カカカッカ、カカカカカ〜〜〜〜!
一羽のカラスが、婦人の上空を、狂ったように鳴きながら飛んで行った。
婦人は驚いた。「変なカラスだわ。」
カラスを観察してると、後方から赤いTシャツの男が走ってきた。
その男は、婦人の前を通り過ぎると、歩道に植えてある街路樹に身体をぶつけ、ドンと倒れこんだ。
婦人はびっくりして駆け寄り、男の顔を覗き込んだ。
「大丈夫ですか!?」カラスのような目つきをしていた。
「綺麗な脚してるねえ。」
スカートの中を覗こうとしたので、婦人は一歩下がった。
「なにするんですか!?」
男は、空を見ながらの姿勢で、
「カァ〜!」と言って立ち上がり、すたすたと歩いて去って行った。
婦人は「変な人ねぇ!」と言って、首を傾げた。脚を誉められたので、婦人は少し嬉しかった。
空気は淀んでいた。無風だった。ゆらゆらと陽炎が亡霊のように泳いでいた。
「きっと、この異常な暑さと、排気ガスと二酸化炭素で頭が変になったのね。」
ウウウ〜〜〜〜!
婦人の前を、救急車が排気ガスを残し、通り過ぎて行った。
「景気のいいのは、救急車だけね。」
紫外線が、バチバチと音を立て容赦なく降り注ぎ、婦人のうなじを熱く乱暴に撫でていた。
「ああ、たまらない!」
婦人は、思わず店先の日陰に逃げ込んだ。
「それにしても暑いわねえ。身も心も溶けそう。」
テカテカした自動車が、デリカシーのないクラクションを鳴らしてながら、猛スピードで走って行った。
「危ないわねえ〜。」
ウウウ〜〜〜〜!
パトカーが、サイレンを鳴らしながら追いかけて行った。
「暑いのに、おまわりさんも、大変ね。」
スカートの短い女子高生が、向い側のアーケードの歩道を、アイスクリームを食べながら歩いていた。
「アイスクリームのように、みんな溶けて無くなるんじゃないかしら。」
真夏の湿度を帯びた空気が、しつこい男のように、べたべたと婦人の身体にまつわりついていた。
婦人は、息苦しさを感じたので、ショルダーバッグからミント入り酸素缶を取り出し、十秒ほど吸引した。
「美容院まで、無事に辿り着けるかしら。」
目的の場所までは、五百メートルほどだったが、やたらと遠くに感じた。
広報スピーカーから警報が流れた。
【気温が四十度に達しました。危険ですので、外に出ないでください。外にいるかたは、直ちに日陰に避難してください!】
近くに大きな百貨店があって、そこに駆け込む十数人の人々が見えた。
婦人は、百貨店に向かって走った。気がついたら、男が隣を走っていた。
「俺が先だ〜〜い!」
「はっ?」
男は、百貨店の透明のドアに頭を思いっきりぶつけて、その場に倒れこんだ。
婦人は、びっくりして男の顔を覗き込んだ。
「大丈夫ですか?」カラスのような目つきをしていた。
「パンティ、何色?」
スカートの中を覗こうとしたので、婦人は一歩下がった。
「なにするんですか!?」
男は、「カァ〜!」と言って、立ち上がり、店の中に入って行った。
婦人は「変な人ねぇ!」と言って、首を倒げた。それから、用心して店に入った。
「こんなに覗かれるんだったら、ピンクのパンティをはいてくれば良かったわ。」
百貨店の中は、省エネなのか、さほど涼しくはなかった。でも、外と比べると遥かにましだった。
「今日は、何か特別な日なのかしら?」
婦人は、近くの店員に尋ねてみた。
「今日、何かあるんですか?」
「別にありませんけど。」
婦人は、三年ぶりに、フランスから日本に帰って来たばかりだった。
「日本も変わったわねえ。」
婦人の前を、へそ出しルックの女性が「カァ〜!」と言って、小走りに通り過ぎて行った。
「何なのかしら?」
一階には広いラウンジがあり、薄型の大きなテレビが置いてあった。
今日も 各地で カァ〜人間が 出没してるみたいです
目撃者の話によると 何れも 木やドアなどに体当たりをして倒れ
カァー! と言って 去って行くそうです
目撃者によると カラスのような目つきで ぞっとするような殺気を感じたそうです
また カァ〜人間による 痴漢も各地で発生しています
