まず楽しみにしていた皆様……更新遅れてスンマセン。
GWの課題やら仕事やら新連載のネタ調べとかでコチラを疎かにしておりました。理想としては週イチペースで仕上げたいんですが……中々大変です。色々と迷惑をおかけいたします。
それから吉報として……この『睡魔とテストとコスプレ?美少女』略して『睡プレ』(金井さん命名。以後使わせて頂きます)はついに五十万hit致しました!今回は純粋に感謝の言葉を綴りたかったのでいつものトークは次回からまた(´Д`)
春風としてデビューしてから早や5、6ヶ月。皆様からの熱い応援や厳しい意見を貰ったおかげもあり、ここまで漕ぎつく事が出来ました。
まだまだ未熟者ですが、これからも頑張ります!!
第四問第四部~リアル鬼と悪魔の皮を被った天使~
沙夜達女性陣は帰って行った。僕は沙夜の要望で現場ではなく、外で待っていたのだが……ムッツリーニが大量出血(鼻血)したという事はよっぽどの物に違いない。
沙夜……一体どんな姿で写真に撮られたんでしょうかぁ~?まぁ、明日になればわかる事だし、今日も今日で姉さんに半殺しにされ、沙夜には変な誤解をされ放題でしたからぁ~……もうくたくたですぅ~。なのでお休みなさい~♪
……
………
…………
「………ん………て……」
ぐぅ~すぴ~
「…………Zzz」
「……よ…くん……おきて……」
うぅ~、誰ですかぁ~?今日はすっごく眠いんですぅ~……
「……うみぅ~~」
ゆさゆさと揺らされる感覚に目を覚ます僕。……まだ夜中なのにまったく誰なんですかぁ~?たまには安眠したって罰はーー
ふぅ~~
「…………みゅ!?」
な、なんですぅ~!?今耳に変な感覚が……!
「葉くん。起きてよぉ」
「さ、沙夜?……んん?なんで沙夜が僕の部屋ムムッ!?」
「はわわっ!!大声出したら皆起きちゃうよ」
沙夜が慌てて手で口を塞がれる。
へ?ええっ?な、なんで沙夜がここに……しかもご丁寧に浴衣姿で…………って、
『P.S.沙夜には大事な話があるから……今晩、一人で来てほしい』
どう考えたって原因はあのメールですよねぇ~?沙夜のあの時の言動もこの事をするって意味だったんですかぁ~
「それで……あの…………だ、大事な話って?///」
はっ!!そんなことより今は冷静な分析よりもこの状態を乗り切る策を考えなくては……!何か周りに材料はーー
・明久に迫っている島田さん
・可愛いらしい秀吉の寝顔
・カメラを構えたムッツリーニ
・浴衣姿で雄二の布団に侵入しようとしている霧島さん
ふぅ……僕も相当疲れてますねぇ~。もう一度、落ち着いて周りを見ますかぁ~。
・あどけない寝顔の秀吉
・顔を紅くした島田さんに周りを見る明久
・カメラを切るムッツリーニ
・慌てふためく雄二をよそに浴衣の帯を緩めようとする霧雨さん
「「困りましたぁ~ 。今の僕に役立ちそうなものがない……」」
「その前に俺を助ける気はないのかっ!?」
いや、だって霧雨の浴衣が危うい所に来てるし……なんだか、お邪魔だなぁ~って。
「……はわっ!?み、皆起きてるの!?……葉くん、気が付いてたんなら早く言ってよ////」
とりあえず距離を置いてくれた沙夜。よし、とりあえずは方向は違えど、作成は成功ですぅ~。後は沙夜の誤解を解かせて、帰らせれば万事解決ーー
バァンッ!!
あれ……?今度は何ですかぁ~?
