艦魂年代史 〜ドキッ☆恋する乙女は大艦巨砲主義〜(36/130)PDFで表示縦書き表示RDF


艦魂年代史 〜ドキッ☆恋する乙女は大艦巨砲主義〜
作:黒鉄大和



第七章 第五節 戦姫瑞鳳の強き決意


 十月二五日、アメリカ軍偵察飛行艇が日本機動部隊を発見。その情報はすぐさまソロモン海洋上に展開していた機動部隊にも伝えられた。
 猛将ハルゼーはすぐさま艦隊を全速力で敵機動部隊に向かって突撃させた。
 空母対空母の戦いは通常距離を開けて攻撃するものだが、彼はその常識を打ち破って敵機動部隊との距離を詰めた。
 これは元パイロットでもあるハルゼーが長距離飛行は搭乗員に負担をかけるという事を身をもって知っていた事が原因でもあった。部下達に無駄な負担をかけたくないのと、それにより集中力を高めたいというのが狙いだった。
 しかし、敵空母に近づくというのは母艦を危険に晒すという事に直結する。
 だが、目の前の敵をぶっ飛ばすという考えのハルゼーにとってはそんな事は関係なく、副司令や参謀長が止める中、断固として突撃を続けた。
 そんな彼の背中をエンタープライズは感動した目で見詰め、そんな姉の姿を見て、ホーネットはまたもため息した。
 アメリカ機動部隊は全速力で日本機動部隊に空前絶後の全力突撃を続けた。

 一方、日本機動部隊は日付が変わった頃に敵索敵機を発見。所在攪乱かくらんの為に針路を変更するも、数時間後に別の偵察機に発見された。
 二六日早朝、日本機動部隊は二〇機の偵察機を発進させた。
 ほぼ同時刻、米軍機動部隊も十九機のSBDドーントレス急降下爆撃機を発進させた。

 偵察機発進二時間後、偵察機の一機が敵機動部隊を発見。
 日本機動部隊はすぐさま攻撃隊を編成した。
 空母『瑞鶴』の甲板では艦載機が次々に格納庫から運び出されていた。それは第一次攻撃隊であった。それらの艦載機を見詰め、瑞鶴は決戦に気合を入れる。その時、
「神風少尉!」
 瑞鶴は攻撃隊の中に刹那の姿を見つけ慌てて駆け寄ると、刹那は整備兵との会話を打ち切って瑞鶴の方に向く。
「瑞鶴か。どうしたの?」
「神風少尉、第一次攻撃隊だったんですか?」
「うん。攻撃隊の護衛をね」
「そうですか。がんばってください」
 瑞鶴の激励に刹那は「任しとけ」と笑みを送ると、手を差し伸べた。その手の意味に気づいた瑞鶴もそっと手を伸ばす。
 二人はしっかりと握手を交わした。
 刹那は一度うなずくと、瑞鶴と別れて愛機の零戦に乗り込んだ。
 エンジンを点火し、プロペラが高速回転を始める。
 今まででとまったく同じ事なのに、心が躍る。やっぱり空母から発進するのは適度な緊張があって自分の性分に合っている。刹那はそう思った。
 ふと横を見ると、瑞鶴がこっちに手を振っていた。そんな彼女にそっと手を振る。
「そういえば・・・蒼龍も軍帽を振って見送ってくれたっけ」
 今は亡き大切な少女の事を想い、刹那は小さく笑みを浮かべた。
 そして、第一次攻撃隊の全機が高速でプロペラを回し始めたまさにその時、ついに出撃の合図がなされた。
 戦闘の零戦隊が自らを縛っていた力を解いて飛行甲板を駆け抜け、大空高くへ舞い上がる。
 刹那の零戦もスロットルを全開にして一気に甲板を滑走、発艦した。
 重力から解放され、零戦は天高くに舞い上がる。
 小さくなる母艦を一瞥し、刹那は操縦桿をしっかりと握り、隊長機に続いた。
 上空を旋回して後続機の編成を待つ零戦隊を見詰め、瑞鶴は嬉しそうに微笑んだ。

