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爆弾ゲーム〔休載中〕
作:柳条湖



reward


 幸市(賞金?生き残ると金が出るのか・・・)

 幸市は、先程からの二人の喜びの理由がわかった。

  ?「戸田幸市様」
 幸市「は、ハイ!!」

 急に名前を呼ばれ、幸市は思わず大声で返事してしまった。

  ?「一億円入っています。これは貴方のものです。」

 そう言って、『黒服サングラスで髪型がオールバックなお兄さん』が幸市にアタッシュケースを一つ渡した。
アタッシュケースはズシリと重かった。
 幸市はアタッシュケースを開けてみた。
中には、『福沢諭吉がプリントされた長方形の紙』が、所狭しと詰まっていた。

 幸市(こ・・・これって・・・本物?)

 幸市は生唾をゴクリと飲み込んだ。
もともと、怪しいと思っていたが、こういう風に金を渡されると、どうにも油断が生じる。
確認したが、一応透かしは入っていた。
幸市はそれ以外の偽札の確認方法を知らない。
 その後、真帆の名前が呼ばれ、同じように、アタッシュケースを一つ受け取った。
真帆は、『中身の確認などまるで野暮のすることだ』とでも言うように、平然とそれを、手にぶら下げていた。

   ?「平井奈緒美様」
奈緒美「あいよ。」

 最後に奈緒美の名前が呼ばれた。

   ?「奈緒美様は、今回で『生き残り記録』を更新なさいましたので、三億円お渡しいたします。」

 男はそう言って、奈緒美にアタッシュケースを三つとも渡した。
奈緒美は何も言わず、ただ喜びを噛み締めた顔をして、拳を握り締めた。












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