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爆弾ゲーム〔休載中〕
作:柳条湖



training


 長い長い間違いなおしの末、幸市は何とか全て間違いを直すことができた(プリントがほぼ真っ赤になっている事は言うまでもない)。

 幸市「ハァ・・・後は、追試か・・・追試でも合格する自信ないぞ。」
 正史「そんな事は知っている。とりあえず、勉強のことは忘れて、部活に行こうぜ?大会も近いしさ。」
 幸市「その大会っていつだっけ?」
 正史「え〜と・・・二週間後の日曜日だな。」

 理由のわからない悪寒が幸市の背筋に走った。


野球部監督「残りグラウンド三週だ!!」

 監督の容赦無い激の声が響く。
部活動にやや遅れ気味で参加した幸市と正史は、予想通り監督の逆鱗に触れ、怒りを爆発させた。

 幸市「しまったなぁ・・・完璧に『オカンムリ』だぜ〜」
 正史「う〜む・・・角が見える。その内『ダッチャ』とか言い出すに違いない。」
 幸市「電撃少女!?それはキモイし、うる星な・・・」
 正史「お前のツッコミも中々“粋”だな。」
 監督「何を無駄口叩いとるかぁ!!お前達十週追加だ!!!」
幸市&正史「ノ゛ォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」

 二人の見事にシンクロした叫び声が虚しく、そして高らかに響き渡った。


 監督「次!ショート行くぞ!!」
 幸市「はい!!」

 何とか死ぬ想いでタイヤ引きを終えた二人は、そのまま練習に参加していた。
幸市はシートノック、正史はピッチング練習である。

 幸市「ちくしょ〜いいなあ正史は・・・」
 監督「おい幸市!!!行ったぞ!!!!!」
 幸市「え?・・・メゴポ!!!」
 監督「大丈夫か!?」

 監督の放った弾丸ライナーは、他所見していた幸市の顔面にクリーンヒットした。
幸市の体は綺麗な、まるで虹の様な弧を描き、地面にギャグ漫画のような体勢で墜落したのだった。












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