 一方『瑞鳳』の甲板でも瑞鳳と剣がお互いを見詰めていた。
「剣、気をつけてね」
 瑞鳳の言葉に、剣はしっかりとうなずく。
「大丈夫。僕には御守りがあるからね」
 そう笑顔で言うと、首から掛けている御守りを見せた。それはどこにでもある普通の御守りだった。
「御守りか・・・あれ? でもこれ恋愛成就って書いてあるけど」
「あぁ、これは気にしないで。込められた想いは変わらないからさ」
「へえ、誰にもらったの?」
 瑞鳳の問いに、剣は優しく微笑む。
「飛龍にね、もらったんだ」
「そっか、飛龍さんに・・・」
 微笑ましげに見詰める瑞鳳。そんな瑞鳳を一瞥し、剣はそっと御守りを見詰めて微笑む。
「これが僕をラバウルの激戦から命を救ってくれたんだ。これがある限り、僕は負けないよ」
「そっか。じゃあ、期待してるからね」
「うん。任しとけ」
 瑞鳳に優しく微笑むと、剣は零戦の翼に上る。と、そんな剣の服の裾を、瑞鳳がそっと掴んだ。
「瑞鳳?」
 不思議そうに振り返ると、そこには不安げに自分を見詰めている瑞鳳がいた。
 メガネの奥のうるむ瞳がそっと剣を見詰めて離さない。
「生きて帰って来てね」
 必死な瞳で見詰めながら言う瑞鳳。そんな彼女の姿が、どことなく飛龍と重なった。
 剣は不安げに自分を見詰める瑞鳳に心配かけさせないように優しく微笑む。
「大丈夫だって。飛龍の御守りもあるし」
「ほんと?」
「本当さ。必ず帰って来る。約束だ」
「約束?」
「あぁ、約束」
 瑞鳳はその言葉に嬉しそうに微笑むと、そっと小指を差し出した。その意味に剣は優しく微笑むと自分も手袋を外して小指を差し出す。
 二人の小指がそっと絡まり、しっかりと結ばれた。
「うそついたら、竹槍千本で貫くからね」
「そこは普通針千本じゃないの?」
「まあ、どっちも死んじゃうけどね」
「・・・死んだ上にさらに殺されるって事?」
 苦笑いする剣に対し、瑞鳳は嬉しそうに微笑む。そんな無邪気に喜ぶ瑞鳳に、剣は心が和む。だが、もう時間だ。
「さあ瑞鳳。ここは危ないから向こうへ」
「うん。がんばってね」
「あぁ」
 笑顔でそう言うと、瑞鳳は背を向けて走り出した。
 小さくなっていく背中を見詰め、剣はゴーグルをしっかりと付けてコックピットに乗り込む。その時、『翔鶴』『瑞鶴』から第一次攻撃隊が舞い上がっているのが見えた。
 すぐに『瑞鳳』にも発艦命令が下った。
 プロペラを高速回転させて先頭の零戦が舞い上げる。続いて二番機、三番機と続けて発艦し、剣の番になる。
 スロットルを最大まで上げると、機体は勢い良く走り出して甲板を滑走する。そして、地に足を着いている感覚がなくなると、機体は空中に浮いていた。
 徐々に小さくなっていく母艦を一瞥し、剣は先に飛び立った翔鶴隊や瑞鶴隊を追ってスロットルの出力を上げた。
 徐々に消えて行く攻撃隊を見詰め、瑞鳳はいつまでも手を振り続けた。
 攻撃隊の武運と、剣の無事を祈って、いつまでもいつまでも、蒼い空に手を振り続けた。
 
