艦魂年代史 〜ドキッ☆恋する乙女は大艦巨砲主義〜(17/141)PDFで表示縦書き表示RDF


艦魂年代史 〜ドキッ☆恋する乙女は大艦巨砲主義〜
作:黒鉄大和



第四章 第一節 総力決戦に向けて


 連合艦隊司令長官山本五十六大将は米機動部隊が無事な事を最も恐れていた。神出鬼没で各前線を突然襲い掛かる米機動部隊ほど、連合艦隊にとって恐ろしいものはない。だからこそ、その敵機動部隊をなんとしてでも殲滅しなければならなかった。その為に、米軍基地のあるミッドウェー島を攻撃して、それを助けに来るであろう敵機動部隊を殲滅し、敵の戦意を失わせ、講和への道を確保する為にミッドウェー作戦を自分の首を懸けて推進。それは承認された。
 そして、日本連合艦隊は宿敵米海軍に総力をもって決戦を挑む事になった。

「それがミッドウェー作戦の全てです」
 連合艦隊旗艦・戦艦『大和』の会議室で、大和は作戦の為に編成された主力部隊、機動部隊、その他の部隊の重要艦魂達に次の大作戦であるミッドウェー作戦を説明した。
「参加艦艇三五〇隻。航空機一〇〇〇機。参加将兵十万人。とてつもない大作戦だな」
 金剛が嬉しそうに言う。その笑みはまるで新しいおもちゃを買ってもらった小さな子供を思わせた。
「姉貴嬉しそうだな」
「そうね。姉さんは戦う事が好きだからね」
「姉さん、すごく嬉しそう」
 そう言う榛名と比叡と霧島も嬉しそうに微笑んでいる。
「何か質問はありますか?」
 大和は全員を見回す。すると一人の少女が手を上げた。
「ねぇ、私は参加できないの? 私もみんなと一緒に行きたいよぉ」
 それは珊瑚海海戦での損害の大きさの為に今ミッドウェー作戦から除外された瑞鶴だった。その瞳は濡れているのかキラキラと光っている。
 長門が残念そうに懇願する瑞鶴を諭すように説明する。
「あのね瑞鶴。あなたのお姉さん、翔鶴は珊瑚海海戦の傷を癒す為に病院ドックで入院してるし、あなたもその際に艦載機の大半を失ってるでしょ? だから今回は参加できないのよ。わかって」
「・・・でも」
 納得できない瑞鶴に、赤城が小さく笑みを浮かべる。
「大丈夫よ。私達があなた達の分まで活躍するから。あなたはゆっくり休みなさい。休むのも任務の内よ」
 赤城の自信溢れた声に、瑞鶴はしばしうつむくと静かにうなずいて着席した。
 他の艦魂達も作戦書をじっと睨んでいる。それほどこの作戦が重要だという事だ。
「大和ちゃん。私達こんなに後方で大丈夫なの?」
 陸奥が作戦過程を見て不思議そうに訊く。
 大和達主力部隊は後方支援及びミッドウェー島の攻略なので、機動部隊のかなり後方に配置されているのだ。
「今作戦は機動部隊が主役で、私達はその第二段階の為に後方に陣を張ってるんです。だから私達は前には出ないんです」
「でも、せっかく三五〇隻も参加させるのに、機動部隊は二〇隻ほどしかいなのはちょっと・・・せめてもっと巡洋艦に駆逐艦、金剛さんや比叡さんも加えた方がいいと思うけど・・・」
 陸奥は機動部隊の防空能力を心配していた。その戦力は真珠湾の時よりも少ないのだ。なのに次の作戦は総力決戦である。少しばかり戦力不足といえば戦力不足である。
 そんな陸奥の不安に、赤城は気にした様子もなく余裕を見せる。
「問題ありません。我が機動部隊の防空能力は世界最強です。それに近づく前に滑走路や甲板を破壊すれば脅威でも何でもありません」
「お、今日はやけに強気ね?」