スカートの中を覗いたり 露出している腹部を舐めていくそうです へそ出しルックの方は注意してください
腹部を舐めさせると 不思議なことに おとなしくなるそうです
また 今日も カァ〜人間による暴走運転によって 各地で死亡事故が相次いでいます
科学者たちは カラスインフルエンザとの因果関係を調べています
まことに不思議な事件です 皆さん カァ〜人間には注意してください
「さっきのカラスも、変な飛び方をしてたけど、カラスインフルエンザだったのかしら?」
婦人は、百貨店の案内板を見た。
カラス人間対策のために、午後5時に閉店します。
「大変だわ。わたしも帰ろうかしら。美容院どころではないみたい。」
婦人は、百貨店を出ると、タクシーを止めた。そして、乗った。
「弥生台三丁目まで、おねがいします。」
「はい。分かりました。」
タクシーの運転手は、神経質に前後左右を確認してから、走り出した。
婦人は、運転手に尋ねた。「ずいぶんと、用心深いんですね。」
「近頃、怖いんですよお。ときどき、狂ったように走るやつがいて。」
「ああ、さっき見ましたよ。凄いスピードで走ってました。」
「三日ほど前から、こういう感じなんですよ。おっかなくってねえ。」
「たいへんなことになってるんですねえ。」
「どうなってるんだかねえ。」
タクシーの右脇を、オートバイが猛スピードで走り過ぎて行った。
「ほらね!ありゃあ、自殺行為だよ。」
道路は、混んでいた。
わき道から、赤いスポーツカーが、合図も出さずに割り込んできた。
「なんだよ、こいつ!」
信号は赤だったが、赤いスポーツカーは、そのまま凄いスピードで突っ走って行った。
「まったく、狂ってるよ!」
婦人は、どうやら自宅に辿り着くことができた。婦人の家は、北米風の2階建て木造住宅だった。
「あ〜〜、びっくりした。」
婦人は、エアコンを付けると、バスルームに入った。股間だけ香水入りの石鹸で軽く洗い、シャワーで汗を流すと、気持ちよさそうに全裸で出てきた。
「あ〜〜、さっぱりしたわ。」
家には、婦人のほかには誰もいなかった。
婦人は、バスタオルを頭に巻き、ダイニングルームに行き、冷蔵庫を開けた。
「何か冷たい飲み物でも、飲みましょう。」
婦人は、コーラを取ると、お尻で冷蔵庫のドアを閉めた。冷蔵庫は、パタンと音がして閉まった。
「いい音だわ。」
婦人は、テーブルの上のコップにコーラを注いだ。そして、コップを乳首に当てた。
「冷た〜い!」
飲み終わると、衣裳部屋のほうに向かった。大きな鏡が、壁に取り付けてあった。
「ちょっと、太ったかしら。」婦人は、乳房を少し揺らしながら上半身を左右にひねった。
鏡の下には、体重計が置いてあった。
「53キロだわ。ちょっと太ったわね。身長が、165だから丁度いいわね。」
婦人は、マリリンモンローのように、両手を首に回してポーズを決めると、腰を突き出して左右に振った。
「われながら、なかなかセクシーだわ。」
婦人は、ベッドルームに向かった。
ベッドルームには、ウォーターベッドが置いてあった。婦人は、全裸のまま、仰向けに大の字で、寝っ転がった。
「あ〜〜、いい気持ち!」
人工知能なでなで風付きのエアコンの風が、婦人の裸体を、上から下へとデリケートに撫でていた。
「このエアコンの風、とっても気持ちいいわ。」
婦人は、右膝を持ち上げながら、両乳房を両手で持ち上げるように掴むと、裸体を悩ましく反るようにうねらした。
「ああ〜〜〜、気持ちいいわぁ〜〜!」
その弾みで、頭に巻いていたバスタオルが床に落ちた。婦人は、反るような姿勢でバスタオルを拾うと、股間に挟んだ。
ピンポ〜ン♪
訪問者を知らせる、ドアチャイムが鳴った。
「だれかしら?」
ピンポ〜ン♪
「ああ、面倒だなあ。裸だし・・」
ピンポ〜ン♪
「しつこいわねえ。」
音は、しなくなった。
「行ったみたいね。良かったぁ。」
「ああ、眠くなって来ちゃった。」
婦人は、大の字のまま、眠ってしまった。
目を覚ますと、目の前に、見知らぬ男が立っていた。
「だれ、あなた!?」
男は、鼻の下をのばし、嬉しそうに答えた。
「おはよう、南野愛子さん。」
