astonishment
奈緒美「ふ〜ん。薬中か・・・」
真帆「クスクス・・・苦労したのね?」
二人とも大して驚いた様子を見せなかった。
幸市はと言うと、
幸市(いつかこういう人も来るだろうと思ってたけどな・・・)
同じように驚いていなかった。
この“爆弾ゲーム”の参加条件、というか前提に『貧乏である』というのがある(と幸市は思っている)。
そもそも、幸市の持つ貧乏のイメージが『父の様な冴えない中年男性』『薬や酒などの中毒人間』『ギャンブル狂』の三通りしかなく、今回はそれに当てはまっているので、そう驚くと言うことはなかった。
燈「いやいや・・・お恥ずかしい所をお見せした。」
我に返った燈は、すぐにその言葉を発した。
口ではそう言ってるが、人前で薬を投与することを、恥ずかしいと思っている様子はない。
燈「ところで、ここはどこですか?」
薬を体内に取り入れて落ち着いたのか、燈は自分が『全く笑えない状況』にいることを自覚する。
幸市「今更その質問ですか・・・」
奈緒美「すぐに分かるさ。大人しくしてな。」
真帆「クスクス・・・今回も楽しくなりそうね?」
燈「?????????????????????」
燈は再び首を傾げた。
やがて、スクリーンに文字が現れた。
『それではルールの説明を行います。』
それに対し、奈緒美が文句を言った後、スクリーンの文字がルール説明を始める。
以前と全く同じ文章でルールは説明され、その後、文字が円の中に入るように促した。 |