爆弾ゲーム〔休載中〕(68/97)縦書き表示RDF


爆弾ゲーム〔休載中〕
作:柳条湖



forget


 空中に浮いている間もカウントするため、今までと比べて液晶画面の数字の進みがかなり速い。
そのことに、幸市は今更ながら気付いた。

 幸市(残り・・・五分くらいか・・・まだ気を抜けないな。)

 まあ時間が0なるまでは、いつであろうが油断は出来ないのだが・・・

奈緒美「あと五分か・・・」
 真帆「クスクス・・・どうしたのかしら?」
奈緒美「何でもないさ。」
 真帆「そう・・・」

 奈緒美に元気が無いように幸市は感じた。
しかし、その事を気にする前に、葵が口を開いた。

  葵「あの・・・これってビックリテレビとかの類ですよね?なんかの冗談ですよねぇ?」

 幸市はこの言葉に聞き覚えがあった。

 幸市(『デジャヴ』ってやつか?)

 しかしその疑問はすぐに解消される。

奈緒美「する質問まで幸市君にそっくりじゃないか・・・」
 真帆「クスクス・・・そこまで似せなくても良いのに。」
奈緒美「いいじゃないか、似たもの同士『相思相愛』でさ。」

 その言葉に吹き出したのは幸市だった。

 幸市「え゛!!?」
奈緒美「おや、違うのかい?」
  葵「え〜?そうなんですか幸市先輩!?そうだったなら嬉しいなぁ。」

 そのせいで先程まで奈緒美の様子など綺麗サッパリ忘れてしまった。

 幸市(あれ?何か忘れたかな・・・さして重要では無かったと思うんだが・・・)

 確かに、生き残る為の重大事項ではない。
ゲームは少しずつ、終わりに近づいていく。


           残り時間『00:03:26』












ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう