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俺は闇、幼馴染みは光の勇者様  作者: 焼き芋(ちーず味)
第二章  堕勇と堕天の面倒事
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32話 1 対 2の三組

「んラァァッ!!」

俺の闇の竜巻が魔神を狙う。

他の方角からも光の剣の大群や竜の息吹らしいエレネルギー砲のような物が放たれている。


「…sifjjlss」

だが、それも魔神によって跳ね返される。

まぁ、今は相手のエネルギーを消費させる事が狙いだからまだ問題はないだろう。

それより・・・


さっきの魔神は一体何をしゃべりたいんだろうか?


まぁ、そんな小さな疑問は置いておくとして、どんどん攻めていかなくては・・・。



「さて、俺はどうしたものか・・・?」

さっきの闇の攻撃も跳ね返されるし、少しばかりショックだ。

黙って食らってくれれば良いんだけどね~。

ちなみに、一緒に居たイルリヤは人間の姿になったから俺がおもいっきり魔神のほうにぶん投げたら見事に跳ね返されてどこかに行ってしまった。

まったく、ちゃんと攻撃して欲しいものだ。

べ、別に俺は悪くないし、俺が悪いとかありえないから~・・・。



まぁ、そんなイルリヤなんてどうでもいいものはほっといて、次の攻撃に移らないとな~。

どんな攻撃をすれば良いのか全然わからないんだけどね・・・。


・・・考え中・・・


よし!! いつもどおりに殴りに行くか~っ!!




「……行動を思いついたらすぐに行動に移すべしっ!!」

再び闇の翼を背中に生やして、急接近する。

魔神が俺を認識すると同時に衝撃のようなものが放たれる。

闇を霧状にばらまいておけば、どうにか俺でも感覚で衝撃がどこまで来ているかわかる。


「シャァッ!!」

なので、闇で手を包みそれで思い切り殴りつける。

当然、殴る瞬間に闇を放ち、素の手で殴ることだけはやめる。

衝撃と闇が打ち消しあい、どうにか突破する俺。


「死ねィ!!」

そのまま魔神を殴りつける。

が、俺の拳は魔神の腕にがっしりと掴まれ顔を殴る事ができなかった。そして魔神は不適に笑う。


「虫のような外見の癖に、なんだその無駄なカッコ良さはッ!!?」

虫如きがそのかっこよさはねぇだろっ!!


