extracurricular activities
『放課後』
それは“extracurricular activities”の時間。
ちなみにこれは、英語で格式ばった言い方だが、『部活動』のことだ。
幸市「やれやれ・・・やっと終わったなぁ・・・」
正史「ほんと・・・一日で全部の教科をやるのは、勘弁して欲しいよなぁ・・・」
そう、幸市の通う高校は一日で全ての教科を終わらせるのだ。
それは、勉強に関して不真面目な生徒には、試験週間を早く抜けれるということもあって好評。
真面目な生徒には、疲れる上に効率が悪い、ということで不評である。
幸市「まあしかし、終わったことだし、部活に行くか。」
正史「ん?今日はもうあるのか?」
幸市「あるらしいぞ。大会も近いことだしな。」
正史「じゃあ行くか。」
こうして二人は自分達が活動する部活の部室まで歩いていった。
幸市も正史も同じ部活に参加している。
部活は、『この部活が無い高校』は殆ど無いと言っても過言ではない、すなわち部活動の代名詞、『野球部』だ。
ちなみに、幸市のポジションは『ショート』で、打順は3番の上位打線。
簡単に言えば、折り紙付きの実力者である。
『ゴロ捌き』もさることながら、『弾丸ライナー』だって簡単に捌く。
つまりは、本来『頭に行くべきエネルギー』を全てこちらに消耗しているわけだ。
正史のポジションは『ピッチャー』。
『球速』、『コントロール』、『変化球』と、どれも申し分無いこともあって、エースピッチャーである。
二人とも、三年生を差し置いてのレギュラーなのだ。
『今年は甲子園優勝も狙ってみるか』と監督が密かに思っているのはまあ余談。
野球部監督「遅いぞ二人とも!!」
幸市&正史「はい!すいません!!」
遅れてきた二人に、監督からの容赦無い激が飛ぶ。
二人は、さっさと着替えて、『部活』に参加した。 |