1941年12月、日本は太平洋戦争に突入した。新たな歴史の幕開けとなった真珠湾攻撃からしばらくした頃、完成間もない超弩級戦艦『大和』に一人の少年士官が乗艦した。雪降る呉の海に浮かぶ『大和』の甲板で、少年――長谷川翔輝は運命的な出会いをする。艦魂――艦に宿る魂の化身である精霊のような少女――大和と出会った。必然の出会いをした二人はお互いを大切な人と思うようになった。二人のまわりには多くの艦魂が集まり、平和な時を過ごす。だが、戦争が激化するにつれて次々に命を落とす艦魂達。三年八ヶ月にも及ぶ日本という国の地獄の中、二人の少年少女が激動の時代を翔けながら互いの守るべきものを守る為、そして生きる為に戦い出す。
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N5439C
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511431文字(約1023分)
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通常小説[連載中作品(全61部分)]
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戦記
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艦魂 擬人化 太平洋戦争 長谷川翔輝 戦艦大和
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艦魂(かんこん)――それは文字通り艦の魂の事である。今から約六〇年前。日本は壮絶な大戦争――太平洋戦争に突入していた。その主役を担っていた大日本帝国海軍が世界に誇る最強艦隊――それが連合艦隊だった。明治維新以来日清戦争、日露戦争とを勝利に導き、日本を一躍世界三大海軍国にまでのし上げた欧米が |