とりあえずは、手を掴まれてるのでそのまま蹴りを放つ。

それを魔神は軽く避けながら俺に向かって衝撃波を放つ。


「がアァァッ!!」

手を掴まれてる状態なので逃げる事ができない俺。

腹に衝撃が来て、胃液が喉にこみ上げる感覚がある。



「こぉんの野郎ッ!!」

俺の背中に生えてる闇の翼が動き、魔神の首を切り飛ばすために振るわれる。

だが、その翼も衝撃波で消し飛ばされた。


「徹夜っ!!」

そこで魔神の後ろに美月が現れ、上から下に思いっきり踵落としを食らわせて下に吹っ飛ばした。

俺も思いっきりそれに巻き込まれそうだったので、魔神の腕をどうにか切断して逃れる。


「仕返しだ、んにゃろォッ!!」

闇をそのままレーザーみたいな感じで魔神に放つ。


「ハァッ!!」

それに続いて美月は魔神に向けて光の剣の雨を降らせる。

そして視界の隅では和馬が魔神に向けて数十という弾丸を放っていた。

その近くに瑞穂もいたが、遠距離の攻撃が苦手らしくそのまま何もしていない。


どうやら、魔神の標的は一番近い和馬たちに移ったようだ。

落とされたところからまるでミサイルのように猛スピードで真っ直ぐに和馬を狙っていた。

和馬は魔弾をいくつも放ち、それは魔神の体を貫通しているが魔神は気にせずに突き進む。



「・・・ッ!!」

驚きの表情になる和馬に魔神が突き進むが、何かに気づいた魔神は後ろに少しだけ下がる。

それと同時に瑞穂のハンマーが魔神の前を通過して行った。


「チィ・・・ッ!!」

それに瑞穂が舌打ちをすると同時に、魔神は衝撃波を放つ。


「・・・『神に与えられし防具アイギス』!!」

瑞穂が絶対防御の魔法を発動させる、その中には和馬も同様に防御魔法で包まれている感じだ。

防御魔法は衝撃波を弾いたのだが、その次の魔神の攻撃。


「・・・phuovhwo?」

今までの衝撃波とは違う高濃度の魔力が込められたタックルで防御魔法ごと吹き飛んだ。

防御魔法は壊されないまま吹っ飛んでいったので多分、怪我はしてないだろう。

それに追撃をかけようとする魔神だったが、すぐに邪魔が入る。


「これでは、1対6ではなく1対2の三組でおじゃるな」

魔神が瑞穂たちに気をそらしているうちに人の姿のイルリヤが懐にもぐっている。

イルリヤがアッパーカットを放つが、魔神がギリギリで避け、そのまま衝撃波を放つ。


「何回も同じ攻撃は食らわないでおじゃる」

それに反応して、イルリヤは口からいくつもの火の玉を吐き出し衝撃波と相殺させる。

イルリヤは、それに加えていくつもの魔力の塊を攻撃として放つ。

それを魔神は手で弾きながら後ろに下がる。


「貴方にはホントに悪いのですが、二人で一組ですよ。目の前の愚弟に集中して周りを気にしないのはダメだと思いますよ」

魔神が後ろに下がった所では後ろからイリルが回し蹴りを放っていた。

魔神は大きく横に吹っ飛ばされ、建物をいくつもの突き抜けながら飛んでいく。


「いつまで我は愚弟と呼ばれるのでおじゃるか?」


「ずっとです。

それよりも追い討ちはかけておいたほうが良いでしょう」


「…うむ」


そんな軽い会話をすると二人が魔神に向けて、さすがに魔神でもダメージは食らうであろう魔力の一撃を放った。

爆発音が響き、結構離れてる俺まで爆発の衝撃波が襲ってきた。


「これで、ダメージが食らってなかったらショックでおじゃる」


「ええ、そうで・・・なッ!?」

イリルがイルリヤの言葉に返答をしようとした時、天に大きな魔法陣が浮かぶ。

真っ黒の魔法陣。

そこから、空を埋め尽くすほどの量の紫色の玉が落ちてくる。


「一気に敵を消そうとしていますね。

イルリヤ、できるだけアレを消し飛ばしますよ」


「了解でおじゃるッ!!」

二人の子供は次の瞬間に大きな竜の姿となり、空に向けていくつもの魔力の弾を放つ。

それは紫色の玉にぶつかり爆発するが、それでも全ては消しきれずにいくつもの玉が落ちる。


「とりあえずは受け身の態勢です!!他の四人なら簡単には死なないでしょう」


「オッケェでおじゃる!!」



─  ─



「おい、和馬!!こっち来いッ!!」


「え?ああ、まだ少しばかり痛いんだけどな」

ある二人は慌てて防御体勢に入り、片方が絶対防御の魔法を発動する。



─  ─




「・・・徹夜ッ!!あれやばそうじゃない!!?」


「ああ、そうだな。・・・お前の光じゃあ、攻撃はできても防御はできないだろうから、俺がやるしかないな・・・防御の硬さだけじゃあ、砕かれそうだから吸収もしねぇと・・・」

そして、俺達の方は完全に俺が防御係となり、美月と一緒に魔神の攻撃に備える。






紫色の玉が地面に落ちる。

その玉の一つ一つが城を吹き飛ばせるであろう威力で爆発し、王都・・・いや、それだけではなく王都の外の戦ってる奴らごと巻き込んで行った。

遠くから見たら爆発で大地が見えないほどのものだった。

誤字・脱字があれば御報告ください

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