politeness
葵「?・・・まあ戸田先輩がそう言うなら・・・」
葵は幸市の言う通り、とりあえず奈緒美と真帆に話し掛けようと後ろを向く。
当の二人は、
奈緒美「いやぁ〜愛だねぇ若いねぇ〜こんなとこまで来ちゃうなんてさ。」
真帆「クスクス・・・幸市君も隅に置けないわね?」
と、おばさん根性出しまくりで話し合っていた。
幸市(いや・・・ランダムで連れて来られてるんだろうから、愛とか関係ないし・・・)
ちゃっかり聞いていた幸市は心中でつっこんだ。
もちろん、例え声が出ていたとしても、やめてくれた二人ではない。
葵「あの・・・御二方はどちら様ですか?」
奈緒美「おっと、自己紹介を忘れてたねぇ、私は平井奈緒美さ。」
真帆「クスクス・・・うっかりしてた物ね、私は外島真帆っていうの。よろしくね?で、あなたの名前は?」
葵「え・・・と・・・・・私は高隈葵っていいます。よろしくお願いします。」
奈緒美「え、あ・・・はい。よろしく。」
そう言って葵は深々と頭を下げる。
予想以上に丁寧な対応を受けて奈緒美は少々戸惑ったようだ。
真帆は・・・よくわからない。
その時、ブォンという不気味な音がしてスクリーンに文字が映った。
『それではルール説明を行います。』
幸市にとっては三度目になる文字。
少なくとも今までの二回はルール説明に文句を言っていた奈緒美も、今回は何も言わなかった。
文字がルールを説明し出した。 |