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俺は闇、幼馴染みは光の勇者様  作者: 焼き芋(ちーず味)
第三章 セカンドワールド 堕勇と勇者の戦争
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13話 イセカイ

俺がこの頃、ハマっている未来日記という漫画を友達に借りて読んだわけですが、ユノのヤンデレぶりがすごいです。そして、それを見た瞬間に第二章30話の美月を思い出しました。

今後…気をつけます。俺にとって病んでるキャラは基本的に恐怖の対象ですから。

「んあ~・・・・どこだ、ここ?」

俺はよく分からないが地面の上に寝ていたようである。


「うわ~……なんか面倒な事に巻き込まれた予感」

周りを見ると俺のほかに美月が地面の上に寝ているのが見えた。

なんか幸せそうな笑顔なのがイラつく……俺が面倒そうなことに巻き込まれたような気がして眉間にしわを寄せているのに、こいつはめっちゃ幸せそうに微笑んでいるのはなんか嫌だわ。


「ムフフ…てつやぁ~……」

お前は何の夢を見ているんだ・・・。

とりあえず美月の体を左右に揺らしてみる。おきろぉ~、幸せそうな顔をして俺の名前を呼ぶな~。


「んむぅ・・・あれ、徹夜?」


「やっと起きたか・・・」

あえて夢のことは聞かない…絶対にっ……。


「ここどこ? 徹夜」

まだ眠気がとれないようでゴシゴシと目をこすっている美月は俺と同じ疑問を俺に尋ねた。


「俺が知ってるわけないだろ……。あの魔法陣に呑み込まれるつもりも無かったんだから・・・」

俺は頭をボリボリとかきながらそんな事を言っているが、縛っている髪の毛が乱れた事に気づくとすぐに再び縛りなおす。

女と見間違われるような事は嫌だ……絶対にそんなことは嫌なのだ。(重要なので二回考えました)


「それにしても、さっきの奈菜ちゃんはどうしたのかな?」


「いつもみたいにふざけてる感じじゃなくて、めっちゃ静かだったからな」

広場にいた奈菜は俺達の事も気づかない様子だったからねぇ・・・。

それ程大切な何かがこの世界にあるのかな・・・?


「とりあえずは奈菜を捜すか・・・」

改めて周りを見回してみて気づいたのだが、ここは廃れた都市のなかだった。

建物はボロボロに砕け、周りを覆っていたであろう城壁はもう無いにも等しい。これは争った後と思っていいのかな?


「ん~……なんなんだ、この都市は?」

美月と俺は、周りを見回しながら足を進める。


「ボロボロだけど、建物の中を見てみようか…?」


「ん、そうだな。見ておかないといろいろとめんどくさそうだ……状況がわからんし…」

そんな感じで人が住んでいただろう建物の中に入っていく。

外と同様のこと、ボロボロの内装。

相当、長い年月が経ったのだろう。ほぼ腐っている木製のタンスには数cmの埃がかぶっている。


「こりゃあ、古いなぁ……」


「…だね。一体何ヶ月、それとも何年?…の時が経っているのかな」

そんな事を良いながら俺と美月は一軒目の建物を出て、次の建物に入る。

そこは大きな本棚がいくつも並んだ広い空間、つまり図書館…と言っても、本は相当長い時間のせいで腐っているし、こういう世界では紙は高級なものなのであまり数も多くはない。


「あまり期待できないが……一応、この世界の情報を探してみるか」


「じゃあ、二人で別々に本を見ていったほうが良いね。私はあっちの本を見てくるから・・・」

美月はそう言うと走っていき、テキトーに本を取り出しては内容を読んで、元に戻し、また本を取り出す、という作業を繰り返していく。

俺は美月とは別の方向に歩いていき、あまり腐っていない本を探す。


「手に取った瞬間、ボロボロに砕け落ちるとか……生で見る事なんてないと思ってたんだがな…」

思わずそんな事をぼやいてしまう。

俺の言ったとおり、手に持った本が砕け落ちるのだから驚いた。映画やアニメなどでは見たときはあったが、まさか現実に見ることがあるとは・・・。(別に俺が無駄に強い力で持ったからとかではない、というより俺はあまり力は入れていない)


