rubbish
いよいよとなってイライラした。
今更噂話など聞く気にもなれず、ソッコーで寝に入っていたらいつの間にか授業が始まっており、しかも大嫌いな数学と来た。
学校の授業とはどうしてこうも退屈なんだろう?
数列?ベクトル?何じゃそりゃ・・・
科学?生物?物理?そんな単語初耳だ。
助動詞活用形?ミゼンレンヨウシュウシレンタイイゼンメイレイ?聞いた事もないね。
と、これらは全て幸市の談であるが、流石の幸市もここまでではない。
これは口で言っているだけだが、それでも学業全般に対して不真面目な幸市は何時こんな状態になってもおかしくなかった。
幸市(以前に全教科満点を取った俺だぜ?)
そのテストの殆ど全ての問題が四択であったというのは、今だから言えることだ。
授業中、チラッと正史の方を向くと、正史も授業を聞いていないようだった。
幸市と決定的に違うのは、無気力にしているのではなく、なんか一生懸命に何かをやっていた。
幸市(たぶん、なんかのネタの仕掛け作ってんだろうな・・・)
幸市は楽しみにしている。
教師「幸市!ここ答えてみろ!!」
幸市「I don't know what you mean.で日本語訳は『お前何言ってんだ?』です。」
教師「お前はどこを答えているんだ?」
幸市「今の気分です。」
教師「俺の方がI don't know what you mean.だが・・・」
幸市「っていうか、そのダブリューに似てる文字はなんですか?」
教師「これはオメガと言って三乗根を表している文字だ。」
幸市「そんなレベルの高そうな問題を俺にやれと?」
教師「そうだが?」
幸市「I don't know what you mean.」
教師「廊下に立ってろ!!」
幸市「はい!!!」
やたらいい返事をして、幸市は廊下に出た。
☆
なんだかんだあって、やっと昼飯の時間になる。
正史が幸市の下にやって来た。
正史「幸市!飯の前に新ネタを聞け!!」
幸市「言ってみろ。」
正史「見たまえ!ゴミが人の様だ!!」
そう言って正史が幸市に見せたのは、だいたい拳三個分くらいの大きさをした、消し滓で作った人形だった。
正史の顔は、これがやりたかったとばかりに輝いていた。
幸市「ム●カかよ!!」
幸市のつっこみは捻りのないシンプルな物。
それでも正史は満足したらしい。
正史「構想二分、製作百五十七分の超大作だ!!」
幸市「時間の無駄だな・・・っていうか授業時間中ずっとこれ作ってたのかよ・・・」
気付けよ教師!!
そう思わずにはいられない幸市であった。 |