 自信に満ち溢れている赤城には加賀の茶化す声も聞こえてない。その時、
「まぁ、赤城殿がそこまで言うのだ。心配はないでござろう」
 主力部隊護衛の為に今作戦に参加している空母『鳳翔ほうしょう』の艦魂が片目を開けて言う。彼女は昔嵐に襲われた際に左目を失ったらしく、今では黒い眼帯を付けている。
 連合艦隊最古参の空母が言うのだ。心配ないと全員が安心した。
 赤城はそんな自分へ助け舟を出してくれた鳳翔に礼を言うと、少し残念そうな顔で彼女を見詰める。
「鳳翔さんと一緒に戦えないのが残念です」
「赤城殿。私は共に戦えぬが、そなたには加賀殿達もついてるだろう? 安心するが良い」
「はい」
 年長者はこういう時は最強に威厳がある。
「では、今作戦について、他に意見はありませんか?」
 大和が再び全員を見回す。
「お姉ちゃん。何かないの?」
 日向がおもしろそうに伊勢を見る。伊勢はそんな妹を見てため息を吐く。
「私達は姉さん達と一緒に第一艦隊に配属されてるんよ? これ以上に何を求めるん?」
「いやー、お姉ちゃんなら何かおもしろい事言ってくれるかなぁって」
「あんたは一体私をどう思ってるん?」
「てへ♪」
「てへ、でごまかさないの――それより、あんたこそそんな病み上がりな体で大丈夫なん?」
 心配そうに伊勢は日向を見る。その頭には今でも痛々しい包帯が巻かれているのだが、彼女はそれを隠そうと後ろでリボン結びをしているのでかわいく見えてしまう。
 伊勢の問いに、日向は笑顔で答える。
「うん。平気だよ」
 この少し前、戦艦『日向』は主砲射撃訓練中に第五砲塔で装薬が砲塔内部で爆発、多数の死傷者を出す大惨事が起こっていた。今現在は同砲塔は撤去されて、大穴の開いた跡に仮設の蓋を張り、その上に二五mm三連装機銃四基を設置するという応急処置を施していたのだ。
「そう。ならいいんやけど」
 伊勢と日向の会話が終わると、今まで黙っていた連合艦隊でもトップクラスのやかましい人が口を開いた。
「伊勢ちゃん。本当にいいの?」
「扶桑姉さん。今言ったとおり私はこれで満足どす」
「えー、つまんなーい」
「そういう問題じゃないんよ」
 扶桑は本当につまらなさそうな顔をする。そんな彼女に伊勢は小さくため息する。その時、扶桑は普段あまり構わない実の妹――山城を見る。
「ねぇねぇ、山城は何か意見ないの?」
 山城は湯のみを持ってお茶を飲んでいた。
「ねぇ山城ってば」
 扶桑がしつこく山城の肩を揺らして訊く。そんな扶桑にも山城は無表情で抵抗せずに揺られる。
 山城は揺れで零れそうな湯のみを机に置き、作戦書をじっと見ると、こちらを向いている大和を見詰める。
 大和はいきなり山城に見詰められ、緊張が走る。
「大和」
「は、はいッ!」
 大和は緊張した顔で山城を見る。山城から話しかけられるなんて初めての経験に大和は姿勢を正す。
 そんな大和を見詰め、山城はほんの少し、ほんの少しだけ唇を柔らかく曲げた。
「旗艦初任務。がんばりなさい」
「は、はいッ!」
 大和は本当に喜んで敬礼する。
 山城の珍しい激励は、大和だけでなく全員を奮起させた。
「ま、こんなんでいいでしょ? それに意見があっても私達には何もできないし」
 長門の言葉に、全員がそう言えばそうだとうなずく。
 自分達は艦魂。司令長官ではないのだ。艦隊はもちろん一個艦も、対空機銃ですら動かせない非力な存在。それが艦魂なのだ。
「では、ミッドウェー作戦についての会議はこれで終了とします」