「うむ……これは大丈夫かな?」

俺が取り出した本はどうにか腐り砕け落ちずに形を保ったままだ。

本はこの国の過去の事…つまり本が出された当時の事などを書いてあったわけである……まぁ、今の俺達の現状には関係ないわけだが、とりあえずは読むべきだろう。

というわけで、読んでみようかな……せっかく本を読むのに面白いことは書いてなさそうなのが残念だ。


「ふぅん……この都市、前は大国の王都だったのか…」

まぁ、滅んだ国の名前はどうでも良い。

そんな事を気にしてる暇などない。今は俺達がどこにいて、どこに行けば静かにゆっくりと睡眠を取れるかだ。


「それにしても、この国は何故滅んだ?」

この本を見る限りだと…周りの国ともそれなりにバランスをとっていた、そして地が枯れ果て穀物がとれなくなったという訳ではない、民がその状況に不満を抱いていたわけでもない。

そして…他の腐ってる本と…この腐ってない本を比べて考えるとつくられた日は見る限り、数百年と経っているわけではない。

この国はこの百数年、または百年の間に滅んだと言う事になる。まぁ、いつかはわからないので五年前、ということもあれば十数年前、ということもありえる。

しかも、この国は戦争では、他の国と比べると防衛が特化している、というものをこの本に書かれているわけだ。

まぁ…本の作者が、この国の住民だった事から、それなりに過大評価をしているだろうが、少しは客観ししている所からほんの少しは本当のことなのだろう。


「その国が……民が不満を抱いていたわけでもなし、土地が枯れたわけでもなしに、ここ百数年、または百年の内に滅んだのだから不思議だな」

あとのことは分からないので本を放り投げる。

これ以上の情報も得られないのだから他の本を探すべきだ。


「徹夜、何か見つかった?」


「うん?少しだけなら分かったぞ。

自分の状況を理解するという目的に対して、あまり前進するようなものではなかったが……」

美月に本の内容を教えた。


「私はこの世界の地図とか位かな・・・他の本は全部調べたんだけどほぼ腐ってたよ。

ここにある腐ってない本じゃ最近のことまで書かれてないし、あまり情報を得られるわけじゃないね・・・」

何で、お前はこの短時間で本を全部調べられるんだ? 超高速か…超高速なのか?


「ああ、そうだな…少しばかり建物の奥を捜したら別の建物も捜してみるか……」


「うん、そうしよっか」

俺と美月は一緒に歩き出し、建物の奥に入っていく。

なかも荒れており、ときどき黒い何かが飛び散ったであろう染み痕があるのが少し怖い。

俺達が歩いている足場もいろんな残骸などがあり、超歩き辛い。


「徹夜、なんでこんなにも廃れてるんだろね?」

会話が特にないので、無理矢理美月が話しかけてきた。


「俺に聞かれたってわかるわけないだろ、お前と同様来たばかりだし」


「・・・廃れて何年たったんだろうね?」


「百数年、または百年の間だろ? 詳しくは知らんが・・・」


「・・・・・・徹夜」


「うん?」


「特に会話がないね・・・」


「ああ、そうだな」

そんな会話をしながらも歩いていく。

この建物の雰囲気にでも当てられたのか、俺も美月も喋らない。

正直、暇・・・つまらない、でも話す話題がない…どうしようか・・・?


