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俺は闇、幼馴染みは光の勇者様  作者: 焼き芋(ちーず味)
第三章 セカンドワールド 堕勇と勇者の戦争
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24話 SSランクの冒険者

小説家になろう、でいろいろとググってたら、2chの盗作なんちゃら…というスレを見つけてガクガクブルブルな状態になりました。

今はどうかは知りませんが、一章がアレだったので余計に怖い。


今日がクリスマス(書いた日は24日)だった事を忘れてた自分

そして、今の状況だが訓練場のような所でやることに決まった。

その訓練場は、それなりに広く丸太のような物がいくつも縦に立てられているものだった。

まぁ、丸太が立てられているところと何もなく開けているところなど場所によってフィールドが違うもので何種類もある…何種類もあるという事は、それなりに広い、というよりも…めっちゃ広いっ!! という感じだ。

そこで、俺と美月…そしてコードとミサイドが向かい合って立っているわけである。


「騎士のミサイドはともかく、冒険者のSSランクであるコードは戦い方がわからんなぁ~……」

俺がそんな事を呟くとコードはニヤニヤと笑いはじめる。

悪い笑い、なのかもしれないが、悪人…または三流のゴロツキ臭のしないその笑いは、人を不愉快にするものではないので不思議だ。


「うぅん…1対1? それとも2対2?」


「まぁ、そこは流れで変えてけばいいんじゃね?」

美月の疑問の言葉に、俺はとくに考えずに返答する。

あえて、ここでぶっちゃけると、今まで二人で戦ってきたときはあるけど…俺と美月って光と闇だから共闘しづらいんだよね~。

闇は光で打ち消されちゃうし、闇は光を食らうし、でどっちもどっちで邪魔しあってるんだよな~…まぁ、簡単な例としては俺達が奈菜とか相手にしながら美月とレースをしたときに、数発だけしか闇を光の剣が貫いてないのに闇全体が消滅したという事だよ…フッフッフ。

いや、笑う意味がわからんけども……。


「じゃあ、そろそろ始めようか」

コードがそんな事を呟くと、ミサイドは剣を鞘から抜く。

それに対して美月も剣を抜き、俺は剣は持ってるけどあまり使わないから、そのままの感じでボーっとしている。


「はじめッ!!」

そんなケイアさんの声が響き、四人ともそれぞれが動いた。

というか、ケイアさんはどこに居るんよ?


「……臆病者は生き残るのさっ!!」

俺はそんな事を言うと同時に、スライディングをする形で丸太の陰へと飛び込む。

それと同時に俺の近くを何かが通過して行ったが、確認することができないし剣ではないのでコードの攻撃だろうと推測をしておく。

まぁ、生き残って何にも意味ないんだよね…だって、これは相手を倒さないといけないんだし。

とりあえずは辺りに気を配りながら自分も戦うかな。


「……ふッ!!」

その声と共に美月は剣を振るい、それをミサイドが受け止めていた。


「騎士団長を…舐めるなッ!!」

その叫びと共にミサイドは美月の胴体を狙うように剣を振るうが、それは美月の体を切り裂くことはなく。

次の瞬間にはさっきまで居た場所に美月は居なくなっていた。

多分、一回ミサイドと距離をとったのだろう。


「…ッ!? 速いな…」

それに驚きと感嘆の声をあげるミサイド。

当然、俺にそれは関係ないので地面にあるテキトーな石を拾い…力を込めて投擲する。


「やらせないよ…徹夜くん」

その声と共に横から何かが飛んできて、俺の投げた石を弾いた。


「むッ!? 悪いな、コード」

それに対して、ミサイドはその言葉を言うと美月を追うために走り出した。


「1対1、2対2…そんなんよりも1対2のほうがやり易いからな…」

そんな事を呟いて走り出そうとする俺だが、再び目の前を何かが通過して行き、慌てて足を止めた。


「だから、やらせないって言ってるだろ?」

その声のほうを向くと、当然コードがいるわけだ。

コードは手をポッケに突っ込んでいるだけで特に手に何かを持ってるわけではないのだが、そのポッケの中身が怪しいと見た。


「そんなにポッケを凝視しなくても戦ってるんだから、俺の攻撃の正体はわかるだろうに…」

ああ、つい凝視しまくってたわ。


そして、そんな会話が終わると…コードの手が動き何かを投擲する。

…それに対して少し驚きながらも、キャッチする俺…正直、速過ぎてビビッタ…まぁ、美月の速度ほどではないので大丈夫だろう…たぶん。

それは黒色のひし形の立体のものだ。

ひし形なので当然先が尖っている…なので、当たれば貫きますよ、と……こわぁっ!!

