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第153話 議論紛糾―処罰―

 二日酔いでふらつく瞬を支えながら、カイトと桜は何とか会議室にまでやって来る。中に入ると、ふらついている瞬を珍しそうに教員達が見ていた。

 そうして、珍しい一条のふらつき具合に、教員の一人が心配して声を掛けた。まあ、瞬やソラは強引なカウンセリングが為されているし、薬も処方されているので随分と平常に戻りかけていたが、襲撃は昨日の事なのだ。教員達が心配するのも無理は無い。


「……一条は大丈夫か?なんだったら保健室で寝ておくか?丁度天族の医師の方も来てくれている。昨日はお前達は……まあ、大変だったからな。ゆっくり休むといい。」


 いくら自分達を含めた仲間を守るためとは言え、彼が殺人を犯した、と言う事を改めて認識した教師は言い淀む。それに、瞬は内心でかなり申し訳なく思いながらも、まさか飲酒させられたとは言えず、気丈に頭を振るう。


「いえ、大丈夫です。少々寝不足で頭痛がするだけですから。」

「そうか。だが、辛くなったら言うんだぞ?」

「はい。ありがとうございます。」


 教員に礼を言って、瞬は頭を片手で抑えつつ、なんとか着席した。寝不足を様々なショックで寝られなかった為と思ったらしい教師は、そっとしておくべきか、と思い、そのまま元の席に着席した。

 どうやらこの考えは他の教師達も共通した物だったらしく、全員がこれ以降カイト達に話しかける事は無かった。


「カイト、スマンが後は任せる。」

「ああ……コレに懲りたら龍族と飲み比べなんかしないように。」

「あ、あはは……会頭、申し訳ありません。流石にフォロー出来ません。」


 一方、瞬は着席して早々に目を瞑り、頭の痛みに耐える。それに、カイトと桜は教員達にばれない様に密かに苦笑するしかない。

 龍族は当然のごとく全員がウワバミかつ酒豪であった。それと張り合った瞬が悪いのである。まあ、瞬を乗せて強引に飲ませた周りの龍族の若者達も悪いのだが。


「ぐ、スマン……」

「この調子だと、一条家が龍の可能性は少なそうだな……もう一時間もすれば薬が聞いてくるはずだ。それまで我慢しろ。」

「ああ……」


 安易な決め付けは厳禁だが、瞬の様子から、カイトは一条家の祖先に龍族が居る可能性は少ないと考えた。

 何故なら、確実に龍族の血を引いているソラも二日酔いは酷いが、ここまで酷くは無い。ソラは純粋に一緒に呑んだ周囲の歴戦の戦士達がカウンセリングと称して、辛い気持ちを洗い浚い吐かせる為に強引に飲ませまくったのが悪いだけだ。

 まあ、今朝の様子では強引ではあったが効果はあったみたいなので、カウンセリングとしては微妙に成功しているのだろう。副作用として今度は二日酔いの頭痛に苦しめられているが。


「全員揃った様ですな。では、会議を始めましょうか。」


 カイトと桜が瞬の介抱をしている内に、教員達が揃い、更には第一皇女に会いに行っていたクズハが少し急ぎではあったが帰って来たので、桜田校長が会議の開始を宣言した。

 クズハは移動にティナ謹製の飛空艇を使った上に第一皇女の相談内容が今回の襲撃に関する事だったので、なんとか間に合ったのである。


「まずは、クズハさん、公爵家の皆さん。天桜の学生がご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。また、お二方共、よくぞ学園を守ってくださいました。ありがとうございます。」


 そう言って桜田校長と教員一同、カイト達三人が頭を下げた。それに、コフルが総警備隊長として告げる。


「ああ、盗賊に与するなぞ、今後は無い様に願いたい。貴殿らが盗賊に与したとあっては、我らが敬愛する公爵閣下の名にも泥が付く。」

「コフル……申し訳ありませんでした。部下の非礼をお許し下さい。」


 仕事上のコフルは辛辣な役を演じているらしく、クズハはコフルの言葉を詫びる。だが、詫びられた桜田校長はそれを事実として、頭を振るった。


「いえ、事実ですから……今後は無い様、教員一同を含め、道徳教育を進めたいと思います。」

「はい、お願いします。」

「後は、冒険部の皆にも辛い思いをさせてしまった。申し訳無い。先ほど先島先生が仰った通り、もし少しでも負担を感じた時は、遠慮なく我々や保健室に控えてらっしゃる天族の方々を頼りなさい。」

