foolish
期末試験の結果が出た。
前回と同じく、分かり易いように『主要五教科』で示そうと思う。
まずは、正史から。
−井沢正史−
『国語』・・・92点
『数学』・・・82点
『英語』・・・76点
『社会』・・・89点
『理科』・・・97点
リアルに凄い。
中々こんな点は取れる物ではない。
これで、正史は『普通の学力』を返上して『上位の学力』を身に纏うことになった。
さて、幸市はというと・・・ありえない事態が発生していた。
−戸田幸市−
『国語』・・・100点
『数学』・・・100点
『英語』・・・100点
『社会』・・・100点
『理科』・・・100点
何も言えない、言いたくない。
努力でどうこうなるレベルを完全に超えている。
幸市「流石は俺!!やる時はやる男です。」
正史「これはないだろ・・・いくら俺でも開いた口が塞がらないぜ。」
幸市「名誉挽回汚名返上天上天下唯我独尊!!」
正史「お前・・・馬鹿だろう?」
幸市「言葉は間違ってないはずだ!!」
正史「そっちじゃなくて、こんな点数って・・・馬鹿だろう?」
幸市「そうかも知れんな・・・」
こうしてこの日は、幸市にとって、生まれてこの方無かった程の退屈な時間を過ごすことになった。
誤解の無いように言っておくが、幸市はカンニングなどはしていない。
しかし、教師にカンニングを疑われただけで、校長室にまで呼ばれる事態に陥ったのは、幸市が初めてらしい。 |