「どうして私の名、知っての?超能力者?」
「表札を見たんだよ。」
「なあんだ。」
「いいねえ。奥さん、いい身体してるねえ。」
婦人は、股に挟んでいたバスタオルを取ると、慌てて上半身を隠した。
「あらあら、下半身丸見えだよ。ちょろちょろの毛が見えてるよ。」
「どのくらい見てたの?」
「十分くらいかなあ。」
「泥棒?警察を呼ぶわよ!」
「どうやって呼ぶんだよ?」
「大声、出すわよ。」
「ちょおと待った、奥さん。すぐに帰るよ。」
「ほんと?」
「ああ、嘘はつかないよ。いいもの見せてもらったことだし。」
「あなた、勃起してるわよ。ズボンが見事にふくれてる。すごく大きそうね。」
「見せてやろうか、愛子さん?」
「ええ。」婦人は、生唾を飲んだ。
男は、ベルトを緩めると、ズボンとパンツを下げ、出して見せた。
「どうだい、愛子。」男のものは、真上に突っ立っていた。
婦人は驚いた。「わ〜、凄い!エッフェル塔みたい!主人のより大きくって立派だわ!」
「ヤカンだって、持てるんだぜ、愛子!」
「すご〜〜い!」
婦人は、男のものを、右手で強く握った。ゴムのように強く、熱かった。しなやかな婦人の手から、エッフェル塔の展望台が、存在を誇示するように、大きくはみ出していた。
「わ〜〜、すご〜〜い!」
婦人は、エッフェル塔を、前に倒してみた。
「わ〜〜、ビンビン!しなってるう!」
「すごいだろう。」
「これなら、きっとヤカンも持てるわね。」
「試してみるかい?」
婦人は、周りを見渡した。ベッドの脇に、ハンドバッグがあった。
「あっ、これいいわね。」
婦人は、右手を離し、左手でエッフェル塔を握ると、右手でバッグを掴んだ。
「ちょっと、いい?」
「ああ、いいよ。」
そして、左手を離し、エッフェル塔に掛けた。バッグは、落ちないで、ブラブラと揺れた。
「わ〜〜、すご〜〜い!」
「すごいだろう。」
「どのくらいもつの?」
「さ〜〜?」
ベッドの傍のテーブルには、ワインと深めのワイングラスが置いてあった。
「ワイングラスをかぶせてもいいかしら?きっと、可愛いわ!」
「ああ、いいよ。」
婦人は、ワイングラスをエッフェル塔にかぶせた。
「わ〜、すてき〜〜!エッフェル塔がビンビンに輝いてるわ!芸術だわ!」
エッフェル塔は、ピクピクと動いていた。「かっわいい〜!」
婦人は、グラスのなかでうつろいゆくエッフェル塔の変化を、暫く楽しんだ。
「まだ、だいじょうぶ?」
「ああ、だいじょうぶだよ。」
「見栄を張らないでよ。」
「見栄なんかじゃないよ。見りゃあ分かるだろう。」
「そうね。」
「もう、リクエストはないのかい?」
「可哀想だから、このくらいにしとくわ。」
婦人は、「ごめんね。」と言うと、グラスを外し、再び右手で、エッフェル塔を強く握った。
「あら、まだ熱くてビンビンだわ!強く握っても、こんなにしなってる〜!」
「カァ〜!」
婦人の、しなやかな指の刺激に堪らず、男は獣のように飛びかかってきた。
「きゃ〜〜、やめて〜!」婦人は、回転してベッドから素早く降りた。
「カァ〜!」男の目は、獲物を襲うカラスのように血走っていた。
「あなたも、カラス人間?」
「カァ〜!」
婦人は、痴漢のカラス人間のことを思い出していた。腹部を舐めさせると大人しくなるって言っていたわ。
「ちょっと待って、いいもの見せてあげる。」そう言うと、婦人は、悩ましい腰つきで、ストリッパーのように踊りだした。
「おおおおお〜、いいねえ。カァ〜!」
「わたし、女子高時代に、新体操やってたの。なかなかいいでしょう。」
「いいねえ〜〜!カァ〜!」
「身体も、こんなに柔らかいのよ。」
婦人は、左足を頭の高さまで上げ、左手で足首を掴んだ。
「いいね、いいねえ〜〜!カァ〜!」
男の目は、貪欲なカラスのようになっていた。
「よく開くねえ。」
「入れないでね。今日は危険日だから。」
「分かったよ、愛子。」
「入れるときには、入れる!って、言ってよ。」
「ああ、分かった。」
「指とか入れないでよ。ばい菌が入るから。」
「ああ、分かった。」
