game start
いつの間にか、部屋の中には、『黒服サングラスで髪型がオールバックなお兄さん』が四人もいた。
しかも、皆が皆、『これがライフルですよ』と言わんばかりの、凄そうな銃を持っている。
幸市(『円から出たら射殺する』っての・・・本当らしいな・・・・・)
その『黒服サングラスで髪型がオールバックなお兄さん』達はそれぞれ、部屋の四隅に立った。
幸市達は、すでに円の中に入っている。
?「おい!最初はお前からだ。」
『四隅に立った一人』が幸市に向かって言った。
そして、野球ボールと同じくらいの、ゴムボールを幸市に投げてよこした。
そのボールには、液晶画面の様なものがついており、『00:10:00』と表示されていた。
『それではゲームスタートです。』
そうスクリーンに表示されると同時に、数字がカウントを始めた。
『00:09:59・・・00:09:58・・・00:09:57・・・・・・・・』
幸市(冗談じゃない!!5秒以上持っていたら射殺!?円から出たら射殺!?爆弾を持っていたら爆死!?)
やや精神的に追い込まれた幸市は、目の前の奈緒美に向かって、思いっきり投げつけた。
奈緒美「最初に私に投げるなんて、いい度胸してるよ。」
決して遅い速度ではなかった球を、簡単にキャッチした奈緒美は、晋介に向かって軽く放る様に投げた。
ボールは綺麗な弧を描き、それを晋介が難なく受け取った。
残り時間『00:09:50』 |