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第219話 暗躍する者達

 ここで今章は終わりです。次回から新章が開始します。

 時は少しだけ遡る。ソラ達遠征隊がミナド村を出発する前夜。つまりは、襲撃があったその日の夜だ。皇国のとある領地にある宿屋で男が水晶を眺めていた。


「ふむ……実験は成功か。ゴブリン程度ならば100体以上操作可能。操った相手がトレントでこの結果か……」


 ならば更に上位の魔物を操れれば、より良い結果となるだろう、男はそのように結論付ける。


「魔物そのものを完全に操ることも出来たか。」


 そう言って男はソラとアルが最後に屠った魔物の死骸を水晶で見る。そこには様々なデータが表示されており、男は逐一それを記述していった。


「にしても……風の大精霊か……偶然か、必然か。」


 男は記載しながら、苦笑して数時間前にあった出来事を思い出す。報告書に記載こそすれど、偶然か必然かについては彼を含めて誰も判定出来ないだろう。


「やはり、最近の公爵家全体の動きが奇妙すぎる。」


 村へアルが来たこと然り、風の大精霊がソラ達に好都合な加護を与えたりと今回の一件は出来過ぎていた。それ以外にも、女生徒が拐われた時にトップ中のトップであるユリィが出て来る等、疑わしい事には事欠かない。

 学園転移後には多くの種族の自治領での交流が活性化し、公爵家も上から下まで騒がしくなっていると彼は聞いていた。それこそ、多くの者が密かに勇者の帰還を疑う程度には。


「……あの男が勇者である可能性が本当にあるな。」


 そう言って男は蒼い髪の少年を思い出す。かつて仲間に言った時には完全に一笑に付されたし、彼も冗談で言っていた。単なる同名の他人の空似だろう、と。しかし、最近の彼の見立ではこれはあながち間違いでは無い可能性があった。


「一見するといつもと変わりがない政策だが……所々に別人の意思が見えるな。」


 そうして、彼は今回の一件を取り扱ったマクダウェル領の地方紙を眺める。そのページには最近の公爵家の施策がまとめられていた。


「誰か有能な知恵者が入った可能性も有るが……影のトップが居る可能性も考えられる。奴に報告はしておくか。」


 丁度研究結果の記載を一通り終えた男は、その報告も含めて仲間に報告することにした。そうして取り出した魔導具は、かなり小型で簡易的に見えた。しかし、実際は超が付く高性能な一品で、少なくとも彼がかなり信用された者であり、所属する組織がそれを開発して単独で出る彼に与えられるぐらいには大規模な物であることを示していた。


「ああ、俺だ……ああ。実験は成功だ。数は大凡100と言った所か。さすがに相手がトレントだからな……ああ、そちらも成功だ。魔物の意思に反して自由に操れた。現に精気の吸収をさせず、捕えた人質を盾に使わせる事もできた。」


 男は取り敢えず今回の実験結果について報告していく。そう、最後のトレントの奇妙な行動は、この男が遠隔で操って起こしたものであった。それ故に、アルにも誰にもわからなかったのである。


「……そうか。いや、それには及ばん。ここに有る不要な機材は全て俺が破棄しておこう。……何、これも下っ端の仕事だ。」


 男が冗談めかして放った言葉に、相手が大笑いする。どうやらツボに嵌ったらしい。


「何をそんなに笑う……事実だろう?」


 彼には何が面白いのかは理解できないが、言わんとする事は理解できた。


「こんな下っ端の仕事をしているんだ。下っ端には違いあるまい。現にお前も勝手に注文を付けただろう?」


 その言葉に、相手が返した。貴方が望んた事だろう、と。それに、男が苦笑を返した。


「違いない。やはり実験は現場でやるに限る。結果だけでは見えぬ物も多い。それで?報告書はどうする?……いや、それには及ばない。そういうことなら俺が持って帰ろう……いや、そうじゃない。最近マクダウェル家がきな臭い。もしかすれば、体制の変化がある、もしくはあった可能性が考えられる。ここらが潮時だ、撤退する。」


