表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺は闇、幼馴染みは光の勇者様  作者: 焼き芋(ちーず味)
第二章  堕勇と堕天の面倒事
105/270

12話 なんのことやら…♪

びみゃッ!!0ω0

まさかのイリルさんと同パターンの展開

そして白の魔女・・・つまりハクを越すぐらいの時を生きている

でもやっぱり・・・うん、やんちゃなガキだな


「失礼な事を考えるておるなッ!!これでも昔は大人の姿だったんだぞぃ・・・!!」

ほほぅ、まさかまさかのそのお言葉とっても気になりますなぁ

なので・・・


「じゃあ、なんでそんな姿になったんだ?」

俺の質問、今の所は凄い気になるとこである

だって、こういうのって凄い気になるじゃないですか?

それにはハイエルフが答える前にミーファが答えた


「このお方・・・つまりギエル・エンバールという名なのですが

この森の不思議な力は前まで不安定だったのです。その不安定な力ははいろいろな災いを持ってくるものでした。それをギエル様が自分の莫大な量の魔力を使い、安定させたのですがその時に体が縮んだそうです。理由はわかりません」

・・・エルフの体の神秘発見!!

うわぁ~、なんでそうなったのかめちゃくちゃ気になるんですけど


「ふふんっ…!!これでよくわかったぞぃ?我は大人なんだぞぃ!!」

胸を張って大きな声でわめいているギエル


「結局のところ見た目はガキだけどな」

おっと、つい本音を言ってしまった

その言葉にギエルは精神的大ダメージ、膝をつき両手を地面につけてうな垂れている


「別に好きでこうなったわけじゃ・・・そこまでいわなくとも・・・ひどい・・・ぞぃ・・・も、やだ・・・疲れた・・・」

・・・てな、感じのことをブツブツと言っていた


「ギエル様、そう落ち込まないでください。その姿でもかっこいいですよ」

ミーファさんの言葉


「ほ、本当かぞぃ!?」

それにギエルが反応し


「はい、そうですよ。私は嘘はつきませんよ」

簡単な返事をするミーファ、ハッキリいって言葉に心がこもっていない


「フッフ~ン♪」

それで喜ぶギエル。とっても単純だな、こいつ

周りから考えると扱いやすくて楽だろうな


「・・・そんな事より、我は気になっていたのだが」

そんな感じで立ち直りこっちを見てくるギエル


「お主らの中で一番誰が強いのだ?」

俺と美月と和馬と瑞穂を指差しながら質問してくるギエル

ふむふむ・・・


「「徹夜か美月どっちかだな」」

ちなみに、和馬と瑞穂はハモッていた

何故に俺か美月なのだ?


「いや、お前らは異常すぎるだろ。俺の防御魔法を砕いてる時点で可笑しいんだよ」

瑞穂の言葉


「俺が放った銃弾を全て剣で弾かれたのにはショックだったからな」

和馬の言葉

ふむふむ、まぁとりあえず俺か美月か・・・


「俺よりも美月の方が強いな」

俺の言葉


「それは何故じゃ?」

ギエルが質問してくる、いや~

説明すんのめんどいなぁ


「じゃあ、簡単に説明するために実演してあげましょう

・・・いくぞ、美月」

俺はそう言った後、一瞬の内に五発美月に拳を放ってみる


「え?あわわっ!?」

それを全て避ける美月、ちなみに俺の拳圧で家の壁が壊れちゃったのは秘密

弁償はする気はねぇ、どちらが強いかという質問をしたお前のせいだ

…という理由で逃げよう


「・・・いくら力があっても速さで負けてたらあたらないからな」

これが俺の判断した理由、あれだ・・・

いくら核兵器をもっていてもボタンを押す前に殺されたら終わり、てな感じだ

美月のこの完璧女めっ!!・・・うむ、さっきの言葉は忘れてくれ


「さらには・・・何故かこいつには俺の不意打ちは効かない」

俺がギエルに話して攻撃しないと見せかけた所で拳を放ってみるが

それを軽々とかわす美月

・・・ああ、かわす事はわかってたよ、かわせなかったら攻撃しないしね

でも、少しショックなんだよ・・・

どうせやるのはデコピンだったからダメージはないこともわかってたさ

でも、いくらやってもかわされるのはショックなんだよ・・・


「ふむふむ・・・確かにそれでは負けるだろうのぅ・・・」

それを見て納得してるギエル

そして背後では・・・


「・・・てぇ~・・・つぅ・・・や?」

はっはっは~・・・(汗

威圧がとっても凄いんだな、こ・・れ・・・が・・・・♪

多分、美月は俺が突然攻撃した事により怒っている

俺のことが好きだから許すではなく、好きな俺に攻撃されたことにより怒っている

・・・というわけだ。ということなので・・・やることは一つ


「さらばっ!!」

俺の拳圧で崩れた壁の所から外に出てもうダッシュをする俺

ヤバイ!!ヤバイ!!ヤバイ!!ヤバイ!!ヤバイ!!ヤバイ!!

ヤバイ!!ヤバイ!!ヤバイ!!ヤバイ!!ヤバイ!!ヤバイ!!



「徹夜!!私から逃げ切れるとは思ってないよねぇ!??」

やっぱり美月には速さじゃ叶うわけないかァ!!

いやはや、美月が久しぶりに俺に怒っている!!

これは本当にやばいぞ!!

ちなみに普段あまり怒らない美月は怒ると怖い

そして・・・




「ぎゃあああああああああああああああああああああああああ………っ!!」

俺の悲鳴がエルフの集落全体に響いた

そして最後のほうはまるで人の命がゆっくりと消えていくように悲鳴が小さくなっていき

・・・消えた、そして・・・




「なぁ、美月。ホントは怒ってないよな?」


「なんでそう思うの?」


「お前、俺の首を絞めるフリして抱きついてるだけだろ」

めっさ痛くないもん


「・・・さぁ?なんのことやら・・・♪」


そんな感じだった。うん、俺は騙された

今まで美月に怒られたのは片手で数えられるほどしかないからな

この程度で怒ったと勘違いした俺が馬鹿だった




誤字・脱字があればマジで御報告ください

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