ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
[お詫び]

えぇ~、どうも吉井バカ久です。いつも「バカとテストと召喚獣~睡魔とテストとコスプレ?美少女~」を見てくれてありがとうございます。

今回、僕の学校は来週にテスト、再来週には修学旅行というハード?なスケジュールの関係で更新が遅くなってしまうことをお詫び申し上げます。

一応、時間が出来れば書いて更新を続けるつもりですがあまり過度な期待はしないでください。

こんな駄文ですがこれからも続いていきますので、皆さんよろしくお願いしたす。
第8問~最終決戦・番犬VSコスプレ?美少女~
問 以下の問いに答えなさい。

「人が生きていく上で必要となる五大栄養素を全て書きなさい」

姫路瑞希の答え

「①脂質②炭水化物③タンパク質④ビタミン⑤ミネラル」

教師のコメント
流石は姫路さん。優秀ですね。

吉井明久の答え

「①砂糖②塩③水道水④雨水⑤涌き水」

天草葉の答え

「①掛け布団②枕③パジャマ④睡眠時間⑤敷布団」

教師のコメント
それで生きていけるのは君達だけです。

土屋康太の答え

「初潮年齢が十歳未満の時は早発月経という。また、十五歳になっても初潮がない時を遅発月経、さらに十八歳になっても初潮がない時を原発性無月経といい・・・・・」
教師のコメント
保健体育のテストは一時間前に終わりました。






あの後、沙夜との鍋パーティーを無事に終え家に帰ってからすぐに寝てしまった。

そして点数補給のテストを終えた二日後の朝。

雄「まずは皆に礼を言いたい。周りの連中には不可能だと言われていたにも関わらずここまで来れたのは、他でもない皆の協力があってのことだ。感謝している」

明「ゆ、雄二、どうしたのさ。らしくないよ?」

雄「ああ。自分でもそう思う。だが、これは偽らざる俺の気持ちだ」

葉「雄二の気持ちは嬉しいですぅ~。でもそれは勝利の後に残してくださぃ~」

雄「あぁ。ここまで来た以上、絶対にAクラスにも勝ちたい。勝って、生き残るには勉強すればいいってもんじゃないという現実を、教師どもに突きつけるんだ!」

F1<おおーっ!>

F2<そうだーっ!>

F3<勉強だけじゃないんだーっ!>

雄「皆ありがとう。そして残るAクラス戦だが、これは一騎討ちで決着をつけたいと考えている」

先日の昼食時に聞きましたから驚きませんけど、他の人達はざわめいてますぅ~

F1<どういうことだ?>

F2<誰と誰が一騎討ちするんだ?>

F3<それで本当に勝てるのか?>

雄「落ち着いてくれ。それを今から説明する」

雄二が机を叩いて皆を静める。

雄「やるのは当然、俺と翔子だ」

霧島翔子。才色兼備で学年主席、姫路さんでもかなりの差をつけられるような相手ですぅ~。普通に考えれば雄二が勝てる可能性はほぼ0に近いですぅ~・・・・・普通に考えればですけどねぇ~

明「馬鹿の雄二が勝てるわけなぁぁっ!?」

そんなネガティブ思考の明久にはカッター投げ付けの刑ですぅ~

葉「明久~。次は耳ですぅ~」

明「・・・・・二度と言いません」

雄「まぁ、明久の言うとおり確かに翔子は強い。まともにやりあえば勝ち目はないかもしれない。だが、それはDクラス戦もBクラス戦も同じだっただろう?まともにやりあえば俺達に勝ち目はなかった。今回だって同じだ。俺は翔子に勝ち、FクラスはAクラスを手に入れる。俺達の勝ちは揺るがない・・・・・俺を信じて任せてくれ。過去に神童とまで言われた力を、今皆に見せてやる」

