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爆弾ゲーム〔休載中〕
作:柳条湖



continuation


 幸市(円の中に入ってから説明するってどういうことだろうな・・・)

 素朴な疑問であるし、真帆も葵も同じ疑問を持っている様だった。

 真帆「クスクス・・・さて、どんなルールが追加されるのかしら?」
  葵「『葵と幸市に爆弾を投げてはいけない』とかだったらいいなぁ。」

 もちろんそんなはずはないのだが、その気持ちは幸市にはよくわかる。
がしかし、そんな『自分さえよければそれでいい』的な考えがまかり通るほど世の中甘くない。

  『みなさん円の中に入りましたね?』
  『それではルールの続きです。』
  『爆弾が爆発しゲームが終了した後、』
  『爆発した爆弾を持っていた人間の両脇にいる人間を射殺します。』
  『しかし、自分の対角にいる人間に投げてはいけません。』
  『もし投げた場合はその場で射殺させていただきます。』
  『以上です。』

 文字はそこまで現れて止まる。

 幸市「は?嘘だろ?」
 真帆「クスクス・・・流石に笑えないわね・・・」
  葵「そんなことって・・・」
 浩二「生き残るのはこの中で一人だけってわけだ。」

 意外にも浩二が現状を正確に言葉にする。

 幸市(ちょっと待て・・・冷静に考えろよ・・・つまり、どういうことだ?え・・・と、爆弾が爆発してその両脇の人間が撃たれるってことは、例えば俺が爆弾を持って時間切れになった場合、真帆さんと葵ちゃんが射殺されるって事か・・・つまり、俺が生き残るためには浩二が爆弾を持った状態で爆弾が爆発しなくてはならないってことか・・・)

 しかしここで問題が発生する。
浩二は幸市の対角にある円の中に入っている。
ルールに『自分の対角にいる人間に投げてはいけません。』とあるから、幸市は浩二に爆弾を投げることが出来ない。

 幸市どうしろってんだよ・・・

 幸市の悩み虚しく、スクリーンに無情な文字が映る。

  『それではゲームを開始します。』












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