「お姉様無事ですか!?美春が助けに来ましたよ!」
「よ、葉~。へ、ヘルプミー」
「み、美咲っ!?……なんで赤いロープで清水さんと繋がれてるんですかぁ~?」
「これは美春と美咲お姉様の愛の結晶によって出来たロープです!そんじょそこらのロープなんかには負けません!」
成る程、つまりは美咲が逃げないように頑丈なロープで逃がさないようにしていると。うん……清水さん、まだ間に合いますぅ~。警察に行きましょう~。
「お姉様!男の部屋に来るなんて不潔です!おとなしく美咲お姉様と一緒に裸で寝ましょう!いえ、勿論イロイロするので寝かせませんけど!」
「やめるんだ清水さん!それ以上の会話はムッツリーニの命に関わる!」
「…………!!(ボタボタボタボタ)」
「……雄二、とにかく続き」
「翔子、お前は本当にマイペースだな!」
「葉くん!!……えと…………その……と、とにかく話の続きを私の部屋で!///////」
「沙夜~、とりあえず頭を冷やして落ち着いてください~」
「な、なんじゃ!?目が覚めたら女子が五名もおる上に雄二は押し倒されムッツリーニが布団を血で染めておるぞ!?」
「あああっ!皆してそんなに騒いじゃダメだよっ!このままじゃ、鉄人に気づかれてーー」
『何事だっ!今吉井の声が聞こえたぞっ!』
階下から聞こえてくる鉄人の声。ああぁ~、明久のせいでバレたじゃないですかぁ~。
ジリリリリリーン
ん?電話?……あれ?確か旅館に付属してある黒電話は繋がらないはずじゃ……まぁ、出てみればわかりまーー
『もしもし。そちらに居る私の弟を素直に渡してくれるならこちらは危害を加えません。ただし、抵抗したら……』
ガッチャン。
姉さん。相変わらずのハイクオリティーさですねぇ~。鉄人が連絡を入れたと思いますが……今回は僕に否はありませんから……問題ないですぅ~。
「葉。早く助けてよぉー」
「あ、はいはい~。今すぐに~」
鞄の中からナイフ(対姉さん用)を取り出し、他の皆と会話をしている清水さんにはバレないようにロープを切る。
「葉……ありがと!!私は先に部屋に戻るね」
「鉄人に気をつけてください~」
はぁ~やっとこれで一通り解決しましたねぇ~。
「葉くん、さっきの黒電話って……誰が出たの?」
「あ、あれはですねぇ~、姉さんが………………
姉さんっ!?」
待て待て待て待て待て待て待て。もしも……もしもですよ。姉さんがこの塲に来たらーー
『葉くん、沙夜ちゃん。覚悟は良いですね?』
まずい。ひじょーーにまずいですぅ~!!でも沙夜を今すぐ帰せば……ダメだ!確実に姉さんに捕まって沙夜も僕もただでは済まないに決まってますぅ~!!とすれば……
僕の頭に現在打てる最良の作戦が浮かべ、直ぐさま実行に移す。
「沙夜~、しっかり捕まってください~」
「へ?……えぇ!?////」
沙夜をお姫様だっこで抱え、裸足でそのまま部屋を出て何処か隠れられる所を捜す。作戦とはいたってシンプル。姉さんに見つからないように隠れる事ですぅ~
「よ、葉くん。あの……これは?////」
「しっ!なるべく声を発てないでください~。事情は後で説明するんで」
「…………(コクコク)」
なんで?沙夜を黙らせる必要があるかって?それはーー
『葉くん……ちょーーっとお話を伺いますね♪』
満面の笑顔を浮かべた鬼が血眼になって僕を追いかけてるんですぅ~。幸いにも距離が開いているから沙夜の存在には気付いておらず、狙いは僕だけなんですが……これじゃすぐに捕まりますぅ~。
今居る場所は……多分食堂に続く廊下でしょうねぇ~。遮蔽物がまったくない見晴らしの良い廊下には姉さんの足音だけが不気味に聞こえてくる。
「…………くっ!」
角を曲がり、食堂へ入る。暗くて良く見えないけどなんとか隠れられるそうですぅ~。
「よ、葉くん。そ……そろそろ降ろしてよぉ/////」
「へ?……あ……ごめんですぅ~///」
沙夜をお姫様だっこしていたことをすっかり忘れていましたぁ~。それにしても……沙夜の髪の毛って良い匂i…………って、今はそれより鬼(姉さん)からの追尾を逃れなくては。
「沙夜~、僕らは今姉さんに追われているんで……早くどこかに隠れましょう~」
「ふぇ?……う、うん。わかった」
沙夜は僕の袖をギュッと握り、僕の後についてくる。……早く隠れられる場所を捜さないと姉さんかーー
ガコン!!
「痛っ!!」
「はわっ!!だ、大丈夫?」
あぁ~もう!!暗いから何にぶつかったかもわからないじゃないですかぁ~!!まったく……一体何が……あれ?
