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衝動系作品

穴に落ちました!

作者: イェル

なんとなくの投稿です。

今の状況を簡潔に説明したいと思います。

穴に落ちました!

簡潔にというかこれしか言えない。

いったいどうしましょう。


「今日も生活やばいな」

今日もバイト、明日もバイト、昨日もバイト。もう、休みが全くない。

毎日食事は一食だし食べないこともある。

「はあ、いいことねえかな」

そんな独り言を発していると電話が来た。友人だ。

〈ようどうだ〉

「今日も飯抜きだよ。で、なんのようだ」

〈いや飯奢ってやろうかと思ってな〉

「マジ!!」

〈マジだよ〉

「後で嘘とか言うなよ」

そんなこと言われたら俺は死んでしまう。

〈言わねえよ、そんなことは〉

「絶対だからな!」

〈分かってるよ〉

やったやった、最高だ。ただ飯だ。

さあこうしちゃいられない、いざ出発だ。


「よう、来たぞ」

「おう、こっちだ」

こいつの家に来た。

BBQバーべキューだ。肉だ。

「食ってもいいぞ」

そんな言葉で待てを言われていた犬がいいといわれた時のように飛び出した。

どんどん近付いていきあと一歩足を出したら後少しで肉にありつける。

そう思った瞬間に、足が沈んだ。

「なっ!?」

そして体が落ちて行った。


以上、回想終了。

もうこれはおふざけのレベルじゃない。

いやおかしいとは思ったんだ。

貧乏なあいつがいきなり奢るなんて言うなんて。

何かしたかな?

出たら問い詰めなきゃな。

そこまで考えて思った。

深すぎないか?

もう550文字ぐらいだぞ。

深すぎるよね!?

ああ、いやだ。

こんな間抜けな死に方なんて。せめて、恋人に抱かれて死にたかった。いないけど。

ああ、神よ。あなたの髪を私に垂らしたまえ。

どこまで続くんだこの穴。

もう早くしてくれ。

この恐怖を早く終わらしてくれ。

ふと、あいつと飯を食べに行ったときにそのまま一人で逃げたことを思い出した。

まさか、それが理由か?

そう思いながらも否定できない。

酷すぎないか。

よくもそれだけでこんな深い穴掘れるな。

暇なんだな。


「はっ、夢か」


現実逃避終了。

早いよ!

もう少し夢を見させてくれ。

実はこれが夢という終わり方でいいじゃないか。

誰が喜ぶと思うんだこんなの。

あ、あいつか。

長いよ。

早く終わってくれ。

はい!落ちがありません。

タイトル詐欺では、ありませんのでそこのところよろしくお願いします。

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