 その男の言葉に、相手が少しだけ驚いた様子を見せた。


「……ああ。完全撤退だ。一時撤退ではない。これ以上は尻尾を掴まれる可能性が出て来た。」


 今はまだ尻尾を掴まれて良い時期ではない、それが彼の考えであった。


「……いや、やめておけ。下手に探りを入れれば、それが命取りになりかねん。確かにマクダウェル領程の好都合な実験地は稀だが、リスク管理を考えれば、引き際だ。」


 その言葉に、相手が少し、いや、かなり時間を掛けて思慮していく。そうして、答えが出たらしく、男に何かを伝えていく。


「……あそこか?お前、毛嫌いしていたのではなかったか?……まあ、俺もそうだが……ああ。わかった。通信を終わるぞ。……ああ。こちらも楽しみにしておこう。」


 男はそう言って通信を切断する。そうして、この翌朝には、彼が居た一切の痕跡なく、彼は別の所へと旅立っていたのである。




 更に時は遡る。少なくともソラ達が夕食を食べた少し後だ。エンテシア皇国皇城でも動きがあった。


「今頃、あの馬鹿息子にも手紙が届いている頃か……さて、どう出るか……」


 夜まで続いている会議を聞き流しながら、皇帝はぼんやりと考える。確率は高くはない、と。


「ヴァルハイト様。少々ご報告が……」


 ふと会議中の宰相ヴァルハイトを見ると、何らかの報告を受け取っていた。見れば、途中からいつもの真剣な顔ではない、自分も時々浮かべる悪戯っぽい笑みを浮かべていた。そうして何らかの報告が終わったのか、メモ用紙程度の紙に、何かを書き殴っていく。そうして終わったのか従者へと手渡した。そうしてその従者は手紙を受け取ると、ヴァルハイトの指示で皇帝の所へと向かっていく。


「なんだ?俺に関係の有る事か?」


 迷いなく自分へと手紙を持ってくる従者を、皇帝レオンハルト少しだけ楽しげに待つ。すると、間違いなく従者は皇帝の下へとやって来て、手紙を差し出した。


「レオンハルト様。宰相閣下より、こちらが。」


 そうしてヴァルハイトから贈られてきたという手紙を開く。それを見た瞬間、彼は満面の笑みを浮かべて、こう言った。


「皆、スマヌな。少々余とヴァルハイト、トランは用事が出来た。」

「そうですな。少々私と陛下、トラン将軍には用事が出来ました。申し訳無いが、後は皆に任せます。」


 そう言って二人が席を立つ。周りの文官達はいきなり何事か、と目を見開いて驚いていた。


「へ?」


 誰かが間抜けな声を上げた。だが、それが全員の心情を表していた。そうしてトラン将軍を見るも、何も知らされていなかったらしいトラン将軍は、きょとんと事の推移を窺うしか無い。


「何をしている、お前も来い。」

「はい……?」


 軍人としてイエスかノーかで答える事が身についており、皇帝からの命令なので否やが出なかった。事情はわからぬものの、取り敢えず立ち上がり、二人に従って部屋を出る。


「あの、陛下。一体何事なのですか?」


 顔つきから40から50程度の年齢であるだろうが、鍛えられた肉体は未だ衰えず、往年の力強さを感じさせるトラン。いつもは厳しくも軍団全体に父親の様に慕われる彼だが、今は理解不明の事態に怪訝な、不安げな顔をしていた。


「何、すぐにわかる。」

「ええ、すぐに。」

「は、はあ……」


 そんな皇帝と宰相の様子に、トラン将軍は胃を痛める。この二人がこういう時には、大抵碌な事にならないのであった。


「っつ!ここは!」


 そうして到着したのは、皇城に歴代の皇帝達が保有する宝物庫の一つ。その中でも、第十五代皇帝に関する物が保管されている所であった。そこは歴史的価値と本人の才覚の高さから最も警備が厳重な場所だった。


「すぐにこちらに参ります。」


 既に待っていたらしい従者の一人が、皇帝レオンハルト達の姿を見つけてそう言う。


「ああ、その間にお前達は絵の用意を。」

「は。」


 そう言って宝物庫の管理人である従者が、宝物庫の中から絵を取り出しに行く。そうしている内に、二人の女性が現れた。


「レオンハルト様。お久しぶりでございます。」


 二人が一礼し、片方が発言する。彼女らは皇国が抱える腕利きの密偵達だった。先に発言した方は、その中でもトップを務める女だった。


「ああ……それで、そっちがそうか?」


 いつもなら冗談や社交辞令の一つでも言う皇帝レオンハルトだが、急いているのか先を促した。


「はい。レーメス家に走らせていた葦であります。」


 そう、女がレーメス家へと配置されていた密偵であった。よく見れば、服装こそ異なっているものの、カラトがぶつかったメイドである。


「名は?」

「フィニス、と申します。」


 問いかけられた女は、本名を答える。伯爵邸では別の名前を名乗っていた。さすがに主に任務で使う偽名を答える事は出来なかったのである。


「そうか……混血だな?」

「は、エルフと氷魔族の混血です。」


 レオンハルトはフィニスが見た目以上に歳を重ねている事を悟る。尚、氷魔族とは魔族の一部族である。魔族との混血がこの様に国の中枢にまで多数進出しているのは、皇国ならではである。