「はい、ありがとうございます。」


 桜田校長が自分達に向けて真剣にその身を案ずる目で告げたので、カイトは小さく頭を下げた。


「では、申し訳ありませんが、我々はこれで失礼させていただきます。」

「私も昨日は急だったからな。まだ部隊との連絡や通達が済んでいない。申し訳無いが、これで退出させてもらう。」

「ええ、卯柳さんの処罰が正式に決定しましたら、お知らせください。では、失礼致します。」


 クズハは公爵家としての仕事、コフルは部隊の引き継ぎ、と言う事で、二人共一礼して会議から退出した。


「はぁ……荒れるぞ。」


 コフルが退出する直前、カイトにのみ分かる様に笑みを浮かべた事に対し、カイトは小声でそう言った。そう、確実に大荒れするであろう会議から逃げられないカイトを嘲笑っていたのだ。




「結構粘るな……」


 会議が開始されて約三時間。カイトの予想通りに会議は大荒れしていた。会議が開始されたのが午前十時なので、既に午後一時を過ぎていた。


「だから、軟禁室から出られないのは仕方が無い、って言ってるでしょうに!」

「ですが、外に一切出られないのは酷過ぎると思います!」


 まず話し合われたのは、当然だが今後の学園運営に関する事だ。此方は、全員が協力して議題を進める事が出来たので、何の問題も無かった。

 だが、俊樹少年に対する処罰を決定する議題に移り、少しして意見が別れたのだ。その結果がこの怒鳴り合いである。では、何について意見が分かれているのかと言うと、俊樹少年に対する処罰であった。すでに罪が減刑されているのだから、とそのままの軟禁を薦める教師達と、少しでも罪を軽減しようとする教師達との間で揉めているのである。


「まだ、やるのか……」

「この話、もう三回目です……」


 さっきから感情的になっているのか、同じ話を既に数回繰り返しており、桜も瞬―漸く薬が効いたらしく、体調が復帰した―も呆れていた。一方のカイトは何処か懐かしげであった。

 そうして既に聞く事をやめた瞬は、唯一聞いているカイトに現状を尋ねる事にした。尚、桜も流石に堂々巡りの議論に呆れ、かと言って処罰を飲んだ自分がここで発言する訳にもいかず、途中から聞くのをやめていた。


「勢力図はどうなっているんだ?」

「今のところ、オレ達冒険部の面々を多数抱える先生達が俊樹の軟禁室での幽閉に賛成派。」

「対して、あまり冒険者が居ない先生方の多くが軟禁室での幽閉には消極的です。」


 見るまでも無かった現状なので、瞬の質問に桜も補足する。聞いていなくてもわかったのだ。瞬に洞察力がまだ足りていないだけである。


「と、いうわけだ。中でも強固なのが……」


 そう言って三人は再び激論を交わしている集団を見る。聞こえてくる言葉からは、何度も聞いた言葉が混じっていた。どうやらまた堂々巡りに陥っているのだろう。


「だから、もし外に出せば生徒達から暴行を受ける可能性もある!」

「それなら冒険部に依頼して護衛をつけてもらえばいいだろう!」

「一番の被害者に警護させるんですか!」


 そうして激論を交わしている集団を横目に、再び三人は小声で会話を再開した。


「幽閉賛成派は主に雨宮先生と先輩の担任の宮代先生。あとは瑞樹の所の御堂先生と、凛の所の夏目先生。」

「否定派は主に卯柳くんの所の鍋島先生と、夏目先生を除いた一年生の担任方ですね。」

「特に激論を交わしている箇所のみを見れば、否定派有利に見えるが……実情は逆か。」

「ええ、かなり多くの先生方が幽閉やむ無し、と捉えている様子ですね。」


 激論を交わしている集団に隠れているが、三分の二程度の教師が幽閉やむ無しと言う事を理解している様であった。

 本来は生徒達の更生を信じて、若干情けが働きかねない教師達だが、今回は仕方が無いだろう。彼らも心情としては若干の情けを掛けてあげたい所だが、自分達も昨夜は襲撃に合いかけたのだ。どうしても、心の何処かでそれが歯止めとなり、致し方が無いと諦めさせているのである。


「それでも結論が出ないのは、あの先生方が頑なだからだな。」


 見ればまた堂々巡りに陥っているらしく、かなり議論は難航していた。だが、それはその集団を見ていた他の教師達や、桜田校長にとっても同じであった。


「……このまま話していても埒が明かんか……仕方がない。一旦、昼食を摂る事にしよう。」


 さすがに議論が紛糾し、一向に結着を見ない現状に業を煮やした桜田校長の鶴の一声によって、一同は昼休憩を挟む事になったのである。




「はぁ……懐かしの皇国議会を思い出した……」

「そんなものがあるのか?」


 生徒たちの昼食の時間が終了し、かなり人もまばらになった食堂で、三人は漸く昼食を食べ始める。生徒で昼食を食べているのはこの三人だけで、昨夜の襲撃で未だ疲れが取れていない周囲の生徒も、別の意味で疲れた様子の三人を同情の目線で見ていた。

