)の娘は実家からくすねて来たのだろう、と思っていたのであった。

 なのでまあ、この場合はこの過保護な少女が問題だろう。ちなみに、過保護なのはこれだけでない、とカイトは旅に出てから知ることになるが、それは今は置いておく。


「じゃあ、明朝で良いか? さすがに今から地図探さないといけないからな。馴染みの奴が仕入れてくれてるといいんだが……」


 さすがにこればかりは公爵家の伝手を使うわけにも行かないので、カイト個人の伝手を使用する事になる。公爵家の伝手を使うと、不自然なまでの精度の地図が手に入ってしまうからだ。

 実はこういった裏の筋の情報は公爵家関係なくカイトが冒険部で一番持っている。下手をすれば、公爵家の伝手よりも詳しい部分も無くはない。伊達にサボって――といっても流石にステラが居るが――街をうろちょろしているわけではないのだった。とは言え、どうやらメルにはカイトの意図が掴めなかったらしく、首を傾げて問いかけた。


「は? そんなの道中で探せばいいじゃない」

「でかい街の方が種類多いんだよ。地図は統一されてないからな。それに、流石に公然と売ってるわけも無い。情報屋を使って手に入れるんだよ。流石に宿場町の情報屋じゃ、信用出来ないからな」


 地図は各商人たちが独自に作っている物である以上、どうしても品質には差が出る。良い地図を入手しようとすれば、大きい街の方が良いのは当然であった。そうして一通りの解説を終えた所で、なぜかティナが笑顔で口を開いた。


「そんな地図で」

「大丈夫だから、引っ込んでろ」

「スマヌな」


 どうしても言いたかったらしく、ティナが会話に割り込んできた。それをカイトは速攻で潰すと、注意されたティナだが、謝罪して満足気に再び口を閉ざした。それに、カイトは溜め息を吐いて、メルに問いかけた。


「はぁ……それで、納得したか?」

「……ええ」


 メルは少し不満気なものの、これは自分の安全にも関わることなので不承不承に頷く。ちょっと落ち込んだ様子なのは、意外と知らない事が多かったから、だろう。


「それで、今日は何処に泊まるつもりだ? 場合によっては連絡が必要となる場合も有る。オレはギルドホームで起居しているから、そっちから用があれば訪ねてくるといい」

「今日の宿はまだ決めてないわ……すぐに出るつもりだったから」

「仲間のとこには?」

「……だって、エメに言わずに書き置きだけで勝手に出て来ちゃったもの……ここ当分宿屋を転々としてた……」

「はぁ……椿、客人用の一室を用意してやってくれ」


 照れた様子で告げたメルにカイトは溜め息を吐いて、椿に命じて客間を用意させる。それを受けて、椿は腰を折って直ぐに準備にとりかかった。


「はい、御主人様。では、用意して参ります」


 カイトの意図を読んだメルが、目を見開いて驚く。


「良いの?」

「3日も待たせた詫びだ。食費は出せよ」

「それぐらいでいいなら……」


 流石にメルとて依頼相手に食費から何から出させようとは思わない。なので、少しの申し訳無さと共に、頷いた。それを受けて、カイトは更に告げる。


「後、武器の調整が必要なら地下の鍛冶場に行け。腕利きの鍛冶師が居る」

「なんなの、このギルド……どう考えてもランクCが中心とかじゃ無いでしょ……」


 あまりにぶっ飛んだギルドの構成に、メルが不信感を強めるが、利用しない手はなかった。なのでメルはありがたく利用させてもらうことにした。そうして、二人は翌日の出発に備え、最後の準備を行うのであった。

 お読み頂き有難う御座いました。

 次回予告:第278話『残った彼らの日々』

 明日からは新章に突入します。

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