result
この日は、『朝のST』終了後、テストの返却から始まる。
そして、一日は全て『間違い直し』に使われる為、いろんな意味で『楽な一日』となる。
しかし、間違った箇所は全て直さねばならないので、間違いが多い生徒にとっては、地獄にもなり得るのである。
さて、幸市達のテストの結果を示そう。
ちなみに、高校の教科は、『国語』が『現代文と古典』に分かれてる等、さまざまな教科があるが、その全てを示していてはめんどくさ・・・もとい、分かり難いので、中学で言うところの『主要五教科』で示そうと思う。
−戸田幸市−
『国語』・・・27点
『数学』・・・32点
『英語』・・・57点
『社会』・・・23点
『理科』・・・17点
生々しくて、痛々しい。
リアルな数字が、より一層幸市をどん底に突き落とす。
−井沢正史−
『国語』・・・77点
『数学』・・・77点
『英語』・・・77点
『社会』・・・77点
『理科』・・・77点
最早、陰謀としか思えない数字がズラリと並ぶ。
まさに、『皮肉な数字』である。
幸市「あ゛〜〜もう面倒くせ〜〜〜」
正史「そう言うなって。」
幸市「お前はいいよな!ちょっと直せばいいんだからさ!!俺はなぁ、直した上に、追試まで受けなきゃならんのだぞ!!!」
正史「勉強しろよ。まさに完璧と言える我が脳髄に追いつく為には、切磋琢磨の上に、さらなる切磋琢磨を積み重ねばならないのだ!!」
幸市「はいはい・・・」
幸市は、バーベルより重いシャープペンシルを持ち上げ、間違いを直していくのだった。 |