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爆弾ゲーム〔休載中〕
作:柳条湖



catch ball


ボールをキャッチした晋介は、キャッチしてから、

 晋介「ヒィイ!」

 と声を上げ、すぐに正面の、真帆に投げた。

 真帆「クスクス・・・小心者なのね?」

 真帆はそう言うと、5秒ギリギリまで待ってから、奈緒美に投げ渡した。

奈緒美「また私?まだ1分も経ってないじゃない。」

 奈緒美は余裕たっぷりに受け取り、すぐに幸市に向かって、放る様に投げた。
幸市は自分の元に跳んでくるボールに動揺し、後ずさろうとした。
しかし、後ろでカシャッと撃鉄を引くような音がして思い止まった。
正直、幸市は少しずつ落ち着いてきた。
始めこそ、『爆弾』と言うものに動揺したが、何のことは無い。
ようは、いつも行っているキャッチボールなのだ。
 幸市は受け取り、液晶画面を見た。

  『00:09:40』

 始まってから、まだ20秒しか経っていない。
10分間のキャッチボールは、意外と短いものだが、これだけは非常に長く感じる。
命のやり取りをしてるんだから当然だ。

 幸市「なんだ・・・余裕じゃん!!」

 つい、言葉を出してしまった。
他の三人(特にベテラン二人)は、非常に驚いた顔をした。

 幸市(今まで、こんなこと言った新人なんて、いなかったんだろうな・・・)

 幸市の余裕の裏には一つの理由がある。
それはとんでもなくくだらないことだが、物事をポジティブに考えれるならそれに越したことは無い。
そんな幸市が、完全に余裕が無くなるのは、まさにゲーム終盤のことだった。



           残り時間『00:09:37』












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