正直、またキャッチするのは勘弁して欲しい。


「さっきのがキャッチされたか…直線はやめよう」

コードは、そんな事を呟くと手を振るい、そこからさっきのひし形の物がいくつも投げられる。

俺ではなく周りの丸太などに対して……そして、モノを貫く先のほうではなく、後ろに細いワイヤーなような物がくっついていた。

それが丸太にひっかかったりなど…丸太を貫いたりなどをして、投擲物の軌道を変える。


「…おぅ!?」

すると、投擲物は俺の周りであるいろいろな方向から俺を貫くために空気を裂いて進んできた。

それに対して、俺は慌ててしゃがんで避けた後に、後ろに飛ぶようにして…コードから距離を離れていく。


「……ここはコードにとって、一番やりやすい地形というわけか」

俺のそんな呟き。

そう、これはコードに対して有利な状況である…丸太のような物が無ければ、投擲物が曲がる心配もないのだが、丸太があるせいでコードの思うように曲がっていく。


「めんどくせぇ…」

思わずそんな事を呟いてしまうが、コードの攻撃は続いており、半ば酔っ払いのようにフラフラと体を左右、前後、上下、さまざまな方向に動いてかわしていく。

正直、スレスレで動いてかわしているので危ない所なのだが、俺的にはもうドキドキハラハラだ。

いや、ここは平気とか言ってかっこつけるべきなんだろうが、やっぱり臆病なんだよ…俺。


「…よくこれをかわすなぁ」

それに対して呆れ気味な声を出すコードだが、放っている攻撃は…時間差で一秒も間を空けないような攻撃が全方位から一つ一つの投擲物が順番ずつに襲ってきているのである。

それをかわしている俺地自身も、少し呆れるほどだ。

まぁ…そこは勇者補正である……まぁ、流れ的にツッコんではないが、俺はまだ勇者だと認めておりません…でも、ここで『俺は勇者じゃないっ』なんて言ったら、空気の読めない痛い人なので何も言えないのが、現状である。

……抗えない周りの流れって恐ろしいよね。


「…でも、避けるだけだと終わらないからなぁ」

俺は、そんな事を呟くと闇の中から二本の剣を取り出す。


「おお」「…やっと」「「使ってくre…」」

うるさいぞ、お前ら。


とりあえずは久しぶりにコメントした二人を悪意という名の感情で押し潰して戦闘に集中する。

次々に飛んでくる投擲物を、避けるのではなく弾いてコードに近づき始める。

避けるのよりは、弾いたほうが…まだ動きやすい。

うまく調節すれば、弾いた物がその後に飛んできたものとぶつかって自然と弾いてくれたりもする…まぁ、細かい事が苦手な俺はそれなりに頑張らなきゃできないが。

…苦手、というよりも面倒だから嫌なんだけどね。


「…ほんとに、面倒だ。

この丸太……全部壊すか」


「…は?」

俺がそんな事を呟くと、それに対して変な反応をするコード。


俺はそんなことは気にせずに闇を発動させ、地面の広い範囲に展開していく。

次の瞬間に、丸太が闇に食われ、消えた。


「はあァッ!?」

それに対して似合わない変な声をあげて驚くコードだが、次の瞬間には後ろから剣が首につきつけられた。

それは俺が持っている紫色の刃の剣だ。


「…降参してくれるかな?」


「これは負けを認めるしか、ない…な」


まぁ、そんな感じだ。

今回の戦いでは無駄に腕力に頼って戦うことがなかったな……俺の利点が消えた気がするが、そこは気にしない。


「ん~、美月の方はどうなったかな??」

俺は、そんな事を考えながら座り込む…加勢にいくという選択もあるのだが、美月には必要ない気がする。

あいつ俺よりも強いし…いろんな意味で。

前話で後書きに書いた続きです。

一応、レントゲンとか撮りに行きました…友達と談笑してたら、いきなりピギィ…という音がなり、めっちゃ痛くなったので……さすがに行きました。

コンクリートに打った左胸辺りなのですが、レントゲンに写る場所の骨ではなかったので詳細は不明です(打撲の可能性大ですが…)

一応、痛み止めをもらっておわりました…痛み止めって偉大です。

心配してくれるメッセージを送ってくれた方もいて、とても感謝しかありません。



誤字・脱字があれば御報告お願いします。


次の話は一月一日の新年という事もあり、もしかしたら後書きを盛大に使うかもしれません。

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