 第一次攻撃隊発艦後、各空母は甲板に第二次攻撃隊を用意していた。
 軽空母『瑞鳳』も空母『翔鶴』『瑞鶴』の後方で第二次攻撃隊を用意していた。
 瑞鳳は甲板に立ち、並べられている第二次攻撃隊を見詰める。どの機体もきれいに整備され、整備兵達の努力がうかがえる。
 ピカピカの愛機を見て、搭乗員達は嬉しそうに整備兵に感謝する。なんとも微笑ましい光景だ。
 笑いが飛び交う甲板の上で、瑞鳳はふと前方を走ってる『瑞鶴』を見た。『瑞鶴』の甲板にも第二次攻撃隊が並べられている。
「瑞鶴。やっと一緒に戦えるね」
 嬉しそうに瑞鳳は前方を走る『瑞鶴』を見る。
 姉と共に戦う事はできなかったが、今はこうして瑞鶴やその姉である翔鶴と共に戦える。どんなに恐ろしい敵と対峙しても、心強い仲間がいれば、怖くない。
「もう剣達、攻撃してる頃かな・・・」
 蒼い空を見詰め、瑞鳳は遠い洋上にいるであろう敵機動部隊に向かっている第一次攻撃隊――剣達の安否を気にかける。
 だが、すぐに首をふるふると横に振る。
「剣達なら大丈夫。無事に任務を終えて帰って来る」
 瑞鳳はそう自分に言い聞かすと、再び甲板に並べられている艦載機を見詰める。
 深緑色の機体に輝く赤い日の丸。何度見ても美しい。
 零戦、九九艦爆、九七艦攻。すべてが勇ましく輝いている。
 爆撃機と攻撃機の性能は平均的だが、零戦の戦闘能力は世界一である。零戦の前では他国の航空機は鎧袖一触がいしゅういっしょく。まさに無敵なのだ。
 そんな日本海軍が世界に誇るすばらしい艦載機達を見詰め、瑞鳳は第二次攻撃隊の発進を待った。
 その時、突如警報が鳴り響いた。
「な、何ッ!?」
 瑞鳳は突然の警報に慌てる。
 ――それは敵機襲来の警報だった。
 警報に続いてスピーカーから『瑞鳳』艦長、大林おおばやし末雄すえお大佐の声が響く。
『敵機襲来! 総員戦闘配置! 対空戦闘用意ッ!』
「敵機ッ!?」
 瑞鳳は慌てて双眼鏡を出現させ、敵機が襲来して来る方向を見ると、蒼い空をぶち壊す憎き十数機の濃紺色の敵機が接近して来ていた。
 瑞鳳は慌てた様子で艦橋に瞬間移動する。すでに艦橋は一足速く戦場となっていた。慌しい艦橋では大林が駆け回る参謀達に指示を出していた。
「両舷前進全速! 敵機を本艦に集中させるんだ! 決して『翔鶴』『瑞鶴』に爆弾を落とさせるな! あの二隻は我が帝国海軍最後の希望ッ! 絶対に殺させるなッ!」
『了解ッ!』
 大林の怒涛の命令にも、参謀達は驚いたりせず忠実に従う。すばらしい連携力である。
 そんな大林の指示に、瑞鳳は歓喜した。大林が自分と同じ考えを持っていてくれて嬉しかったのだ。
 瑞鳳は窓の外から迫る敵機を睨み付ける。
「瑞鶴達には絶対に手は出させないッ! 二人は日本海軍最後の希望の星なんだからッ! それに――」
 瑞鳳は腰から軍刀を引き抜くと柄をしっかりと握り、光り輝く日本刀を構える。その瞳は心優しき少女のものから――戦姫になっていた。
「友達を守るのは、当然の事よッ!」
 『瑞鳳』は『翔鶴』『瑞鶴』の前に出る為全速力で一騎当千のごとく海を翔けた。

『『瑞鳳』! 後方より全速力で敵機に向かう!』
 その報告に、艦橋から敵機を睨みつけていた瑞鶴に戦慄が走った。
 瑞鶴が慌てて反対側の窓にしがみ付いて見ると、『瑞鳳』が航行速度を遥かに上回る全速力で『瑞鶴』と『翔鶴』の間を白波を立てながら翔け抜けていった。
「瑞鳳ッ!? 何考えてるのッ!?」
 瑞鶴は颯爽さっそうと翔けて行く『瑞鳳』の艦尾を見詰め、ようやくその意図に気がついた。
 ――彼女は、自分の身を囮にする気なのだ。
「瑞鳳! やめてッ! やめてよッ!」
 瑞鶴は必死になって叫ぶ。
 もう、誰かが傷つく姿は見たくない。
 瑞鶴の頭には赤城達や祥鳳、龍驤の悲劇が思い出された。
 もう、仲間が死ぬのは嫌だった。
 瑞鶴の必死な叫びも聞かずに、『瑞鳳』は敵機に翔け続ける。その時、真っ直ぐ突貫していた敵機が一斉に翼を翻した。
『敵機!『瑞鳳』に向かって急降下ぁッ!』
 敵急降下爆撃機が『瑞鳳』に向かって流星のごとく一斉に急降下した。
「ダメえええええぇぇぇぇぇッ!」
 瑞鶴は涙を流しながら悲鳴を上げた。

『敵機急降下!』
「取舵いっぱぁぁぁいッ!」
 大林は艦を左に向けるが、既に時は遅し。
 敵機は垂直に急降下し、機体下部のぶら下げていた爆弾を一斉に切り離す。支えを失った爆弾は重力に従って『瑞鳳』に向かって流星のように降り注ぐ。
「総員衝撃に備えろおおおおおぉぉぉぉぉッ!」
 大林は艦内放送マイクに悲鳴のような声で叫んだ。
 瑞鳳は覚悟を決め、歯を食い縛って目をつむる。
(これで、瑞鶴を守れるなら、本望だよ・・・)
 そう思った刹那、ふと頭に剣の顔が浮かんだ。
 自分に向かって笑顔をする彼に、瑞鳳は涙する。
「ごめんね・・・私・・・剣の約束、見られないかも・・・」
 瑞鳳の頬を涙が一筋流れた。
 刹那、『瑞鳳』の甲板が大爆発した。

 ――軽空母『瑞鳳』は敵急降下爆撃機(索敵機)の爆弾を二発受け中破。しかし幸いにも直撃箇所が最後部であった為、艦載機の誘爆によるミッドウェーの悪夢の再現は避けられた――