<<おおぉーーーっ!!>>

皆、雄二を信じてくれてますぅ~。意思確認は必要ないみたいですねぇ~

雄「さて、具体的なやり方だが・・・・・一騎打ちではフィールドを限定するつもりだ」

秀「フィールド?何の教科でやるつもりじゃ?」

雄「日本史だ」

明「日本史?」

雄「ただし、内容は限定する。レベルは小学生程度、方式は百点満点の上限あり、召喚獣勝負でなく純粋な点数勝負とする」

明「でも、同点だったら、きっと延長戦だよ?そうなったら問題のレベルも上げられちゃうだろうし、ブランクのある雄二には厳しくない?」

雄「おいおい、あまり俺を舐めるなよ?いくらなんでも、そこまで運に頼り切ったやり方を作戦などと言うものか」

明「??それなら、霧島さんの集中を乱す方法を知っているとか?」

雄「いいや。アイツなら集中なんてしていなくとも、小学生レベルのテスト程度なら何の問題もないだろう」

葉「雄二~。あまりもったいぶらないでネタ明しをしてください~」

雄「ああ、すまない。つい前置きが長くなった。俺がこのやり方を採った理由は一つ。ある問題が出れば、アイツは確実に間違えると知っているからだ」

ある問題?どの問題ですかねぇ~。

雄「その問題は--<大化の改新>」

葉「小学生レベルならいつに起きたのか、とかですかぁ~?」

雄「おっ。ビンゴだ葉。お前の言う通り、その年号を問う問題が出たら、俺達の勝ちだ」

葉「起きたのは645年でしたっけぇ~?」

雄「そう。大化の改新が起きたのは645年。こんな簡単な問題は明久ですら間違えない」

明久~。顔を背けないでこっちをちゃんと見てください~

雄「だが、翔子は間違える。これは確実だ。そうしたら俺達の勝ち。晴れてこの教室とはおさらばって寸法だ」

姫「あの、坂本君」

雄「ん?なんだ姫路」

姫「霧島さんとは、その…‥仲が良いんですか?」

葉「雄二~。それには答えちゃ--「ああ。アイツとは幼なじみだ」

明「総員、狙えぇっ!」

‥…やっぱりこうなっちゃいますかぁ~

雄「なっ!?なぜ明久の号令で皆が急に上履きを構える!?」

明「黙れ、男の敵!Aクラスの前にキサマを殺す!」

雄「俺が一体何をしたと!?」

こんな時にもクラスの団結は働くものなんですねぇ~

明「遺言はそれだけか?…‥待つんだ須川君。靴下はまだ早い。それは押さえつけた後で口に押し込むものだ」

須「了解です隊長」

雄「それなら葉だってあの神城と幼なじみだぞ!」

<<<なにぃぃーーっ!?>>>

僕の個人情報が売られましたねぇ~

F1<神城ってあの神城沙夜か!?>

F2<高嶺の花で有名な神城沙夜と幼なじみだとっ!>

F3<万死に値する!>

はぁ~。なんだか疲れますぅ~……ん?

葉「雄二のちゃぶ台ガード~」

シュタタタッ!!

盾にした雄二のちゃぶ台にカッターやコンパス等の危ない文房具が刺さっていた。

雄「葉!!俺のちゃぶ台になんてことしやがる!」

葉「人の情報漏らしといてそれはありませんよ~。投げた張本人のムッツリーニに文句を言ってください~」

土「……裏切り者には死を」

Aクラス戦前に体力は使いたくはなかったんですけど、命には代えられないですぅ~

秀「まぁまぁ。落ち着くのじゃ皆の衆」

パンパンと手を叩いて塲を取り持つ秀吉。おかげ疲れずにすみましたぁ~

明「む。秀吉は雄二が憎くないの?」

秀「冷静になって考えてみるが良い。相手はあの霧島翔子と神城沙夜じゃぞ?男である雄二や寝る事しか考えていない葉に興味があるとは思えんじゃろうが」

秀吉の意見はもっともですぅ~。沙夜がそんな事を考えてるとは思えませんからねぇ~。

秀「むしろ、興味があるとすれば……」

明「……そうだね」

明久達の視線が一人に集中する。

姫「な、なんですか?もしかして私、何かしましたか?」

…なぜ姫路さんに視線が集中するんですかぁ~?

