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爆弾ゲーム〔休載中〕
作:柳条湖



second game start


  ?「おい!最初はお前からだ。」

 『黒服サングラスで髪型がオールバックなお兄さん』の一人が燈にゴムボール型の爆弾を投げ渡す。

  燈「え?何ですか?」

 燈は事態が飲み込めず、困惑した声をあげる。

  『それではゲームスタートです。』

 そうスクリーンに表示され、液晶画面の数字がカウントを始める。
そう、『ゲームスタート』である。
 そんな中、幸市は凄まじいまでの恐怖に駆られていた。

 幸市(晋介さんもこんな気分だったんだな・・・)

 手も足もガタガタと振るえ、全く以って落ち着きが無い。
先程までの余裕など完全に消し飛んでしまった。

  燈「幸市さん。行きますよ。」

 燈は幸市に声を掛けてからボールを投げる。
こんな異常事態の中、冷静に事を進める燈の精神は普通じゃない。
 燈の投げたフワリとしたボールを、幸市は割れ物を扱うかのように、慎重に受け取った。
そのボールを受け取った瞬間、幸市の脳裏に、晋介の上半身が吹き飛んだ瞬間がフラッシュバックする。

 幸市「俺は嫌だぁあぁああぁぁぁああああ!!!!!」

 完全に我を失った幸市は、ボールを受け取ってから一秒と待たずに、奈緒美に向かって“全力”で投げつけた。
野球の実力で言えば、間違いなく『超高校級』に該当する幸市が“全力”で投げれば、その球は時速130kmにも達する(実際はゴムボールなので、そこまでではないが)。
 そんな『グローブ無しで受け取るにはありえない速度』の球を、奈緒美は軽々と受け取った。


        残り時間『00:09:57』












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