 とは言え、今の三人はそんな視線を気にするつもりもなかった。そうして、瞬の問い掛けにカイトが何処か遠くを見る顔で答えた。


「ああ、皇国全体の方針を決める為にな。流石に個々の方針は各貴族が考えるが、大方針のみは全体で統一しないと揉めるからな。」

「ああ、なるほど……それは何と言うか、疲れそうだな。」


 カイトの説明はざっくばらんな説明だったが、今の会議に参加した瞬はそれだけでも何とか理解した。生徒一人の処遇を決める会議でさえここまで紛糾するのだ。それが国全体の方針を決めるとなれば、その紛糾度合いは比べ物にならないだろう。

 そうして、瞬の顔に浮かんだ苦笑を理解と受け取ったカイトが、珍しく疲れた顔で愚痴り始める。


「はぁ……公爵就任一年目はまだ大戦終結後すぐでな。誰が主導権を握るか、どの貴族がどの利権に絡むか、誰がこう言う汚職をやっているか等々……更には誰がどう言う功績を立て、誰がこう言う罪が有る等、出るわ出るわ……お前らいい加減にしろ、と何度思った事か……。まあ、他にも一年目が多かったから、思慮の深い奴が少なく、逆に血の気の多い奴が多くてな。三日に一回は殴り合いの乱闘になりかけ、一週間に一回は水掛け論だ。あ、この場合の水掛け論は例えじゃないぞ?マジで水掛け合った。」


 カイトは途中から遠い目をしていた。思い出すだけで疲れてきたのである。尚、このカイトの愚痴を皇太子たるウィルが聞けば、大喜びで同意して、王侯貴族の辛さが分かったか、と言った事であろう。


「三年目位でそれが終わったと思えば、次は荒れた土地の開拓はどうするか、どう言う作物を作るか、街道の整備はどうするかでまた主導権争いに利権交渉。何度オレにも縁談やら袖の下を持ち込まれた事か。縁談が持ち込まれる度にクズハとアウラの機嫌がマッハで下がってご機嫌取りに時間を費やす日々……。オレが縁談を持ってこいと言った訳じゃないのに……。ウィルとか他の仲間なんだ、縁談持ってくるの。公には皇太子と皇国の重鎮達だから、幾ら公爵家でも拒否する訳にもいかなくて……。ウィル達も貴族の付き合いで断れない、公爵として推挙したのは自分達だからって、申し訳ない顔されてな……。」


 カイトは仕舞いには泣き始めそうになる。元々が一般庶民であるカイトへ、貴族教育を無理矢理数年で終わらせた弊害であった。止めどなく溢れてくる愚痴に、二人は苦笑するしかない。


「そ、それは大変でしたね……。」


 相当参っている様子のカイトを、桜が慰める。だが、ここでカイトに追い打ちを掛ける辺り、彼女も良い性格をしている。


「私も縁談は時々持ち込まれますから、わかります。……今後はカイトくんがどうにかしてくれますよね?」


 そうして更ににこやかに桜から放たれたトドメの一撃にカイトはがっくりとうなだれた。


「うぐぁ……」


 自分がしでかした事であるので、逃げる訳には行かなかったし、自身の沽券に賭けて逃げるつもりは無かった。


「は、ははは……ま、まあ、それはおいておくか。取り敢えず飯を食うか。」

「そうだな……はぁ」


 カイトが再び公爵として復帰すれば、再度縁談が持ち込まれる事は確実である。それを考え、カイトは溜め息しか出なかった。


「あ、そう言えば、瑞樹ちゃんは許嫁だったか婚約者が居た筈ですから、頑張って下さいね?」

「……はい。」


 色々と諦めた方がいいのかなぁ、カイトはそう内心で思う。しかし、今後もカイトの女癖は治る事が無い事は、彼は分かっていなかった。




 そうして三人が昼食を食べ終えた所で、教師の一人が近付いて来た。


「天音君、よね?」


 よく見てみれば、先の会議で軟禁否定派に居た教師の一人であった。


「ええ。」

「少しお話があるんだけど……」


 そう言って教師はカイト達の近くのイスに腰掛けた。


「ねえ、君達から卯柳君の減刑を嘆願出来ないかしら?」


 やはりか、カイトはそう思った。だが、答えは始めから決まっていた。


「無理ですね。」


 そう即答するカイト。即座に無理と断言したカイトに、教師は唖然としていた。


「もしそんな事をすれば、公爵家との関わりに影響を与えます。そもそも、軟禁自体が温情によって手に入れたものです。これ以上温情を見せろ、と言っても向こうが受け入れてくれないですよ。」