雄「とにかく、俺と翔子は幼なじみで、小さな頃に間違えて嘘を教えたんだ」

それが大化の改新ですかぁ~。納得ですぅ~

雄「アイツは一度教えた事は忘れない。だから今、学年トップの座にいる」

葉「今回だけは有効な作戦ですねぇ~」

雄「俺はそれを利用してアイツに勝つ。そうしたら俺達の机は--」

<<<システムデスクだ!>>>




?「一騎打ち?」

雄「ああ。Fクラスは試召戦争として、Aクラス代表に一騎打ちを申し込む」

恒例の宣戦布告。今回は代表の雄二を初め、僕、明久、姫路さん、秀吉にムッツリーニと首脳陣勢揃いがAクラスに来ていますけど……初めっからこうしていれば明久は何度もぼろ雑巾にならなくても良かったんじゃないでしょうかぁ~?

?「うーん、何が狙いなの?」

交渉のテーブルについるのは秀吉の双子の姉、木下優子さん。秀吉と比べて見ると本当に瓜二つですぅ~

雄「もちろん俺達Fクラスの勝利が狙いだ」

優「面倒な試召戦争を手軽に終わらせることができるのはありがたいけどね、だからと言ってわざわざリスクを犯す必要も無いかな」

葉「賢明な判断ですぅ~」
普通に考えれば下位クラスが学年トップの霧島さんと一騎打ちすると聞けば裏があると考えるのは当然ですねぇ~

雄「ところで、Cクラスの連中との試召戦争はどうだった?」

優「時間は取られたけど、それだけだったよ?何の問題もなし」

雄「Bクラスとやりあう気はあるか?」

優「Bクラスって…昨日来ていたあの……」

雄「ああ。アレが代表をやっているクラスだ。幸い宣戦布告はまだされていないようだが、さてさて。どうなることやら」

優「でも、BクラスはFクラスと戦争したから、三ヶ月の準備期間を取らない限り試召戦争はできないはずだよね?」

試召戦争の決まりの一つ、準備期間。
戦争の泥沼化を防ぐため、負けたクラスは三ヶ月の準備期間を経ない限り戦争の申し込みはできない決まりですぅ~……でも

葉「Bクラスとは和平交渉にて終結しましたからご心配なく~……おぉっ!そうなるとDクラスも一緒ですぅ~」

優「…それって脅迫?」

雄「人聞きが悪い。ただのお願いだよ」

葉「それで、こちらの提案は飲んでくれますかぁ~?」

優「うーん…わかったよ。何を企んでいるのか知らないけど、代表が負けるなんてありえないからね。その提案受けるよ」

明「え?本当?」

優「だって、あんな格好した代表のいるクラスと戦争なんて嫌だもん…」


根本君の女装が思わぬ所で役に立ちましたぁ~。

優「でも、こちらからも提案。代表同士の一騎打ちじゃなくて、そうだね、お互い五人ずつ選んで、一騎打ち五回で三回勝った方が勝ち、っていうのなら受けてもいいよ」

明「う……」

雄「なるほど。こっちから姫路が出てくる可能性を警戒しているんだな?」
優「うん。多分大丈夫だと思うけど、代表が調子悪くて姫路さんが絶好調だったら、問題次第では万が一があるかもしれないし」

葉「いいんじゃないですかぁ~?」

雄「ああ。その条件を呑んでも良い」

明「雄二!葉!。それ本気!?一騎打ち五回なんて、僕らに勝ち目はないよ!?」

優「ホント?嬉しいな♪」
葉「でもハンデとして科目の選択権はこちらに譲ってください~」

優「え?うーん…」

翔「…受けてもいい」

明「ぅわっ!」

翔「……雄二と葉の提案を受けてもいい」

突然現れた静かで凛とした声。いつの間にか霧島さんが傍に来ていた。

葉「霧島さん~。お久しぶりですぅ~」

翔「…葉、この前はありがとう」

葉「いえいえ~。それでこの提案を飲んでくれますねぇ~?」

翔「…うん」

優「あれ?代表。いいの?」
翔「……その代わり、条件がある」

雄「条件?」

翔「……うん」

葉「その条件は何ですぅ~?」

翔「……負けた方は何でも一つ言うことを聞く」

土「……(カチャカチャ)」明「ムッツリーニ、まだ撮影の準備は早いよ!というか、負ける気満々じゃないか!」

……あそこの二人は何してるんでしょう~?

