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俺は闇、幼馴染みは光の勇者様  作者: 焼き芋(ちーず味)
第一章 魔王編 物語の始まり
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1話 巻き込まれたら逃げましょう

《読むにあたっての注意  2011 7/29 更新》

この作品は誤字・脱字が多く、加えて駄文である事より相当読み辛いものになっております。

所々のシーンが他の作品と似てしまってる場合があります。

それに対して嫌な気分になる方はお読みしないほうが良いと思います。

それでも構わないという方は読んでくれると嬉しいです。

なんとも平凡な高校二年生。

それが俺。景山かげやま徹夜てつやである。

成績は普通。運動神経は…まぁ、いいほうだろう。

ルックスは他人からは良いほうだと言われるが自分は微妙だと思う。

いつもへそまで伸ばした黒髪を後ろで縛っている。

そんな平凡な高校生の俺には少し近くに変な人間がいる。

変といっても変態なのではない。あまりにも完璧すぎるから変なのだ。


「徹夜、一緒に帰ろ?」

この声の人が変な人だ。

幼なじみの内藤ないとう美月みつき

スポーツ万能、成績優秀、ルックスは最高(街を歩いてるだけでスカウトが多数)。

人間関係は良すぎるぐらい。全てにおいて万能である。

そして


「その前にあの人が呼んでるけど」

小柄な美少年が美月みつきを呼んでいた。

美月の最高すぎるルックスは…


「好きです!付き合ってください!」

…学校中をファンだらけにしている。


「ごめんなさい」

切り捨てごめんですな。


「なんでダメですか。理由を教えてください」

それでもすこしは粘る美少年。それをみてにっこり笑った美月みつきは…


「私には好きな人がいるの」

こんな事を言って断るのだ。正直誰が好きなのか俺にもわからない。

この発言は美月のファンクラブ(男女合わせて)の人たちを刺激し、この学校では日々影でファンクラブの人間が怪しい人間を消している。

俺も消されかけたときがある。誤解は解いたし、闇討ちしてこようとしてきた奴はこの世から消してやった。


「じゃあ。徹夜帰ろう♪」


「・・・はぁ」

正直なんで俺といつも帰っているのかわからない。

好きな人がいるのならその人のところにいっていればいいのに…。

美月みつきと帰っているのは帰ろうと誘われるからだ。

仲が悪い友達ではなくただの幼なじみ、断る理由がないのだ。


「でさ~。今日もまた先生にほめられちゃったんだよね~」


「ふぅん、よかったな」

年は同じだが違うクラスの美月。いつも帰るときにはこうやって報告してきている。

いつも二人で帰ってるから地味におれは有名になってしまっている。

友達が言うには俺もカッコイイらしいのだが、さっきも言ったように俺は微妙だと思う美月といるとかすんで見えるそうだ。

たぶんその友達は美月と一緒にいる俺を妬んでいて、離れさせるように言ったのだろう。

俺はモテなくてもいいし断る理由がないから一緒にいるだけなので関係ないのだ。


「お前の好きな人って誰よ?」

なんとなく気になったから聞いてみました。

正直失礼な人ですね俺って。


「ふぇ!?そりゅあ・・・いつも近くにいる人かな・・・」

少し顔を赤くしている美月。言葉もおかしくなってる。


「近くにいる人・・・?誰だ?」

よくわからないので首を傾げる俺。


「・・・ハァ・・・なんだかなぁ~」

よくわからないが睨んできている美月みつき

・・・なぜ?


「まぁ、頑張ればいいんじゃね?俺のことなんてほっといてそっちいけよ」

そうそう、俺の近くにいる事はまちがいなのだ。


「・・・(ムス~ッ)」

いきなり頬を膨らませて俺のほっぺをつねり始める。


「むぎゅがああああああッ!!やめろ!」

正直こいつは握力も筋力も強いからまじめに痛い。

前に横腹を軽くつつかれたときは骨にひびが入ったほどだ。

俺でなければポッキリと骨折していただろう。・・・俺も怪物なんじゃね?


「あのね~。鈍い事は犯罪だよ?」

そんな犯罪があったことは俺は初耳だ。

そして俺は鈍い・・・のか・・・?


