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宇宙戦争
作:歩



第16話帝国領侵攻計画


ダイス帝国の内乱が終わりを向かえている頃、地球連邦軍では、第4、第6艦隊の編成が完了した。
艦隊編成終了から2日後に連邦政府では、臨時の最高評議会が行われた。
議題は、軍部から提案が合った月侵攻作戦であった。
今回の作戦参加艦隊は新設された第4、第6も含む大将以外の艦隊を投入すると言うのである。
そうすると、参加艦隊は、第5、第7、第15、第17艦隊を抜いた14個艦隊を投入すると言う事である。
しかし、国防委員長より、未だ再編中の第2艦隊の投入は無理だと言う事で第2艦隊の参加は無しになった。
それでも、13個艦隊の投入に反対の意見が出た。
財政委員長のチェン・コーウン委員長から
「これ以上戦線が拡大すれば、財政の破綻は確実だ。」と言う意見が出れば、人的資源委員長のティース委員長から
「これ以上の戦線拡大すると、社会機構は崩壊する。」と言う意見が出た。
既に、『イサルコ』、『シュライク』等の戦闘が社会機構等に大きな負担となっているのである。
「しかし、財政委員長や人的資源委員長の意見もそうだが、不経済だからとって、戦争を止める訳にはいかない。」
「なら、戦争事態を止めて、帝国と和平をするべきだ。」
「悪の根源である帝国と和平など出来るわけが無い、これは、正義の戦争なのだから。」
なら、なぜ、政府は宣戦布告無しで月基地を攻撃した?
それでよく正義の名乗る事が出来るなとチェンは思った。
「しかし、和平はともかく13個艦隊は多すぎるのでは?」と、言ったのは国務委員長のエニル委員長だった。
「それは、どうゆう事かねエニル委員長?」と議長が聞く
「13個艦隊も投入したら、まず、誰がその艦隊を統率するのですか? 大将クラスがいない艦隊を長官1人で統率出来る筈が無い。」
「それはそうだが、長官と副長官の2人で統率すればよからろう。」
「しかし、副長官まで前線にでれば、残りの駐留艦隊はどうするのですか?」
と議論は続き話し合いの結果13個艦隊から9個艦隊まで艦隊を減らしたのである。
そして、多数決の結果、10対3で月侵攻作戦が可決された。
反対したのは、国務委員長と財政委員長と人的資源委員長の3名である。
賛成した人の殆どが、次の選挙で自分の地位を守る為である。
11月1日になって、軍上層部では、作戦参加艦隊をどの艦隊にするか話し合いが行われていた。
そして、参加艦隊が決定した。
『トダカ中将の第1艦隊』
『江川中将の第4艦隊』
『カールセン中将の第6艦隊』
『アップルトン中将の第8艦隊』
『アム・サレム中将の第9艦隊』
『ウランフ中将の第10艦隊』
『ホムラ中将の第11艦隊』
『ボルディン中将の第12艦隊』
『ラップ中将の第18艦隊』
合わせて9個艦隊艦艇12万3千隻将兵175万2千7百名と、過去最高の参加となった。
各艦隊司令官に出撃命令が下さたのは、11月4日だった。


遂にダイス領に侵攻する作戦が立った連邦軍
この作戦は果たして上手く行くのか?
次回は反乱の序曲完結編です。











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