優「じゃ、こうしよう?勝負内容は五つの内三つそっちに決めさせてあげる。二つはうちで決めさせて?」

葉「雄二~。これで手を打ちますかぁ~?」

雄「交渉成立だな」

明「ゆ、雄二!何を勝手に!まだ姫路さんが了承してないじゃないか!」

葉「大丈夫ですぅ~。姫路さんには一つの迷惑もかかりませんよ~」

翔「……勝負はいつ?」

雄「そうだな。十時からでいいか?」

翔「……わかった」

雄「よし。交渉は成立だ。一旦教室に戻るぞ」

葉「了解ですぅ~」

交渉に成功し、Aクラスをあとにする。長い試召戦争もそろそろ終結しますぅ~




?「では、両名共準備は良いですか?」

今日はここ数日お世話になったAクラス担任兼学年主任の高橋先生が立会人を務める。

雄「ああ」

翔「……問題ない」

一騎打ちの会場はAクラス。Fクラスでやったら締まらなくなりますからねぇ~

高「それでは一人目の方、どうぞ」

優「アタシから行くよっ」
秀「ワシがやろう」

一組目は木下さん対秀吉ですかぁ~。一番彼女の事を知ってるのは秀吉だけですからある程度は優位に---

優「ところでさ、秀吉」

秀「なんじゃ?姉上」

優「Cクラスの小山さんって知ってる?」

秀「はて、誰じゃ?」

小山さんってCクラスの代表さんでしたねぇ~……あれぇ~?

葉「明久~。Cクラスへの陽動作成の時、秀吉は誰に、何て言ってましたぁ~?」

明「えっと……小山さんを罵倒しまくってたような……」

……何だか秀吉に危険が…

優「じゃーいいや。その代わり、ちょっとこっちに来てくれる?」

秀「うん?ワシを廊下に連れ出してどうするんじゃ姉上?」

秀吉~。死なないでください~

秀「姉上、勝負は---どうしてワシの腕を掴む?」

優「アンタ、Cクラスで何してくれたのかしら?どうしてアタシがCクラスの人達を豚呼ばわりしていることになっているのかなぁ?」

秀吉~…いくらなんでも豚呼ばわりはやり過ぎですぅ~

秀「はっはっは。それはじゃな、姉上の本性をワシなりに推測して---あ、姉上!ちがっ……!その関節はそっちには曲がらなっ……!」

ガラガラガラ

扉を開けて木下さんが戻ってきた。

優「秀吉は急用ができたから帰るってさっ。代わりの人を出してくる?」

雄「い、いや……。ウチの不戦---「わかりましたぁ~。僕が出ますぅ~」

雄二が不戦勝と言う前に名乗りを上げる。

雄「葉。いいのか?」

葉「はい~。最初ですからねぇ~。次の人達への負担を減らしてきますぅ~」

雄「……わかった。ウチからは葉を出す」

優「うわっ……」

葉「人の名前を聞いてそれはないんじゃないですかぁ~」

優「相手が番犬だったら誰でも言うよ…ハァッ」

葉「……そんなに嫌だったら、そっちも交換をしてもかまいませんよ~」

優「ホント!……それじゃあ--「ゆ、優ちゃん!」---何?沙夜」

沙「え、えっと……わ、私と変わってくだしゃい!!」

沙夜~。噛んでますよ~

優「(…なるほどね)……先生。アタシは沙夜と交代します」

相手は沙夜ですかぁ~。ちょっと厳しくなりそうですぅ~

高「それでは、教科はどうしますか?」

葉「せっかくだから、総合科目で~。沙夜~準備は良いですかぁ~?」

沙「う、うん。……葉くん。約束、忘れないでね!」

葉「わかってますぅ~。試獣召喚」

沙「さ、試獣召喚」

僕の召喚獣は相変わらずの寝巻一式。対して沙夜の召喚獣は……

神城沙夜の召喚獣の装備・お姫様が着るようなドレス
・日本刀

……和洋の組み合わせですかぁ~。点数は……

Fクラス天草葉VS
 Aクラス神城沙夜

総合科目 3727点
VS 4050点



…確か沙夜の点数は3800点代では?