男は、婦人の前で跪くと、開かれた婦人の股間を、右手の手の平で、ポンポンと軽くたたき、押し当てた。それから、婦人の陰毛に、鼻を近づけた。
「いい匂いだなあ。」
「きっと、石鹸の匂いだわ。」
婦人の股間の穴は、熱せられた赤貝のように、ぱっくりと大きく割れ、濡れたひだが飛び出していた。
婦人は、左脚を男の右肩に乗せて、甘ったるい口調で言った。
「どう、舐めたくなった?」
「なった、なった!カァ〜!」
「ちょっと、待ってね。」
婦人は、左足を床に下ろすと、しゃがみ込み、攻撃態勢になってる、今にも発射しそうな男のミサイルを強く握った。
「しなやかで、いい感触だわ。いい子にしててね、ぼうや。」
婦人は、両手でミサイルを揉むように握ると、飛び出してる坊やに、キッスをして、舌先で舐めた。
それから、ストリッパーのように悩ましく立ち上がろうとしたら、男は立ち上がりながら、腰を婦人の下腹部に密着させ、熱いミサイルを下から強引に入れ、婦人のお尻を両手で引き寄せ、激しく強く下から上に突いてきた。婦人の裸体が床から離れ、浮きそうになった。
いきなり、陰毛の下から、熱いものが奥の奥まで入ってきたので、婦人はびっくりした。身体が浮きそうになったので、婦人は腰を引いて、あわてて男のミサイルを抜いた。
「びっくりして、危なく閉めて抜けなくなるとこだったわ。入れないって、約束したでしょう。」
「あっ、そうか。ごめん、愛子。」
男を優しく押しとどめ嗜めると、ひざまずかせ、男の顔に腰を突き出した。
「さあ、舐めて。」
男は、婦人の腰に抱きついてきた。婦人は倒れそうになった。
「いいねえ。この感触!カァ〜!」男は、両手で婦人のお尻を鷲づかみにすると、お尻を揉みほぐしながら、尖らせた口でカラスのように、デリケートな腹部をつつきはじめた。それから、舌を出し、おいしそうに舐めはじめた。
「いい味してるねえ!カァ〜!」
「あ〜〜〜っ!」
婦人は、今まで感じたことのない異常な刺激に、腰が熱くなり、突き上げるような快感が腰から全身に走り、思わず身をくねらせた。倒れそうになったので、男の頭を、両手で強く、下腹部に引き寄せた。
「あ〜〜〜っ!」
未体験の快感が、熱くなった腰を、勝手に前後左右にくねらせていた。婦人は、喘ぎながら、ようやく言葉を発した。
「・・あなたって、せっかちねぇ。」
男は、舌を出して、ひたすら無心に舐めていた。婦人は、強烈な快感で下半身が痺れ、気を失いかけていた。腰だけが、別の生物のように、前後に激しく動いていた。
「ぁ〜〜〜〜〜っ!」婦人は、おしっこを勢いよく漏らした。
男は、おしっこで濡れた陰毛や股間を舐めはじめた。
「ぁ〜〜〜〜〜っ!」
婦人は、倒れそうになったので、男の髪を強く掴み、下腹部へ強く押し当て、倒れるのを防いだ。
男は、舐めるのを止め、顔を上げた。満足気な顔をしていた。おしっこのついた指を舐めていた。
「ああ、おいしかった!カァ〜!」
婦人は、気を取り戻した。だけど、目は虚ろになっていた。
「どう、満足した?」
「カァ〜〜〜!」
男は、すっかり大人しくなっていた。
玄関のドアを開ける音がした。
「ママ〜〜、帰ってるの〜!?」
小学三年生の息子の声だった。
男は、ズボンとパンツを持ち上げると、慌ててベッドルームから飛び出し、リビングルームの窓から逃げて行った。
「ママ〜〜、いるの〜〜?」
婦人は、「ここよ〜〜!」と言うと、腰が抜けてしまった。
翌日、テレビでは、朝から、カァ〜人間のニュースでいっぱいだった。
昨夜 山手線の電車内で 痴漢の現行犯で逮捕された カァ〜人間の血液から カラスインフルエンザウイルスが検出されたそうです
「やっぱり、カラスインフルエンザだったのね。」
「ママ、昨日は、どうしたの?」
「お風呂から出てきたら、貧血を起こしちゃたの。」
「びっくりしたよ。」
「もう、だいじょうぶよ。」
「パパに連絡しようか。」
「いいのよ。たいしたことないから。心配させたくないから。」
婦人の夫は、仕事で北海道に行っていた。
「今日も、暑くなりそうね。」
「そうだね。」
カカカッカ、カカカカカ〜〜〜〜!