「此度はマクダウェル公爵家の隣、ということと、昨今の行動からこのような事態を想定し、腕の立つ者を配置しておりました。」


 皇帝レオンハルトがフィニスの出自を察したのを受けて、皇帝へと解説する。


「うむ。でかした。」


 確かに、腕の立つ者を配置していなければ、自分たちが気付くことも無かったのだ。その点は、彼女のお手柄と言える。そうしてレオンハルトは本題へと入る。


「それで、お前が見たと言う男について問いたい。確かに、蒼い髪、蒼い眼の男であったのだな?」

「は。黒い衣を身に纏い、ユリシア様をお連れでした。情けない話でありますが、その武術は私の及ぶものではなく、ただ、顔を覚えるのが精一杯でした。」


 彼女は皇帝が直々に状況を知りたい、と言われた時点でその記憶に魔術を掛け、決して忘れぬ様にした上、その記憶を特別な魔石にバックアップを残していた。ここに来るまでにそれを何度も見返しているので、間違えるはずは無かった。


「いや、良い。その襲撃者が我らの考える者であるのなら、それは当たり前であろう。気に病むことはない。」


 そんな主の言葉に、彼女は襲撃者の正体に当たりが付けられている事を悟る。


「は。有難きお言葉。」


 主から直々に慰められた密偵の女は、頭を垂れる。そうして一区切りついたところで、トラン将軍が口を開いた。


「して、そろそろ私が呼ばれた理由を教えていただけるとありがたいのですが。」

「何、少々悪戯に参加して貰おうとな。」


 そうして皇帝レオンハルトや宰相ヴァルハイトへと幾つか質問をしていると――尚、答えは全てはぐらかされた――、本来の目的である絵が持って来られた。


「陛下。用意が整いましてございます。」

「ああ。」


 そうして一同は一旦会話を中断する。


「では、幕を下ろせ。」


 そうして幕が下ろされる。そうして現れた絵は、カイトとウィルを中心に、仲間達が全員写された絵であった。そして、それを見た瞬間、密偵の女が目を見開いた。それを目敏く見ていた皇帝レオンハルトが嬉しそうに問いかけた。


「やはり、真ん中の男か?」

「はっ!ですが、これは……」


 ウィルの命で隠されているカイト以外の面子の顔は、何処かしこで見る事は有るのだ。そして、それに並んだカイトの顔が意味する事は、一つしか無かった。


「もしや、かの襲撃者とは……」

「恐らくは勇者その者だろう。」


 その言葉に、トラン将軍他、知らされていなかった面子が驚愕に包まれた。この日、正式にカイトの帰還が、皇城のごく一部の者にだけ、判明したのである。


「このことは厳に秘匿とせよ。決して、外には漏らすな。トラン将軍、アルマテルマ。二人は事の真相を更に調べよ。他人の空似の可能性を万が一でも無くせ。ヴァルハイトはあ奴に連絡を入れろ。フィニスはよくぞ情報を持ち帰った。新たなる配属先はこちらで選ぶが、その間はゆるりと休め。」


 皇帝レオンハルトは真剣な顔で命を下す。尚、この後彼はフィニスの力量を見込んで第一王女の警護を任せるが、これは大当たりであった、とされる。


「はっ!」


 そうして家臣一同が総身頭を垂れ、各々の部署へと戻っていく。それを見送り、皇帝は笑みを浮かべながら、呟いた。


「さて、俺もゲーム盤に着いた。後は、相手の出方を待つか。」


 相手は二人、勇者と息子。共に面白い勝負になりそうだ、そう考えた皇帝レオンハルトは、一人不敵な笑みを浮かべたのだった。




 そうして、更に時は遡る。皇帝レオンハルトがカイトの帰還を確信する数時間前。皇国では無い、別の所。そこで一人の男が釣りをしていた。


「あー、釣れねー……」


 男は目の前の釣り竿を眺めつつ、頭をボリボリと掻く。男は真紅の髪で、どことなくレオンハルトに似た端正で野性味の帯びた顔立ち。ただし、レオンハルトの様にごつくはなく、引き締まった筋肉を有していた。

 似ているのは当たり前で、レオンハルトの第一子である。名をリオンハルトと言った。民草からは父レオンハルトと紛らわしいので、単にリオンと呼ばれることが多く、本人もリオンと名乗る事が多かった。