A1<おいおい。嘘だろ!?>

A2<番犬が学年主席並の点数なのも初耳だが…>

A3<神城の点数もかなり上がってるぞ!!>

葉「沙夜~。何時からこんなに取れるようになったんですかぁ~?」

沙「葉くんとの約束ために頑張りました!!……でも…出来れば降参してくれない?」

点数差300オーバーは流石に予想外でしたぁ~。でも……

葉「言いたい事はそれだけですかぁ~?」

沙「へ?」

葉「まだ戦ってもないのに負けを認めろだなんて……沙夜の事少し見損ないましたぁ~」

沙「で、でも……私は葉くんをボコボコにしたくないんだもん!!」

葉「理由はどうあれ、失礼なのは失礼ですぅ~。」

沙「で、でも……わ、私は……」

葉「沙夜~。確かにこれは僕にとっては不利な状況ですぅ~。」

沙「だ、だったら……」

葉「でもだからと言ってここで引くわけにはいかないんですぅ~。Fクラスの皆は死ぬ気でここまでの道を作ってくれましたぁ~。僕は彼らの分まで頑張らなきゃいけたいんですぅ~」

沙「葉くん……」

葉「だから、かかって来て下さい~。これは僕なりのケジメなんですぅ~」

沙「……やっぱり葉くんは優しいね」

葉「普通ですぅ~」

沙「……そうだよ。葉くんはここまで頑張って来たんだもんね。私、どうかしてた!……いくよ!!葉くん!」

沙夜の掛け声と同時に召喚獣が突っ込んでくる。

葉「言い忘れてましたぁ~」

沙夜のの召喚獣が距離を詰めてくる。

沙「何を?」
沙夜の召喚獣が日本刀を構えて僕の召喚獣を切りにかかる。

葉「……世の中、勉強だけが全てじゃないんですよ~」

ガシッ!!

沙「え?あれ?……」

僕の召喚獣は手で刀を止めた。秘技-真剣白羽取り~

葉「うりゃ~」

僕は足で沙夜の召喚獣の腹を蹴って距離を取る。

F1<すげぇ!真剣白羽取りしゃがった!>

A2<馬鹿な!?あの点数差でもあんな芸当が出来るのか!?>

F3<勝てる!この勝負勝てかも!>

葉「今度はこちらから行きますよ~」

僕はなるべく細かに動いて沙夜を混乱させる。

沙「え、えっと……」

沙夜が何か言おうとする前に召喚獣の後ろに回って枕をおもいっきりぶつけて勝利でーー

沙「ご、ごめんね!葉くん!」

その言葉を皮切りに僕の召喚獣は急に空中で落ちてしまった。……半分になった体と共に

葉「あれぇ~?」

おかしいですぅ~。沙夜の召喚獣は一歩も……あぁっ!!

沙夜の召喚獣の右腕には光輝く腕輪があった。なるほど~、特殊効果ですかぁ~。

葉「僕の負けですぅ~」

高「それではまずAクラスが一勝、と」

沙「……ごめんね葉くん。」

葉「気にしないでください~。沙夜に全力でやっるよう言ったのは僕ですから、謝る必要はありません~」

僕は沙夜にそう言ってFクラスの方に戻る

葉「雄二~、ごめんなさいですぅ~。負けちゃいましたぁ~」

雄「気にするな。まだ勝つ可能性はあるさ」

明「ところで葉。なんで<観察処分者>よりも高度な動きが出来るの?」

葉「それはまた今度にしてください~」

高「では、次の方どうぞ」

佐「私が出ます。科目は物理でお願いします」

Aクラスは佐藤美穂さんですかぁ~。こちらは……

雄「よし。頼んだぞ、明久」

明「え!?僕!?」

葉「雄二~。国語関係じゃないから島田さんが適任だと思いますよ~」

雄「大丈夫だ。俺は明久を信じている」

明「ふぅ……。やれやれ、僕に本気を出せってこと?」

ふぇ?

