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宇宙戦争
作:歩



第10話シュライク星域会戦〜メックリンガーの戦死


午後5時45分『シュライク星域』の中央部では、メックリンガー大将対連邦軍第17艦隊の戦いが行われていた。
しかし、メックリンガー艦隊は当初2万1千隻であったが、第3、第17艦隊との戦いで殆んど艦艇がやられていた。
現在残っているのは、9千5百隻しか残ってなかった。
第17艦隊は、第3艦隊との戦闘時に中堅で戦っていた第3艦隊がダメージを受けていた為、第17艦隊の被害は2千隻のみで、2万隻以上の艦艇が残っていた。
しかし、イシカワは、第3艦隊と共同で戦闘していた時の事を悔やんでいた。
あの時、第17艦隊は両翼を護っていたから、無傷に近かったが、あの時第17艦隊が中堅を担当していたら、第3艦隊はケンプ艦隊を押さえられたのではと、そしてノルマンは死ぬ事は無かったのでは?
しかし、今のイシカワに出来る事は、第3艦隊の敵討ちと第17艦隊の将兵の命を守る事だけだと。
「イシカワ提督、我艦隊の2割ほどがやられました。」と言う副官のハボック中佐
「ベネテルト少将、貴下の艦隊を持って右翼に回れ」と命令し、ベネテルト少将は命令どうり右翼に回り攻撃を開始した。
クライメレス准将、グライド准将、バージンガー准将達は、貴下の艦隊を持って左翼に回れ、ディーゼル中将、貴下の艦隊を持って、敵後方に回れ」と命令し次々に艦隊を動かしていく提督達。
午後6時5分メックリンガー艦隊は、第17艦隊に囲まれていた。
午後6時25分メックリンガー艦隊は、3千2百隻まで減ってしまい、既に戦闘継続は不可能に近かった。
「メックリンガー提督、既に艦隊の8割が失われ残る艦隊では、戦線維持は不可能です。」
「全艦に入電、損傷艦艇を内側にして、紡錘陣形を取り、敵右翼を突破する。」
命令どうり、紡錘陣形を取り、ベネテイル少将の死守する右翼艦隊へと向かった。
メックリンガー自身は、敵中に残り最後まで艦隊援護をしていたが、午後6時55分旗艦にミサイルが4発当たり、旗艦と運命を共にした。
しかし、メックリンガーの死を覚悟した援護で残存艦隊の半数が離脱できた。
午後7時5分メックリンガー大将戦死の報告がダイス軍に伝えられた。


遂にこの宇宙戦争も10話まで行けました。
メックリンガーが戦死して、不利になったダイス軍、果たして、ダイス軍は勝てるのか?
次回、『シュライク星域会戦』完結です。

 











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