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こんな僕でも彼女は救えるでしょうか  作者: ライト@顎割れガンマン
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炎影と転生前夜

投稿ほぼ初心者です。

ハーメルンには別作品を書いています。


文章力は無いですがそれでも楽しめる

という方は、誤字脱字に覚悟してご覧下さい。


投稿はなるべくはやくします。

僕の名前は夜野紙(やのがみ) 海叶(かいと)!!

夢は、海の広さ分だけ人の願いを叶える事です!


汚い文字でグチャグチャと書かれている


これは小学の頃だ...


好きなものは工作で

将来は物を作る仕事に付きたいです。


この頃は楽しかったなぁ...


中学の卒業前だ...


赤点を減らしたいです


一行ポッキリの反省文


高校1年の頃...


この頃からだ...


親の都合での転校


赤点まみれの成績表


クラスに馴染めずに精神をすり減らす日々


家に帰っても親同士での喧嘩

勿論、俺関連の事だ


それでも半年頑張った...


つまらなかったなぁ...


...と、アルバムをそっと閉じる


ゆらゆらと炎の揺れる暖炉に

アルバムを投げ込む..


...事が出来なかった。


「....はぁ」

と、不安感が俺を襲う

ーーーあ、来る、

『やっぱり未練残ってんじゃねぇのか?』


やっぱり来た


「またか...この悪魔が...」

そう、コイツは中学校卒業前の受験シーズンの

時から俺と一緒にいる悪魔のようなものだ

不安感からこんなものに憑かれたのだろうな..


『一概にそうも言えねぇだろ

お前さんが死のうとしているのを一応は止めてやってんだからよ』


確かに...コイツが悪魔だとしたら死ぬのを

止めはしないだろう

...だが

「言っておくがやめるつもりは無いぞ

流石にもう疲れた...

しかも今から頑張った所で夢にはたどり着けない」


『そんくらいで死にたくなるものなのかねぇ』

「....」


俺は黙ってマッチをすり適当な方向へ投げる


自分から最も遠い方向へと...


『死ぬのが...』


「うるさいぞ!」


俺はそう言って自分にガソリンをかける

後は、横になりイヤホンを耳につけ音楽をかけ

天井を仰ぐ


視界が赤く染まっていく中

この世に未練なんかないはずなのに

ないはずなのに目頭がジワリと熱くなる


ーーーもっとこうしていたらーーー


ーーーもっと上手くやっていたらーーー


そんな後悔ばかりが頭を回る


親は相当心配しているんだろう


そうだ、病院に連れていかれて

入院中に親に学校の事について話そう

久々に話しかけたら二人共喜んでくれるだろうか


ーーー服に火が着いたーーー

ガソリンが染み込んだ服は相当な速さで

火が燃え広がってゆく...

...熱い

めちゃくちゃ熱い...


「死にたくねぇ...」


涙が溢れてきた


そうだ、やはりそうだ

人間死にたい死にたい言っていても

死ぬ間際には死にたくないと絶対思うのだろうな


「なぁ、まだ居るか?」

胴体付近にまで火が広がってきた時

目を開けて話しかける


「俺、次生まれ変わったら...

俺の今の名前に恥じない生き方をしたいな..」


『生まれ変わるったって人間とは限らねぇだろ?

ナメクジとかはたまたワームかも知れないぜ?』


「ハハッ、ワームって普通に言えば良いのによ

なんたってお前..」


『ココじゃねぇかも知れねぇしな』


声が遠くなって行く

いや、元々俺にしか聞こえない声だ

遠くなってゆくもなにも無いだろうが...


「...ココじゃ無くても付いてこいよな

お前が居なきゃ案外寂しい所かも知んないしな」


そういってもう一度目を瞑る


『転生後とか妄想しながら

死ぬと本当に転生出来るって言ったら信じるか?』


うっすらと聞こえてくる

へー、ならやってみる価値あるな


「ならお前は俺に付いてくる妄想でもしておけ

次に目を開けたら案外本当に

異世界行ってるかも知れないしな」


何か聞こえたがもうそれは音としか

認識出来なかった


そして身体が炎に包まれ

スーっと意識を手放した


その炎は青黒く

真っ白な光や様々な声に包まれた気がした




閲覧ありがとうございます。


異世界転生物を初めて書こうと思っています。


次回からは文章量を増やして行きます。

主人公の名前って良いの思いつかないですね。

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