近くの電線の上で、数羽のカラスが、狂ったように、合唱するように鳴いていた。
「昨日の刺激で、便秘が治って、お腹もスマートになったみたい。」
一週間が過ぎた。
やはり、ニュースの主役は、カァ〜人間だった。
カラスインフルエンザの症状は 異常な行動以外は インフルエンザ特有の高熱や喉の痛みなどはなく 一週間ほどで治るそうです
そのためか 感染した人は 病院にも行かず 薬も飲まないで 自然に治るのを待つ人が多いそうです
感染した多くの人は 今までに感じたことのない快感を体験したと 語っています 快感を求める人も現れています
カァ〜人間による痴漢も増加しています
また へそ出しルックも増加しているという 不思議な現象が起きています
科学者たちや心理学者たちは このまま放置しておくと 人間がカラス化してしまうと警告しています
婦人は、ニュースを見ると、朝風呂に入った。
「あら?あそこ洗ったかしら?」
婦人は、右手の親指と中指で、陰毛を摘んでみた。パサパサしていた。
「洗ったみたいね。」
頭にバスタオルを巻き、何も身に着けずにバスルームから出ると、エアコンの前で、バスタオルを取り、濡れた髪を拭って乾かした。
「今日も、暑いわねえ。」
小学生の息子がやってきた。
「また、すっぽんぽん!」
息子のズボンの股間は、ふくれていた。
「あらあら、そんなにふくれちゃって、おませねえ!」
婦人は息子のズボンとパンツを下げた。
可愛い坊やが、ニョキっと上を向いて突っ立っていた。
「可愛いわねえ。」
そう言うと、右手で揉むように撫でて大きくして、強く握った。
息子は悲鳴を上げた。「ママ、いた〜〜い!」
「明日っから、ママが握って鍛えてあげるわ。覚悟しなさい。」
カカカッカ、カカカカカ〜〜〜〜!
この日も、数羽のカラスが、狂ったように鳴いていた。
「いい鳴き声だわ。」婦人は、腹部に快感を感じ、身体をくねらせた。
「ああ〜、たまらない!」
婦人は、出掛けるところだった。息子が尋ねた。
「ママ、朝から、どこに行くの?」
「美容院に行って来るわ。」
婦人は、ジーンズに短いTシャツの、へそ出しルックスタイルだった。
「ママ、そんな格好で行くの?カァ〜人間に襲われるよ。」
「だいじょうぶよ。」
「キイ、忘れてるよ。」
「クルマは危ないから、電動自転車で行くの。」
「ママ、ピンクのパンティが見えてるよ。」
「いいのよ、これで。似合ってるでしょう。」
婦人は、買ったばかりのピンクの電動アシスト自転車で、出掛けて行った。
一羽のカラスが、婦人の上空を、狂ったように鳴きながら飛んで行った。
「このサドル、やたらと股間に食い込むわねえ。・・電動サドルって、ないのかしら。」
婦人の傍らを、ラリーカーのような乗用車が、物凄い爆音を轟かせ、猛烈なスピードで走り過ぎて行った。
「あの音を聞くと、下半身に快感が走るわ!」
婦人は、ピンクのパンティをちらつかせながら、腰を左右に振り、狂ったように走り出した。
「カァ〜〜〜!」
|