「そこに扉があるけど、入ってみようか」


「・・・了解しました」

美月が見つけた扉(当然ボロボロ)を開けて中に入っていく。

そこは図書館を管理していたであろう人間がくつろぐために用意してある部屋なのだろう。

その部屋には仮眠をとったりするであろうためのベット(当然ボロボロ)、あとはソファ(当然ボロボロ)に作業するためであろう机(当然ボロボロ)とイス(当然ボロボロ)。

そして、そのイス(当然ボロボロ)には男の死体(当然ボロボロ)があった。


「なんで死体が…?」

美月がそんな疑問を口にする。

まぁ、疑問に思うのは当たり前だ。周りの埃と同様に男の死体も埃をかぶっている。それは何年も放置されていたというわけだ。

ということは、腐って白骨になっていても可笑しくないのだ。

まぁ、死体の事なんて詳しくないからよくわからんが、少なくとも何年もこのままなんて事はありえないだろう。


「とりあえずは調べよう・・・そいつは無視しときゃあ、良いだろ。直接俺達に関係あることじゃないし・・・」

とにかく周りを調べてみる。

すると、男の前の机には日記(当然ボロボロ)のような物があった。

その日記には何月何日と書かれ、年数も書かれている


「この男の日記があったが・・・この世界の今が何年かわからないし、俺たちが居た世界と日時の表している言葉が同じじゃないっぽいから何年たったかはわからないな・・・」

そんな感じのことをボヤキながらも日記を読んでいく。

日々のどうでも良いことなどが書かれていたのだが…何故か、あるページで日記の内容の雰囲気が変わった気がした。


「ん~……世界各地で問題が起きた…?」

思わず日記の内容を少しだけ呟いてしまったが、まだ先の内容を見ていないので読もう。


「・・・・・・徹夜」


「ちょっと待っててくれよ、読んでるんだって・・・・・・」


「徹夜、後ろだってばっ!!」


「・・・へっ?」

俺が後ろを向くと、立っていた・・・・なにがって? そりゃあ、男の死体(以下省略)が……。


「がぅああああああ…っ」

そんな唸り声を上げながら俺に襲い掛かってくる。


「ええぇッ!? どこのバイ○ハザードですか!?」

思わずゾンビ(?)の顔を思いっきり殴り飛ばしてしまう。

ゾンビ(?)は盛大に肉を撒き散らしながら吹き飛び、壁に激突して崩れ落ちる。文字通りその体の原型も崩れていったが、そこはスルーだ。


『うぅぼあぁぁぁぁぁぁ…』

俺達が入ってきた扉のほうからそんな声が聞こえる。

しかも、大人数の団体さん。


「えええ……ここ危ない系ですか!?」


「とりあえず、この建物から出よう!!」

そんな美月の言葉に従い、俺達はとりあえず部屋から出た。

すると、すぐにゾンビ(?)が目の前に現れたので、俺が殴って吹き飛ばし、そのまま走り出す。


「アンデット系の魔物なんだろうが……なんで、こんなに沢山?」


「そんな事より、早くしないとっ!!」

そんな感じで走り、俺達が最初に入ってきた本棚の並んだ広い空間に出たわけだが・・・。


「あはは…団体様ごアンナ~イ」

俺の元気のない声が響くわけです。

その広い空間・・・。


…そこには大勢のゾンビ(?)が居たわけだ……。


『うぼぉわぁぁああああ……』

大勢が唸りながら近づいてくる。

だが、次の瞬間横から炎がゾンビ(?)めがけて波のように押し寄せ、ゾンビ(?)は焼き流されていった。


「まさか、徹夜君と美月ちゃんまで巻き込んじゃうなんて思って無かったよ・・・・・・ホントにごめんね」

突然の声。




「奈菜、か……」

その声の方向には、美月と戦っていた時と同じ剣…つまり『炎波の(つるぎ)』を片手に持ち、大きな本棚の上に座っている奈菜が居た。

この頃投稿をしないと、と焦っています。特に理由はありませんが・・・。


ちなみに、奈菜は俺が没にした作品の主人公を性別、能力、性格を改良、または強化したキャラとなります。つまりはマジで主人公な彼女です。

この異世界は、その彼女の作品の世界となるわけです。ファンタジーな世界でバイオハザードって面白いのかな、という思いで書いたものです。結局没にしましたけどね。



誤字・脱字があれば御報告ください。

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