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爆弾ゲーム〔休載中〕
作:柳条湖



repentance


 幸市「え?何でですか?」
 真帆「クスクス・・・そうだとして、なんでもっと早く教えてくれなかったのかしら?」

 男は『できれば伝えたくなかった』とでも言うような、悔しそうな顔をしている。
幸市としては、賞金を返さずに済むのなら、『爆弾ゲーム』が早く終わるに越した事は無い。
しかし、今まで続けてきたことが急に無くなるというのは、どうにも気分が悪かった。

  ?「本来ならば、『爆弾ゲーム』はもっと続く予定だったのですが・・・『爆弾ゲーム』の主催者様が急に残り二回でやめると言い出しまして・・・」

 この言葉を聞いて、幸市が気になったのは『残り二回』ではなくて、

 幸市(やっぱり『爆弾ゲーム』には黒幕がいたのか・・・)

 そんな、知ってどうこうなるでもない、どうでもいい情報を気にしていた。
幸市は妙なところでマイペースなのだ。

 真帆「そう・・・『残り二回』にすると言い出した理由は、何かわかるかしら?」
  ?「何でも、『やっと爆弾ゲームの目的を達成できた』とかで・・・」
 真帆「クスクス・・・ま、そんなとこでしょうね?」


 幸市(どれ程考察しても、こんな『人殺しゲーム』を行う理由なんて分かるはずも無いよな・・・)

 その考えは、遥かに高尚でもあり、また、遥かに幼稚でもあるからだ。
幸市は、今この瞬間、『悟り』にも似た考え方に至ったのだが、

  葵「早く終わるのは有り難いわ。こんな怖いこと何度もやりたくないもの・・・」
 幸市ならやめたらいいのに・・・

 次の瞬間、砕け散った。
しかも、金に目が眩んで『爆弾ゲーム』を続ける選択をした幸市の思う事ではない。

  ?「以上です。それでは皆さん、次のゲームで会いましょう。」

 その言葉が男の口から放たれた瞬間、後ろから『ハンカチの様な物』を口に当てられ、幸市の意識は飛んだ。
薄れ行く意識の中で、幸市は葵も同じ様に『ハンカチの様な物』を口に当てられているのを見た。












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