 それ以前に桜を誘導してこの刑を決めたのはカイトである。そのカイトが認めぬ以上、俊樹少年の減刑は有り得なかった。そして、カイトは減刑の必要は無い―と言うより、すでに減刑済み―と考えているので、公爵家から減刑を議題として上げるつもりは無かった。


「……でも、あなたはクズハさんの弟子なんでしょ?そこをなんとかお願いは出来ないのかしら?」

「だからこそ、無理と断じたんです。彼女は自分の師である以前に、公爵家の当主代行です。それを弟子一人の為に曲げては示しがつかないでしょう。」

「でも、彼はあなた達の仲間なのよ?」


 説得が難しいと見た教師は、今度は仲間の情に訴えかける事にしたらしい。だが、これは悪手だ。


「尚更無理です。今度は我々が信望を失う事になります。屋上で戦った遠距離型の生徒の中には殺人を犯した者も居ます。彼等以外にも外で門を守った生徒は人殺しを間近で見ました。軽い刑とすれば、私達への彼等の信望は地に落ちるでしょう。」


 カイトに続けて桜が説明する。彼女も、今回の俊樹少年の減刑を温情と把握しているし、実家の教育からきちんと信賞必罰を把握している。なので、減刑には否定的なのだ。


「更に言えば、もしこれを許せば、あいつが大丈夫だったから、自分も捕まっても重罰は課されない、と考える者が出て来かねません。」

「だから、きちんと教育をして」


 教師の言葉を遮ってカイトが告げる。


「教育、ですか。今までもしてきました。それでも、起きるものは起きるのですよ。……次は、死にますよ?それも、不慮の事故では無く、咎人としての死です。帰った後、ご家族には何と説明しますか?難しいですよね。あなたの子供は異世界で罪を犯して死罪となり、断頭台の露と消えました、なんて。」


 冷酷に告げられた言葉に、教師は少しだけ口ごもる。


「……見せしめ、って事?」

「そう取って頂いて構いません。」


 カイトがそう言った事で、教師は嫌悪感と未知への恐怖を露わにした。だが、カイトはそれを一切斟酌せず、一気に畳み掛ける。この悪辣さは、仲間内に対しては決して見せない悪辣さだった。


「それに……公爵家に終身刑もしくは無期刑での減刑を頼んだのは我々冒険部です。それを更に減刑しろ、と言うのは都合が良過ぎます。」

「え?」


 カイトの言葉は必要無しとして学園側に伝えていなかったものだ。それ故に、教師の顔に一瞬の困惑が浮かぶ。ちなみに、誘導されたとは言え、表向きは桜が量刑を決めたとは言わない。必要が無いし、その泥を被るのはトップたる自分であるべきだからだ。詳細を問われれば答えるだろうが、聞かれても居ないのに答える必要は無かった。

 そうして、カイトの言葉の意味を把握出来たこの女教師は、目を見開いて驚きを露わにする。


「な!?ちょっと待ちなさい!それってどう言う事なの!」

「そのままの意味です。そうしなければ、彼はあそこで公爵家によって即時処刑されていたでしょう。現に、我々が止めるまでは、公爵家の方も処刑するおつもりでした。」

「そう言う事は普通教師と相談して決めるべきでしょう!何をしているの!」


 激高した教師は立ち上がって、事のあらましを平然と告げたカイトに詰め寄る。当たり前だ。教師達を一切無視で生徒が勝手に公爵家との間で約定を交わしたのだ。普通に見れば、問題行為にもほどがあった。だが、普通に見れば、である。あの当時は普通では無かったのだ。だから、カイトはそれを指摘する。


「だから言ったでしょう。そうしなければ死んでいた、と。あの状況では教師陣と相談する余裕はありませんでした。それ故の判断です。伝えなかったのは、申し訳無いですが、変更が無理と判断した故です。」


 教師に詰め寄られて尚、カイトは平然と告げた。それを見た教師は呆然となって何かを言おうとしたが、結局何も言わずに立ち去ろうと後ろを向いた。


「もういいわ!あなた達に頼んだ私が馬鹿でした!」


 去っていく背中に、カイトが忠告を投げかける。これは誰にとっても最後の慈悲であり、最悪の事態を防ぐ最後の砦だった。


「先生、もし彼を逃がすおつもりなら、やめておいた方がいいですよ。彼を殺す結果となります。」

「そうですか!どうせ貴方達が捕らえるって言うんでしょ!」


 これが守られる事をカイトは望むが、そればかりは、どうしようもなかった。彼女はそれをどのように判断したのか彼等には解らなかったが、彼女はそのまま立ち去ったのであった。

 お読み頂き有難う御座いました。

 次回:第154話『罪と罰』

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