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爆弾ゲーム〔休載中〕
作:柳条湖



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 幸市「あの・・・」

 幸市は罰が悪そうに切り出そうとした。
燈に話し掛けようとしたのだ。
まさしく、それだけの行動だったのだが・・・

奈緒美「ん?落ち着いたかい?あの状態から持ち直すとは、大した精神力だよ。」

 まあ、そんな『幸市の考え』など察する事無く、奈緒美が返事をしてくれた。
しなくてもいいのに、余計な事をするのはこの人の性格だろうか?

  燈「特別な精神訓練を積んだ者くらいでないと、あんな状況から立ち直ることなんてそうはできません。誇りに思ってもいいですよ。」

 燈に褒められてどうにも気恥ずかしい幸市であるが、それとこれとは話が別。
幸市は、再び燈に話し掛けようと口を開こうとした・・・開こうとしたのだが、

  燈「アハハハハアハッハハハハアハハハハアハハハ!!」

 いきなり燈は気が狂ったように、高笑いし始めた。
三人は何事かと、燈を見た。
ちなみにボールは、燈に向かって投げられた直後で、燈はそれを受け取る事無く後ろに逸らした。

  燈「アハハ・・・ウッ!!ウゲェェエエエ・・・ゲホッゲホッ!!」

 今度は急に嘔吐し、激しく咳き込み始めた。

  燈「薬・・・ヤクは!!?ハァハァ・・・無い!!!ナイィィィイイイイ!!!!!!!!!!」

 燈が白衣の中を弄るが、さっきの『アレ』が最後の一本だったようだ。
燈は、頭をバリバリと掻き毟り、狂ったように叫んでいた。



         残り時間『00:06:49』












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