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爆弾ゲーム〔休載中〕
作:柳条湖



abduction


 『野球部』の辛い辛〜い特訓を終え、幸市と正史は帰路についていた。

 正史「試験どうだった?」
 幸市「俺に聞くな・・・」
 正史「ハッハッハ!まだまだだねぇ・・・悪かったら、むしろ言いふらせ。」
 幸市「お前の自称『人生哲学』は聞き飽きた。」
 正史「自称だと!?・・・と、ここでさよならだな。」
 幸市「そのようだ・・・じゃあな。」
 正史「じゃあな。“また明日”な!!」

 こうして、分かれ道に差し掛かり、二人は別れた。
幸市は、一人家への道を歩いていた。



 幸市(変だな・・・)

 幸市がそう思ったのは、家まであと15メートルの距離。
そこにあったのは、
どこからどうみても幸市の家には関係がなさそうな、
素人目に見ても、数千万はするんじゃないかという、
しかも、その前には、『黒服サングラスで髪型がオールバックなお兄さん』が二人も立っている、
黒塗りのベンツだった。

 幸市(はて・・・親父の奴は信念を曲げて借金でもしたのか?)

 幸市はその程度にしか思わなかった。
いやまあ重大なことだが、幸市は大きな勘違いをした。
この『黒服サングラスで髪型がオールバックなお兄さん』達の狙いが自分だということに気付いていなかった・・・
 幸市は、そのベンツに触らないように気をつけて、体を反らしながら家の中に入ろうとした、まさにその時、一人の男が口を開いた。

 ?A「『戸田幸市』だな?」
 幸市「はい・・・そうですけど・・・」
 ?B「問答無用・・・ただちに連行する。」
 幸市「え?あ・・・」

 いきなり、口に『ハンカチの様なもの』をあてられ、幸市の意識は飛んだ。
そして、気絶した幸市を車に乗せ、男達は車を発進させた。












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