 大和の言葉に全員がうなずき、長々と続いた会議は終わった。

 会議を終えた大和は帰る途中、航海室で海図の整理をしていた翔輝を見つけた。
「少尉? 何をやってるんですか?」
 不思議そうに首を傾げる大和の声に、翔輝は気づいて微笑んだ。
「あ、大和」
 翔輝は大きな紙袋を床に置く。その中には筒状になった大きな紙が何枚も入っていた。
「ミッドウェー島までの海図を探してたんだよ」
「海図ですか?」
「そう。次の作戦までに用意しとかなくちゃと思ってさ」
「そうですか。ご苦労様です」
 大和はそう言うと立っていた廊下からそっと部屋の中に入る。
「手伝いましょうか?」
 大和のそんな優しい言葉に翔輝は「ありがとう」と礼を言う。
「でもいいよ。もう終ったし」
「そうですか」
 いくつもの丸められた海図を入れた紙袋を持って、翔輝は部屋を出る。その後に大和も続く。
「本当に大丈夫ですか? 手伝いますよ」
「いいって、それに常人には海図が浮いているように見えちゃうだろ?」
 艦魂は普通の人には見えない。だが艦魂が何かを持って歩いていれば、艦魂が見えない人には物が浮いているように見えるのだ。
「そ、そうですね」
 大和は残念そうにうなずくと翔輝の後ろを歩く。その時、
「あ、山城さん」
 前から万年無表情艦魂である山城がやって来た。
「こんにちは」
 翔輝が笑顔であいさつすると、
「・・・」
 睨まれた。
(僕って、もしかして嫌われてる?)
 大和はそんな翔輝の横をすり抜けて山城の元に駆け寄る。
「先程はありがとうございました」
 ぺこりと頭を下げる。が、山城は黙っていた。そんな彼女にこれ以上関わっちゃ迷惑だなと思った大和は急いで背を向ける。
「では、先を急ぎますので」
「待て」
 大和が翔輝の元に戻ろうとすると、山城が制止した。
 大和は不思議そうに山城を見るが、山城は大和ではなくその奥にいる翔輝をじっと見詰めていた。
「その子供は・・・」
 山城の中では自分は子供なんだ。翔輝は心の中で泣いた。というか、完全に忘れられている。翔輝が苦笑いすると、
「艦魂が見える士官だったか。以前真珠湾勝利の祝いで声を掛けて来た」
 あ、覚えててくれた。
「はい。長谷川翔輝少尉です。航海士をやってるんですよ」
 大和が紹介したので、翔輝も頭を下げる。
「航海士?」
「はい」
 翔輝の返事に山城は腕を組んで何か考え始めた。
「私の所の航海士はみんな凡人だが、お前は優秀か?」
「はい。とても優秀な方で、上層部からも期待されてるんですよ」
 大和がまるで自分の事のように嬉しそうに説明する。すると、
「そうか――ではもらって良いか?」
「「はい?」」
 二人は疑問符を空中に浮かべる。
 そんな二人に対し山城は至って平然と、
「先も言ったとおり、私の航海士はみんな使えなくてな、優秀な人材がほしかった所だ」
 大和はしばらく突然の事に驚いて黙っていたが、慌てて声を荒げた。
「だ、ダメですよ! 少尉は私の配属ですよ!?」
「だから、くれと言っている」
「ぜぇぇぇったいにイヤですッ!」
 顔を真っ赤にして反撃する大和を見ても、山城は一貫して無表情を貫いている。恐ろしき無表情魂。
「そうか、残念だ。航海士」
「はい」
 山城は翔輝を見た。大和から顔が見えない角度に位置を置き、そして・・・
「気が向いたら来てくれ」
 薄い笑みを浮かべたのだ。これには翔輝は驚き、紙袋を落とした。
