ハートの書かれたピンクの手帳【200文字】
放課後、忘れ物を取りに教室に戻ると手帳を拾ってしまった。
ピンク色の分厚い手帳は、どう考えても女子の物だろう。
躊躇はあるものの、僕は持ち主の特定のためだと言い訳をして、ページを開くと…心臓が跳ねた。
僕の名前と赤いハート。
そして、僕の日々の行動が事細かに書かれている。
パラパラとページをめくり、最後に書かれた名前を目にした所で、その彼女の声がした。
「そう…見たんだ?」
今背中に、とても嫌な汗が流れている。
恋愛じゃ無いって?
放課後、忘れ物を取りに教室に戻ると手帳を拾ってしまった。
ピンク色の分厚い手帳は、どう考えても女子の物だろう。
躊躇はあるものの、僕は持ち主の特定のためだと言い訳をして、ページを開くと…心臓が跳ねた。
僕の名前と赤いハート。
そして、僕の日々の行動が事細かに書かれている。
パラパラとページをめくり、最後に書かれた名前を目にした所で、その彼女の声がした。
「そう…見たんだ?」
今背中に、とても嫌な汗が流れている。
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