together
?「もう一度・・・皆さんお疲れ様でした。」
長机がいつの間にか片付けられ、男が幸市達に二度目の労いの言葉をかける。
?「金の使い道はお任せいたします。」
葵は未だに信じられない様子でアタッシュケースの中を見つめていた。
?「それでは皆さんには帰宅していただきますが、その前に二つ程・・・」
幸市(二つ?)
幸市は疑問に思ったが追求する暇はなかった。
?「次のゲームは一週間後になりますが、参加なさいますか?」
幸市(これはいつも通り・・・)
葵「え?」
?「次のゲームは一週間後になりますが、参加なさいますか?」
律儀なのか単にバカにしているのか、男は同じ言葉を口にする。
真帆「クスクス・・・私は参加するわ。」
幸市「俺も参加する。」
その言葉を聞いて、葵は非常に驚いた顔をする。
葵「幸市先輩!?次もあるんですか?」
幸市「ああ・・・」
葵の次の言葉は幸市を驚かせた。
葵「じゃあ私も参加します!!」
幸市「え?賞金を返せばこの『爆弾ゲーム』から抜けられるんだよ?」
正直なところ、幸市は葵に『爆弾ゲーム』を抜けて欲しかった。
死んで欲しくないと言うのもある。
しかし、先程葵は幸市と心中しようとしたのである。
また葵に殺されそうにならないか不安なのだ。
葵「大丈夫ですよ。もう幸市先輩に投げたりしません。一緒に生きていきたいですから・・・キャ!恥ずかしい!!」
葵はそう言って、恥ずかしそうに下を向く。
幸市(しっかり読まれてるな・・・)
しかも、葵の言葉にはプロポーズ的な意味も含まれていた。
まあ、幸市は全く気付かなかったのだが・・・
?「それは何よりです。全員参加ですね?さて、もう一つはただの連絡なのですが・・・」
男は言い辛そうに口を開いた。
?「『爆弾ゲーム』は残り二回で終了となりますので、ご了承ください。」 |