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幸市(学校か・・・こんなにも憂鬱な場所だったかな?)
幸市は校門をくぐった所で、見上げながら思った。
正史「幸市〜〜〜!!!」
幸市「ん?」
幸市は後ろに振り向いた。
そこには、なんとも凄い形相でこちらに爆走してくる正史がいた。
その爆走ときては、砂塵を巻き上げ、漫画でもこんな過剰表現は避けるであろう風体だった。
幸市「ようまさ・・・」
正史「俺のギャグを流すとは、果ては俺を置いて行くとは何事だぁ〜〜〜〜!!!!!!!」
−バキッ!!−
正史はそのままの勢いで幸市を殴った。
幸市「ゲフッ!」
幸市は数メートルも吹き飛び、動かなくなった。
女生徒1「ちょっとあれヤバくない?」
男生徒1「死んだな・・・可哀想に。」
女生徒2「綺麗に決まったわねぇ〜ボクシングとかできるんじゃない?」
男生徒2「メートル単位で吹き飛んだぞ・・・リアルに大丈夫か?」
周りの群集もざわめき立つ。
まあいつもの漫才風景と見て、そんなに気にする訳ではないのだが・・・
幸市と正史は学校単位の有名人なのだった。
ぶっ飛ばされて空中に飛んでる間、幸市は根拠なく思った。
幸市(小さいことを気にしちゃいけないよな・・・小さくは無いがこれはこれ・・・俺の責任ではないのだから、まあ俺が生きていくことを考えよう・・・)
幸市は確かに、正史の拳によって励まされた。
正史は無自覚ながら、幸市の悩み相談に乗ったのだった。 |