雄「ああ。もう隠さなくてもいいだろう。この塲にいる全員に、お前の本気を見せてやれ」

F1<おい、吉井って実は凄いヤツなのか?>

F2<いや、そんな話は聞いたことがないが>

F3<いつものジョークだろ?>

Fクラス生徒からもそんな声が聞こえる。

佐「吉井君、でしたか?あなた、まさか……」

相手の佐藤さんは何かに気付いたみたいですぅ~

明「あれ、気づいた?ご名答。今までの僕は全然本気なんてだしちゃいない」

佐「それじゃ、あなたは……!」

明「そうさ。君の想像通りだよ。今まで隠してきたけれど、実は僕--左利きなんだ」

それはテストに関係しませんよ~

Aクラス 佐藤美穂
VS
Fクラス吉井明久

物理 389点
VS 62点

島「このバカ!テストの点数に利き腕は関係ないでしょうが!」

明「み、美波!フィードバックで痛んでるのに、更に殴るのは勘弁して!」

雄「よし。勝負はここからだ」

葉「そうですねぇ~」

明「ちょっと待った雄二!アンタ僕を全然信頼してなかったでしょう!」

雄「信頼?何ソレ?食えんの?」

ガシッ(明久を後ろから押さえ付ける音)

葉「明久~。落ち着いてください~」

明「放して葉!!今はコイツに本気を出した左腕で殴らなくちゃいけないんだ!」

高「では、三人目の方どうぞ」

土「……(スック)」

こちらはムッツリーニ。対してAクラスは---

工「じゃ、ボクが行こうかな」

……彼女は工藤さんじゃないですかぁ~

工「一年の終わりに転入してきた工藤愛子です。よろしくね」

高「教科は何にしますか?」

土「……保健体育」

工「土屋君だっけ?随分と保健体育が得意みたいだね?」

随分と余裕そうですねぇ~。ムッツリーニの実力を知らないんですかねぇ~

工「でも、ボクだってかなり得意なんだよ?……キミとは違って、実技で、ね♪」

いきなり問題発言ですぅ~

工「どう番犬君?僕と保健体育の勉強しない?もちろん実技で」

葉「嬉しいですけど、僕よりも明久がしたがってますぅ~」

明「フッ。望むところ--」

島「アキには永遠にそんな機会なんて来ないから、保健体育の勉強なんて要らないのよ!」

姫「そうです!永遠に必要ありません!」

明「………」

葉「二人とも~。明久がものすごく落ち込んでますよ~」

高「そろそろ召喚を開始して下さい」

工「はーい。試獣召喚っと」

土「……試獣召喚」

ムッツリーニは小太刀の二刀流の召喚獣。一方の工藤さんは……

明「なんだあの巨大な斧は!?」

葉「あれに当たったら痛そうですぅ~」おまけに腕輪付きとはかなり手強そうですぅ~。

工「実践派と理論派、どっちが強いか見せてあげるよ」

工藤さんの召喚獣は腕輪を光らせながら動く。スピードもかなりあるみたいですぅ~……でも

工「それじゃ、バイバイ。ムッツリーニくん」

明「ムッツリーニっ!」

土「……加速」

工「……え?」

斧が召喚獣召喚獣を両断したと思った直後、ムッツリーニの腕輪が輝き、召喚獣がブレた。

土「……加速、終了」

一呼吸置いて工藤さんの召喚獣が全身から血を吹き出して倒れた。

Aクラス 工藤愛子
VS
Fクラス 土屋康太

保健体育 446点
VS 572点

流石はムッツリーニ。保健体育ではぴか一ですぅ~

雄「Bクラス戦の時は出来がイマイチだったらしいからな」

工「そ、そんな……!この、ボクが……!」

工藤さんが床に膝つく。かなりの自信があったみたいですぅ~

高「これで二対一ですね。次の方は?」

姫「あ、は、はいっ。私ですっ」

Fクラス主戦力の姫路さんが出る。彼女ならきっと大丈夫ですぅ~。

?「それなら僕が相手をしよう」

葉「出て来ましたねぇ~。久保くん」

久保利光。姫路さんに次ぐ学年3位の実力者。でも振り分け試験の際、姫路さんが途中退席したので今、彼は学年2位の実力となる。

雄「ここが一番心配どころだ」

葉「コレと言った心配はないと思いますよ~」

明「でも、久保君の実力は姫路さんとほぼ互角だよ。しかも姫路さんは連戦してる訳だし負ける可能性は否定出来ないよ!」
葉「少なくとも、僕は姫路さんが勝つとおもいますよ~」