「「瑞鳳!」」
 翔鶴と瑞鶴は逸早く『瑞鳳』の艦橋に駆け込んだ。
 そこには・・・
「「瑞鳳!」」
 血だらけの姿で仰向けにぐったりと倒れている瑞鳳がいた。
 二人は急いで倒れている瑞鳳に駆け寄る。彼女のまわりには赤い血がべっとりと付いていた。
「瑞鳳しっかりしてッ!」
 瑞鶴はぐったりとしている瑞鳳の身体を抱き上げる。
 瑞鳳は砕けたメガネの奥の虚ろな瞳で自分を抱き上げている瑞鶴を見る。
「あは、瑞鶴だ・・・」
 か細い声でそう言い、瑞鳳は血の気の失せた顔で喜ぶ。そんな彼女を瑞鶴はしっかりと抱き締める。ぐったりした瑞鳳の体は妙に冷たかった。
「貴様、無茶をするから・・・ッ!」
 翔鶴は急いで上着を脱ぎ、胸に巻いているさらしを解いてそれを瑞鳳の傷口に巻いて止血する。
「瑞鳳! しっかりしてよ! 死なないで!」
 泣き叫ぶ瑞鶴の頬を、瑞鳳はそっと撫でると、小さな笑みを浮かべた。
「瑞鶴・・・私は死なないよ・・・? だって・・・まだ戦争は続いてて・・・あなたが生きているもの・・・私はあなたを最後まで守り切る・・・だから・・・こんな所じゃ死なないよ・・・」
「瑞鳳・・・ッ!」
 瑞鶴は涙を流しながら瑞鳳の身体を抱き締める。そんな親友を、瑞鳳もそっと抱き締める。
「瑞鶴、泣かないでよ・・・」
「だって・・・ッ!」
 ぽろぽろと涙を流す瑞鶴に、瑞鳳は微笑む。
「・・・大丈夫・・・私には・・・約束が・・・ある・・・か・・・ら・・・」
 それを最後に、瑞鳳の瞳はそっと閉じた。
「瑞鳳ぉッ!」
「気を失っただけだ。心配するな」
 半裸になった翔鶴は放っていた上着に袖を通すと、前を留めずにすすり泣く瑞鶴の頭をそっと撫でる。
「瑞鶴。早く瑞鳳を休ませてやれ」
「うん・・・」
 翔鶴はぐったりとした瑞鳳を抱き上げ、そのまま空いている兵員室に連れて行く事にした。その後を瑞鶴もついて行った。

 気絶した瑞鳳を部屋に運んだ翔鶴と瑞鶴は瑞鳳を一度下着姿にし、身体中に付いた血を拭き取った。そして本格的に手当てをし、身体中に包帯を巻き終えるとそっとベッドに寝かせた。
 安定した寝息を立てる瑞鳳に、瑞鶴は「良かったぁ・・・」と涙目で安堵する。
「報告によると、『瑞鳳』の被害はたいした事はないらしい。損傷自体は中破。飛行甲板が破壊されて艦載機の着艦は不可能だそうだ。おそらく『瑞鳳』は戦線離脱するだろう」
 翔鶴の言葉に、瑞鶴はさらに安堵する。
「そっか・・・じゃあ、瑞鳳は助かるんだね?」
「あぁ、離脱中に攻撃されなければ大丈夫だ」
「怖い事言わないでよぉ」
「ありえる状況を言っただけだ。事実、ミッドウェー海戦では衝突で損傷した重巡『三隈』が退避中に敵機の攻撃を受けて沈没している。そんな可能性もあるというだけだ」
 淡々という翔鶴に、瑞鶴は「いじわるぅ」と頬を膨らませると、再び横になっている瑞鳳を見詰める。
「瑞鳳の分も、がんばらないとね」
「当然だ。瑞鳳の想いを無駄にする訳にはいかん」
「うん。わかってる」
「まずは第一次攻撃隊に参加した『瑞鳳』の艦載機を二人で分担着艦させんとな」
「そうだね。とりあえず今後の事は向こうで話そう」
「そうだな」
 翔鶴と瑞鶴は瑞鳳をゆっくりと休ませる為に部屋を出た。
 そして、この戦いに勝つ為に話し合いをするのだった。
 蒼い空の下、二隻の空母は仲間の仇を討つ為に再び攻撃準備を整えつつあった。

 『瑞鳳』は飛行甲板破壊により攻撃隊を着艦する事が不可能となった。
 南雲長官は被弾した『瑞鳳』に戦線離脱を下令し、『瑞鳳』は残存空母『翔鶴』『瑞鶴』など多くの機動部隊艦艇に見送られ、戦線を離脱した。







ネット小説ランキング>歴史部門>「艦魂年代史 恋する乙女は大艦巨砲主義」に投票
投票していただけると僕もがんばれます!(月一回です)





ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう