「今度はバレンタインデーですか?」
その通り、君には全員分のチョコを作ってもらうからね?
「大変そうですね・・・」
まぁ、超能力あるから常人に比べて比較的楽じゃない?
「それもそうですね」
じゃあ、本編の準備して下さい!
「はい・・・では、どうぞ!」
「「どたばた!1日遅れのバレンタインデー!?」」
第1巻 人生と進級と宣戦布告
オマケ3・どたばた!1日遅れのバレンタインデー!?
2月15日・・・今日は、男子全員が目を血走らせるバレンタインデーの1日遅れの日・・・
もちろん、私事、音橋絵里もバレンタインのチョコを作っているところです。作るのは、シフォンチョコで、とりあえず、Fクラス全員分と、予備に10コくらい作っているところです。ちなみに、14日は、日曜日だったので学校の人にはまだ1個もチョコをあげていないですよ?
「ふぅ~・・・後は、固まるのを待つだけですね。」
今日は、晩ご飯を簡単な物ですませました。明日まで、冷蔵庫はチョコで一杯ですから、すこし手間が掛かりますね。
そう思いながら、私は眠りについた。
ピピピピピピピピピ カチャ
「ふぁ・・・もう朝ですか・・・あっ、ラッピングしなきゃ!」
っと、ちゃんと冷たくなってますね。コレで後はラッピングと・・・
超能力で、大急ぎでラッピングしながら朝ご飯を食べます。今日は少し早めに行きますか。
そうして、私は学校に行きました。
「おはようございます。西村先生。」
「おう、音橋か・・・なんだ?これは・・・」
「今日は一応バレンタインですから・・・いつも苦労してそうですし・・・」
「まぁ、吉井は何度しかっても学習能力の無い奴だからな。まぁ、ありがたく頂くとしよう」
「・・・頑張って下さい」
「ああ」
本当にいつも苦労してますね。私が西村先生の立場にいたら、きっともう退職してますね。
っと、教室に行きますか。
「おはようございま・・・何で皆さんこんな朝早くから居るんですか?」
そこには、Fクラスのほぼ全員が居ました。この時間にいるのは、瑞樹とか私とかといった女子しかいないのですが・・・でも、雄二と明久と秀吉は居ませんね。まぁ、いいでしょう。この機会に全員にチョコを渡しておきますか。
「えっと、皆さん!」
「「「「「ザザァッ」」」」」
凄く血走った目でこちらを見てるのはなぜでしょうか?まぁ、どっちみちチョコ目当てでしょうけど・・・
「えっと、今日はバレンタインデーですので、義理チョコ作ってきました。」
「「「「「うおおおおおおーーー!つきあってくれ!音橋ぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」」」」」
「ひゃい!?にゃ、にゃにいってるんですかぁ!?」
凄い熱気に当てられて、混乱したまま喋ったので、ろれつが回らなかった・・・
あぅ・・・なんて赤っ恥・・・って、何で男子の2/3が鼻血を垂らして倒れてるんですか!?
「オッス、絵里」
雄二、ナイスタイミング!
「雄二!これ、本命チョコです!」
生け贄として、本当にナイスタイミングでした!
「これより異端審問会を始める」
「うおぉぉぉぉぉ!」
「な、なぜこうなる!?」
「・・・・・・・ごめんなさい、本当は全員義理です。」
「ふぅ・・・助かった」
「・・・被告人坂本雄二は、我がクラスにおいて希少価値である女子に本命チョコ|(偽)を貰ったのを、我々全員が目撃しております」
「おいっ!?義理だっていってただろ!?」
「もっと、詳しく言ってくれたまえ」
「音橋から、本命チョコと言われていたので羨ましいであります!」
「分かりやすくてよろしい!」
こうなったからには仕方ありませんよね!?ドンマイ!
ガラガラ
「おはよう・・・って、ええ!?何コレ!?何で異端審問会が始まってるの!?」
「良く来たな、我が同士よ・・・この者、坂本雄二は音橋絵里より本命チョコ|(偽)を貰ったのだ。」
「すぐに処刑にして下さい!須川会長」
「うむ、分かっている。では、処刑方法は同士に任せよう」
「ありがたき幸せ・・・覚悟はいいな雄二」
「何言ってるんだ明久・・・お前は俺と同じ立場にある」
「何を言って「「吉井|(君)!」」へ?どうしたの、美波、姫路さん?」
「えっと、その・・・」
「えっとね・・・」
「あ、明久・・・コレ、義理チョコです」
「あ、ありがとう絵里!」
「・・・・・ちょっとこっちに来てくれる?絵里」
「わ、私も用があります」
「?何ですか?」
廊下にてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「どうしてそんなに軽々しくチョコを渡せるのよ!?」
「そ、そうです!なんだかずるいです!」
「だ、だって、義理ですし・・・それに、私はもう好きな人いますよ?」
「「ええーーーーーーーっ!?」
「そ、それって本当なんですか!?」
「は、はい。といっても、結構昔に決められた許嫁ですけどね?」
「い、許嫁って!」
「は、早すぎです!」
なんてことを、授業が始まるまで問いつめられ続けられ、1時間目からぐだぐだです。
それでも、何とかお昼まで耐えた私を褒めて欲しいくらいです
「あ、秀吉・・・」
「む?なんじゃ?」
「コレどうぞ?」
「チョコかのう・・・ありがとうじゃ」
「ホワイトデーにはクッキーではなく、クレープをお願いします」
「むぅ、おぬしあざといのう・・・」
「そうですか?」
まぁ、案外期待はしてますけど・・・
「ねぇ、みんなで学食に行こうよ!」
「私は構いませんが?」
「俺もだ」
「じゃあ学食に行こう!」
「あ、あの・・・」
「ウチらもいい?」
「わしたちも学食に行こうと思っていたところじゃからのう」
「・・・・・・(コクコク)」
「良いんじゃないですか?ねえ、明久」
「うん、大歓迎だよ」
「じゃあとっとと行こうぜ」
この時、私たちは知らなかった・・・まさか、お昼の時間がまさかの地獄の時間に繋がるなんて・・・誰にも知る予知はなかったのだから
食堂にて
「ふぅ、結構美味しかったですね」
「そうだね、こうなったら何かデザートも欲しくなるところだけど」
「あ、あの!」
「?どうしたんですか?瑞希?」
「えっと、よろしければ、これ・・・」
瑞樹のカバンから出てきたのは可愛くラッピングされたチョコレート・・・まさか・・・
「ねぇ、これってもしかして・・・瑞樹の手作り?」
「は、はい」
「チョコじゃんけん(生き残りバトル)開催!」
「「「「イェー!!!」」」」
「あ、あの・・・皆さんの分もありますから・・・」
そこにさらに出てきたのは、これまた可愛くラッピングされた5つのチョコ・・・ってまずい!
美波に食べられたら、こっちの世界に戻ってこれなくなるじゃないですか!!
すかさず私は、接触感応で材料を読み取ります・・・ふむふむ、これ位なら何とかなるかもしれませんね・・・ちょっとリスクがありますが・・・
「(皆さん・・・)」
私はおなじみの精神感応で瑞希と美波を除く全員に伝えます。
「(な、なんじゃ絵里?)」
「(今回はなんとかなりそう?絵里)」
皆さん、もう地獄を味わっていますからびくびくしていますね・・・口をほぼ動かさずに小声でしゃべれるなんて本当に凄い芸当ですね・・・でも・・・このことを告げなければいけません・・・
「(今回も|(?)何とかなりそうですよ・・・ただし・・・・・・4つだけですが・・・ちなみに、美波のはもう毒を抜いてありますから、安心して下さい)」
「(これでまずは一安心だが・・・残りの1つをどうするかだな・・・)」
「(ここは明久でしょう)」
「(まぁ、それもそうじゃな)」
「(右に同じく)」
「(ええっ!?ちょっとまってよいくら何でもあの地獄は)」
「だまらっしゃい!」
「ごぶはっ!?」
「ちょ、何?」
「島田、姫路、あれはなんじゃ!?」
「「え?」」
ナイスです。丁度2人共、秀吉の指さした方向を向きました。今の内に雄二が殺人チョコを明久の口に放り込みます。
「もぐぁもぐぁ・・・あれ?結構いけrーーごぱぁっ!?」
「すまん、わしの見間違えじゃったようじゃ」
「そうですか・・・ってきゃあ!?」
「ど、どうしたのよ吉井!」
「チョコとか食べたら、お腹が一杯になって眠いっていって寝たんですよ」
「そ、そうですか」
「いきなりだったからびっくりしたわよ」
「あ、瑞樹、チョコ頂きますね?」
「あ、はい。お口に合うか分かりませんけど・・・」
「ではわしらも頂くとするかのう」
「・・・・・(コクコク)」
「「「「頂きま~す」」」」
こうして、私たちは毒を抜き終えた美味しいチョコを食べ終えた・・・
ちなに余談ですが、この後に明久に電気ショックを与えて奇跡的に生還したのですが、しばらくの間、チョコはもう嫌だと呟いていたのが、少し気になりました。
翌日、美波と瑞希は無事に明久にチョコを渡せたらしいです・・・ただし義理チョコとしてですけどね?
私はも一度あの人と向き合うことが出来ますかね・・・龍君・・・
皆さんは、チョコを渡しましたか?友達・家族・好きな人・・・色んな人がいることでしょう・・・わたしからは、この話がバレンタインです!なんちってあはははは・・・この後どうつなげて良いのやら・・・ちなみに、絵里の許嫁の人はちゃんと本編に出すつもりです。ちなみに龍君はあだ名だったりそうじゃなかったり・・・まぁ、次回も期待していて貰えるとありがたいのですが・・・では、また次回!よろしくお願いします!
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