「なーんか、おもしれえ事ねえかなー。」


 面倒な腹芸から解放され、おまけに愛する家族まで手に入れられた事は嬉しいのだが、長閑で暇潰しに困るのだけは、どうにも出来なかった。


「あー……マジでマクダウェルにでも遊びに行くかな……シリウスに大陸最大の都会を見せてやんのも親の勤めだしなー……」


 リオンはぼんやりと釣り竿を眺めながらボヤく。そうしていると、後ろからゆっくりと近づく影。かなり小さく、まだ幼年の域を出ていない少年であった。


「うおら!まだまだ甘い!」


 それに感づいたリオンは、その少年を確保するや全身をくすぐっていく。


「きゃはは!うわぁ!父様!そろそろやめて!」


 全身をくすぐられて少年は笑い転げる。父様、と言ったことから、少年はリオンの息子のシリウスなのだろう。


「はっはあ!後ろから不意打ちを仕掛けるような卑怯者の言葉なんてききませーん!」


 そうして一頻り息子をくすぐり、リオンは満足したのか、少年を解放した。


「で?どうした?かーさんは?」


 ようやく呼吸を取り戻した息子に、リオンが問いかける。


「ここに居ますわ。」


 そう言ってリオンから少し離れた茂みから、褐色の肌、真紅の髪を持つ美女が現れた。手には幼い女の子を抱いていた。リオンの妻、スレイであった。


「ああ、なんだ。スレイ、フレイヤ、そこに居たのか。」

「ふふ、シリウスとフレイヤに頼まれて隠れておりましたの。」

「とーさまをおどろかすのー。」

「二人してひでーなー。」


 幸せに緩んだ頬をそのままに、立ち上がって愛する妻の頬へとキスし、娘の頬を撫ぜるリオン。実に幸せそうであった。


「で、どうした?」


 更に息子の頭を撫でながら、リオンは妻へと問いかけた。


「はい。御父上から、お手紙が参りました。」


 その言葉に、リオンが眉をしかめて嫌そうな顔をする。通常、スレイが自分の実父を呼ぶ時にはお父様で、御父上と呼ぶ時はリオンの父レオンハルトであった。


「まーた、オヤジか。何だ?シリウスとフレイヤの顔でも見せに来いってのか?」


 そうぼやいてリオンは手紙の封を開け、中身を確認する。そして、始めは怪訝な顔をしながら、最後まで読み終えるとかなり楽しげに笑みを浮かべた。


「どうしました?」

「いや、何。なーんでもない」


 夫の非常に楽しそうな笑みを見て、スレイが問いかける。だが、それにリオンは笑いながらなんとも無かった、と答えただけだ。既に何かがあったことは確実だが、スレイはこれで良かった。

 このやり取りは、何時もの二人のやり取りだった。子供達の前で話せないなら、閨の中、二人だけで、だ。それが、決まったやり取りだった。


「ちょっと義父さんと話せるか?」


 全てを理解してくれている妻に対して、リオンは笑いながら問いかける。


「ええ、大丈夫ですわ。貴方は私の婿ですもの。」

「サンキュ。」


 そうして、何事かを考え始める。しかし、そこで彼は釣り竿の存在を忘れていた。


「父様!竿!竿!」


 ずっと両親の会話を聞いているのが暇だった息子は、リオンが垂らしていた釣り針を眺めていて気付いて大声を上げる。


「ん?……うわぁ!あたってら!……って、あー……バレた……」


 切れた糸を残念そうに眺め、リオンは落ち込む。


「とーさま、今日もぼーず?」

「うっせ!」


 娘に会心の一撃を喰らい、リオンがガクリと肩を落とした。


「ち、これがデマだったら今日は大損だな。」


 そう言ってリオンは父からの手紙を無理矢理に懐に突っ込んだ。そうして彼は家族を引き連れて戻っていく。


「勇者の帰還。まだ親父は確証を得てないが……いっちょ俺は仕掛けてみるか。」


 そうして、彼は義父にも報せず、数日掛かりで策を練った。そうして更に幾つかの手はずを整え、彼は数人に手紙を送ったのであった。


「表向きは完全なる好意と好奇心だ。さて、勇者殿、測らせてもらうぜ?」


 手紙には断りにくい理由を幾つも並べ立て、嫌いな腹芸や根回しを行い認めさせた策だ。できれば、真実であって欲しい、そう考えつつ、彼はおもちゃを買ってもらえる子供の様な笑みを浮かべ、策の結果を楽しそうに待つのであった。

 お読み頂き有難う御座いました。

 次回予告:第220話『武勇伝?』

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