 山城は身を翻して去っていったが、翔輝は完全にフリーズしていた。
 何で笑ったのか? 翔輝は不思議で、意味不明で、完全に思考が停止していた。だから・・・
「・・・い・・・しょ・・・い、少尉・・・ッ、少尉ッ!」
「え?」
 大和に呼ばれているのも気づかなかった。
「どうしたんですか? 固まっちゃって」
 心配そうに顔を覗き込んで来る大和に、翔輝は小さく笑みを浮かべる。
「あ、いや、何でもない」
 翔輝は床に落ちた紙袋を持ち直して再び歩き始める。
 大和も翔輝を心配しながらも後に続く。
 細い通路を抜けて、ようやく幅の広い通路に出た。すると大和が翔輝の横に並ぶ。
「・・・ダメですよ」
「え?」
 大和の小さな声に、翔輝は立ち止まって大和を見る。すると、大和は不安げな瞳の上目遣いで翔輝を見る。
「山城さんの所に行かないでくださいね。約束したでしょ? 私から離れないって。他の艦には乗らないって」
「そのつもりだけど」
「本当ですか?」
 寂しそうな顔をする大和は、なんだかお腹を空かせた捨てられた子犬のように弱々しかった。そんな大和に翔輝は微笑む。
「ここでウソついてなんか僕に得があるか?」
 しばらく大和は翔輝を見ていたが、その言葉を信じたのかぱぁっと明るくなる。
「わかってればいいんです」
 嬉しそうにステップして大和は先を歩進む。
「何だかなー」
「ほら、早く早く」
 嬉しそうに自分を呼ぶ大和に、翔輝は苦笑いしながら大和を追い掛けた。

 途中で大和と別れた翔輝は海図を持って艦橋に向かった。
「航海長。海図を持って来ました」
「おう、ありがとう」
 翔輝より二〇センチ以上もある身長の高い航海長がコーヒーを飲みながら言った。
 航海長は飲んでいたコーヒーカップを翔輝に向ける。
「お前も飲むか?」
「いえ、結構です」
 航海長はコーヒーカップを置き、翔輝が持って来た海図の一つを机の上にに広げた。
「これがミッドウェー島か」
 太平洋の中央に浮かぶその島は、連合艦隊の総力決戦の舞台にしてはあまりにも小さすぎる島だった。
「こんな所を攻めても、敵空母は出て来ないんじゃないですか?」
 一介の航海士に過ぎない翔輝の意見に、航海長は首を降る。
「いや、確かに小さな島だが、ミッドウェー島はハワイ諸島にも近い。今作戦が成功すればハワイにも戦力を拡大できる。だから敵も全力でこれを守ろうとするはずだ」
「しかし、今作戦も真珠湾の時と同じように奇襲でしたよね?」
「あぁ、まだ防衛戦力も少ない今が絶好のチャンスなんだ。これを占領して敵空母を誘き出し、それを殲滅する。それが今ミッドウェー作戦だ」
 航海長は煙草とマッチを取り出した。火を着け、煙草を吸う。その時、
「航海長。俺にも一本くれ」
「「艦長」」
 高柳が右手を伸ばしてきた。
 航海長は煙草を一本取り出し、高柳に渡す。高柳が煙草を唇に運ぶと同時に航海長がマッチで火を着けた。
 高柳は煙を口から吐き、眠そうに目を擦る。
「艦長。寝不足ですか?」
「え? あ、すまんすまん」
 翔輝の質問に高柳は苦笑いする。
「ミッドウェー作戦で会議が多くてな。寝る暇もないんだ」
「そうですか。ご苦労様です」
 翔輝はふと机にある航海長が飲んでいたコーヒーカップを見る。
「艦長。コーヒーでも飲みますか?」
「おぉ、貰うよ」
 高柳の返事した瞬間、航海長が新しいコーヒーカップにコーヒーを入れて渡した。
「どうぞ」
「すまん」
 高柳は煙草を灰皿に置いてコーヒーを飲む。