高「科目はどうしますか?」

久「総合科目でお願いします」

明「ちょっと待った!何を勝手に---「構いません」---姫路さん?」

高「それでは……」

それぞれの召喚獣が喚び出されてた。決着は……
Aクラス 久保利光
VS
Fクラス 姫路瑞希

総合科目 3997点
VS 4409点

すぐにつきましたねぇ~

A1<マ、マジか!?>

A2<いつの間にこんな実力を!?>

A3<この点数、霧島翔子に匹敵するぞ……>

Aクラス陣の至る所から驚きの声があがる。勝つとは予想してましたけど、まさかこれほどとは~姫路さん、中々やりますねぇ~

久「ぐっ……!姫路さん、どうやってそんなに強くなったんだ……?」

姫「……私、このクラスの皆が好きなんです。人の為に一生懸命な皆のいる、Fクラスが」

久「Fクラスが好き?」

姫「はい。だから、頑張れるんです」

スッゴク良い台詞ですぅ~。なんだか温かな気持ちになりますぅ~

高「これで二対二です」

さっきまで冷静でいた高橋先生も驚いていますねぇ~。表情に少し変化がありますぅ~

高「最後の一人、どうぞ」
翔「……はい」

雄「俺の出番だな」

互いのクラスから代表が出てくる

高「教科はどうしますか?」

雄「教科は日本史、内容は小学生レベルで方式は百点満点の上限ありだ!」
ざわ……!

A1<上限ありだって?>

A2<しかも小学生レベル。満点確実じゃないか>

A3<注意力と集中力の勝負になるぞ……>

今回の作戦、これが成功すれば僕らの勝利の暁にAクラスの設備を手に入れられますぅ~

高「わかりました。そうなると問題を用意しなくてはいけませんね。少しこのまま待っていてください」

ノートパソコンを閉じて教室を出て行く高橋先生。きっと日本史の飯田先生の所にでも行ったんでしょうかぁ~?

明「雄二、後は任せたよ」
雄「ああ。任された」

土「……(ビッ)」

雄「ムッツリーニの力には随分助けられた。感謝してある」

土「……(フッ)」

姫「坂本君、頑張ってください」

雄「姫路か。明久の件、上手く行くといいな」

姫「はいっ」

さて~僕も挨拶しますかぁ~。

葉「雄二~」

雄「葉。お前には一番世話になったな」

葉「お礼はシステムデスクでゆっくり聞かせてもらいますぅ~」

雄「ふっ……。そうだな」
高「では、最後の勝負、日本史を行います。参加者の霧島さんと坂本君は視聴覚室に向かってください」

翔「……はい」

霧島さんが先に教室を出て行った

雄「じゃ行ってくるか」

葉「頑張ってくださいよ~」

雄「ああ」

短いやり取りをして親友は戦場に向かう

高「皆さんはここでモニターを見ていてください」

先生が機械を操作すると壁のディスプレイに視聴覚室の様子が出てきた。

飯「では、問題を配ります。制限時間は50分。満点は100点です」

ディスプレイには日本史担当の飯田先生が問題用紙を裏返しにしたまま机に置く姿があった。

飯「不正行為等は失格になります。いいですね?」
翔「……はい」

雄「わかってるさ」

飯「では、始めてください」

二人の手によって用紙が開かれる

ツンツン

誰ですかぁ~?この大事な時に……

沙「葉くん」

葉「どうしたんですかぁ~?沙夜」

沙「えっとね……葉くんが自信満々だったから何かあったのかなぁーって」

葉「今は雄二が霧島さんに勝つ可能性があるとしか言えません~」

沙「それって……」

葉「見てればわかりますぅ~」

僕はディスプレイに目を向ける。もしあれが出ていればFクラスの……


[次の()に正しい年号を記入しなさい。]

()年 平城京に遷都

()年 平安京に遷都

小学生レベルはこんな問題なんですかぁ~。明久でも解けそうですぅ~。
()年 鎌倉幕府設立

()年 大化の改新


あ………!

姫「よ、吉井君っ」

明「うん」

姫「これで私たちっ……!」

明「うん!これで僕らのちゃぶ台が」
<<<システムデスクに!>>>

葉「僕らの劇的な勝利ですぅ~」

<<<うぉぉぉぉっ!>>>

教室を揺るがすような歓喜の声。

これで僕らのちゃぶ台は……



日本史勝負 限定テスト100満点

Aクラス 霧島翔子 97点
VS
Fクラス 坂本雄二 53点



………ちゃぶ台がみかん箱になりましたぁ~。


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。