「はいはい、ごめんごめん」

てきとうに謝って頭をポフポフとやさしくやっとく。


「・・・むぅ、正直には謝ってない」

そういいながらもなぜか嬉しそうな美月の顔。

なぜそんな顔をするんだろうか?


『『コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス』』

はじまりましたファンクラブの嫉妬の嵐。

いつもこれが続くわけだが、いい加減物理的にファンクラブを潰そうと思う。


「コロス・・・ウアァァ~」

やっぱり今回も襲ってきますファンクラブ一同。


「らァッ!!」

最初の一匹に蹴りを打ち込めば

そいつは後ろのも巻き込んで10㍍ほど吹っ飛んでいく・・・やっぱり俺も化け物じゃね?

とりあえず迫ってくるファンクラブ一同ソンビみたいを物理的に処理。


「えっ!?なにこれ!?」

後ろでいきなり光りだした。それに美月は驚いてるようだ。

なんだッ!?とおもい振り返ると美月みつきの足元には…

金色に光る魔法陣が・・・え!?マジで!?


「え?ひゃぁ!」

どんどん魔法陣のなかにゆっくりと吸い込まれてく。

美月ばたばたと手をうごかし空をきっていガシッ・・・・俺のそでをつかんだ。


「やらせるかッ!」

とっさに俺はそれを引きちぎる。

フフ・・・面倒事に巻き込まれるのはごめんなのだよ!フハハハhaガシッ・・・手首をつかまれた。


「いぃぃぃやあああああぁぁぁぁっぁぁ!!」

どんなに抵抗しても吸い込んでくる魔法陣と手を離さない美月。

もう・・・無理だ。魔法陣のなかに俺と美月は消えていった。



             ─ ??? ─

ここはどこだろうか?

あたり一面真っ白の部屋で、目の前にはフードをかぶった大人たちが10名以上。

そしてその真ん中の前に立っているのは、同い年ぐらいの金髪の美少年。

よく見ると美少年もフードをかぶった大人たちもこっちを見てポカンとしている。


「・・・勇者様が二人?」


は?何言ってんのこの人?と、心の中でおもってると…


「勇者様はどちらですか?」

再び美少年がそんな事を聞いてきた。

ハハァーン!!´・ω・(ドヤ顔)よくある勇者に召喚されたっていうノリですな。

こういう時はやる事は一つだ!


「こいつです」

当然。美月に押しつけさ!

まぁ全てにおいて完璧な美月だもん。それに魔法陣は美月の下にあったもん。


「えぇっ!?私に押し付けな・・・」


「そうですか!あなたですか、歓迎します、

勇者様、この国は~・・・え~っと、なんて言うの?(俺の美少年の声マネ 完璧です)」

まぁ、途中で仮面がはがれたけど別にいいでしょう。


「・・・この国はサラスムです」

美少年がビックリしながらも一応答えてくれる。


「・・・(ジー)」

その間も美月はあまり怖くない・・・てか可愛い目でにらんでくる。


「説明しろよ!お前誰だよ!何で召喚したんだよ!とりあえず茶だせよ!魔王何代目だよ!」

ハヤクして欲しいこっちは疲れてるんだ。


「ええ・・・・私はこの国の第二王子のラウスです。

さっきあなたもいったとおり魔王が現れたんです・・・あれ、魔王現れたの知ってる?」

いいから早くして欲しい。


「魔王の軍と人間と獣人と竜の連合軍で応戦しているのですが・・・倒す方法が見つからないので古代の魔法を使い勇者様を呼び出して・・・。

まぁ、だから・・・倒してくださいと」


「・・・・美月(ポンッ)・・・頑張れ」

美月の方に手を置いてガンバレの一言。


「ええぇっ!?」

それに驚く美月。




これから異世界の物語が始まるのだった。

《2011 12/13更新 後書きについての注意》

20~30話辺りから、総合ポイントが多くなり…調子にのって文字数が増えます。

正直どうでも良いことなので飛ばしてくださって結構ですので……と元々書いていたのですが、一時期では1000文字以上越えてしまっていたので文字数が多い時期の後書きが消させていただきました。

正直鬱陶しいほどでしたので。

文字数がそれほどじゃない時のは消していません


2011 7/17 訂正しました

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