 艦橋に煙草の煙とコーヒーの香りが充満し、ひと時の平和が流れる。今は休憩時間の為に参謀達もどこかに行っているのだが、しばらくすると参謀達が戻って来た。どうやらもう休憩は終わってしまったらしい。
「では、自分はもう戻ります」
 翔輝はぺこりと頭を下げる。
「うん? 戻るのか?」
 翔輝が身を翻すと、航海長が今日十二本目の煙草を吸い出した。
「はい。自分も色々用がありますので」
「用って艦魂の事か?」
 高柳は優しげな笑みを浮かべるが、翔輝は「違いますよ」と微笑んだ。
「違うのか?」
 航海長は口からドーナッツ型の煙を吐く。
 翔輝は苦笑いしながら否定する。
「いつもいつも艦魂と一緒って訳じゃありませんよ」
「ははは、それもそうか」
「はい。ではこれで」
 翔輝は艦橋の扉を開けて通路に出た。すると、そこにはデッキブラシを持った少年がせっせと床を磨いていた。
「長谷川少尉? どうしたんですか?」
「水上。どうしたの?」
 それは作業服を着た水上だった。水上は翔輝に気づくと手を止める。
「仕事ですよ。僕は少尉のお世話以外はこうした雑務をする一介の兵ですから」
「そっか。お疲れ様」
 翔輝の激励に、水上は照れたのか、まるでそれを隠すように笑みを浮かべる。
「僕なんかはまだまだですよ。それだったら長谷川少尉の方が毎日毎日大変でお疲れ様ですよ」
「あ、いや、そんな事――って、そんなに頭下げなくていいってっ!」
 全力で頭を下げる水上を翔輝は慌てて止める。
 水上の仕事はもう終わりかけていたので翔輝はそれを待つ事にした。すると水上は慌てて残りの作業を全速力で終わらせた。
(なんか、迷惑だったかな?)
 仕事を終えた水上と共に翔輝はそのまま二人で甲板に出た。
 燦々と輝く太陽が甲板に照り付けているが、それはとても暖かく、昼寝がしたくなる気持ち良さそうだった。
 甲板の上に敷かれた日差し避けの下の椅子の腰掛けると、水上がふと訊いてきた。
「長谷川少尉は、今度の作戦をどう思いですか?」
 今度の作戦とは、もちろんミッドウェー作戦の事だ。
 連戦連勝で天狗になっている日本軍は次の作戦がとてつもなく重要なのにその情報は国内にだだ漏れ。先輩の話では芸者が知っていたほどらしい。真珠湾の時とは大違いだ。
「うん? 別に? 全力でやるだけだけど」
 気にした様子もなく翔輝が普通に答えると、水上はぱあっと顔を輝かせる。
「さすが長谷川少尉ですッ! それでこそ自分が最も尊敬する方です!」
 本当に嬉しそうに喜ぶ水上を見て、翔輝は微笑した。
 さざ波が『大和』の巨艦に当たり、弾ける。その無限に繰り返される永遠のループは、時間という名のページに静かな時をゆっくりと刻んでいる。
 蒼空の下、大日本帝国海軍連合艦隊はその全戦力を結集しつつあった。
 目的はただ一つ。
 この大作戦で必ず勝利する事。
 圧倒的な勝利でアメリカの戦意を奪い、講和への道を作る事。
 それしか、日本が求める《勝利》というものはない。
 この作戦に成功するこそ、日本に残された最初にして最後の講和へのチャンス。
 時は一九四二年五月の終わり。
 どこまでも蒼く広い太平洋の海は、どこまでもその名のとおり静かなものだった。
 この平和な海で、日本海軍史上最大の作戦が実行されようとしていた。
 連合艦隊の総力決戦が、今、始まる。







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