第3話
---目の前にはボスの鬼。
「お前だなっ村人を苦しめたのはっ。」
「ははは・・そうだとも。」
-------そして2人の戦いが始まりました。-------
鬼は大きな金棒を持ち振り回して来ました。
桃太郎はよけます。
よけることしかできません。
相当大きな金棒なので、当たったら致命的です。
・・・どうしよう。
自分が持っているのは、金棒と比べたらおもちゃに見える刀。
そんな悪戦苦闘している桃太郎を見て犬が言いました。
「キジ君っ飛んで鬼の目を防ぐんだ!その間にぼくと猿が鬼に登ってひっかいたり噛んだりで攻撃するんだっ!」
キジと猿がうなずいた。
「行っくよーーーーー」
キジが鬼の顔面に行き、目をふせぎます。
その隙に犬と猿が鬼へ登り、噛んだり、引っ掻きました。
「うおっーー何だ?何なんだまぎらわしい!」
どうやら鬼はペースを崩したようです。
「桃太郎さーんっ今のうちにっ」猿が叫びました。
そして・・・
シャキンッ!
ばたっ
「やったぁ、桃太郎さんよかったね。」
そうです、桃太郎が勝ったのです。
そして桃太郎は鬼が村人からうばった宝を持ち、村に行き、返してきました。
家にかえろうとすると・・・
ずっだだだだだだだだだだっ・・と変な音が聞こえてきました。
「親分っ・・・ごめんなさい!」
と泣いて言って来たのはあの、鬼の頭とその家来達でした。
「心を入れ替えて一生おつかえします。」
うわーんと大泣きをする鬼達。
そして、鬼達は桃太郎の家来になりました。
犬・キジ・猿は再会を約束して森へ帰って行きました。
がらがらがら・・
「ただいまぁ。」
そこにはおばあさん(若返っても、やはりおばあさんです。)が、かざり付けして待っていました。
「おかえり。」とにこやかに言いました。
「桃太郎ーーーっよかったぁ。」
泣きながらかぐやがやって来ました。
桃太郎はかぐやの髪をくしゃっと撫でました。
かぐやの顔が真っ赤に染まりました。
お互い微笑みました。 |