前方を手探りしてみると、何か取っ手のような物に触れた。もしかして…………扉!?やりましたぁ~!!これでやり過ごせますぅ~!!
取っ手を引くとガコンと鈍い音を立てて、扉が開く。……食堂にこんな便利な所ありましたっけぇ~?
「沙夜~、ここに入ってください~」
「う、うん」
そんな疑問を振り払い、僕も沙夜に続いて扉の中に入っていく。
カツーン
カツーン
「葉君。何処にいるんです?今だったら、首の関節以外を外すだけで許してあげますよ?」
遠回しに僕に死ねと。
「………………居ない……ようですね」
カツーン
……カツーン
……………………
ふぅ。どうやら撒けたみたいですぅ~。
「あ、あの…………葉くん?//////」
「ん?どうしまーーっ!??!!?//////」
振り向いた際に、沙夜の顔との距離が鼻一つ分だけという事に気が付く。身体はほぼ密着状態で、沙夜の浴衣が開けて今にも太ももや胸が見えそうになる。これはかなりマズイですぅ~。主に僕の理性とか理性とか、後理性とかが。
「………………」
「………………」
目を見合わせてから沈黙。自分の心臓の音と沙夜の心臓の音がリズミカルに鳴っているのがわかる。なんだか顔が暑くなってきてるし…………僕は一体どうすれば?
『このまま押し倒しちゃえば?』
ーーはっ!だ、誰ですかぁ~!?
『君の中に居る悪魔だよ。そんなことより……見なよ沙夜のこの顔。向こうも満更じゃなさそうだよ』
「…………////」
ーー確かに……………嫌そうにしているようには見えませんねぇ~。寧ろなんか微笑んでいるような……もしかして……もしかしてですよ。向こうもその気だとか?
『ほら。やっちゃいなよ。今だったら誰にも邪魔されずにあーんな事とかも出来rーー』
『待て待てーぃ!!』
ーーあ、また悪魔だ。
『違う!天使だよて・ん・し!まったく……せっかく助けに来たのに』
『なんだよ天使。今良いとこなんだから、邪魔しないでくれない?』
『うるさいなー。コホン……騙されちゃいけないよ僕。』
ーーそうですよね。沙夜は大事な人ですから、軽率な行動で傷付けたら……
『こういう時は相手に同意を求めなくちゃ!』
ーーなんで悪魔と同じ意見!?普通は駄目とか言わないんですかぁ~!?
『いや……だって僕だし。それに据え膳喰えぬはなんたらとか言うし……一応悪魔の意見よりマシでしょ?』
『くっ……天使め!余計な事を……!』
ーーいや悪魔くん。天使の言っている事は君の意見と同じですからね。
『二人、落ち着きなよ』
……今度は…………僕の召喚獣?なんで?
『いえ、正確には僕の本能の塊みないな物です。……それよりも、駄目じゃないですか二人共。まずは沙夜を口説いてから優しくーー』
ーーテメェが一番最低だよ!なんなのこれ!?なんで皆押し倒す選択肢しか出してくれないの!?こうなったら……信じられるのは己のみ!僕自身が出す選択肢をーー
・押し倒す
・押し倒す
・押し倒す
・△●☆♪∇
ーーなぜです!?どうしてです!?自分で考えたのになんでこんな結果に……!えぇい!こうなったら……!
ガコン
葉は良心に従い、部屋?から出た。
期待してた人サーセン(by春風)
「…………はぁ」
なんででしょう?たった数分の間なのに、一気に疲れが戻って来た気分ですぅ~。
「沙夜~、もう大丈夫ですぅ~」
「…………………」
「……さ、沙夜?」
「……へ?い、いや……あの…………や、やましい事なんて考えてないよ!!ちょーーっとしたき、ききき、期待もしてないよ!!///////」
ムッツリーニのような否定のポーズを取っている沙夜。……何を考えてたんですかぁ~?
「それじゃあ、また姉さんに見つかると面倒ですから……ここでお別れですぅ~」
「あ、あの……!」
「まだ何か用ですかぁ~?」
「あのね…………この合宿が終わったらなんだけど……だ、大事な話があるの。葉くんに」
「話?今じゃ駄目なんですかぁ~?」
「うん。何の話かはまだ言えないけど……とにかく大事な話なんだ」
今はまだ話せない話?……僕また沙夜に何かしたゃったとか?
「とにかく……今はそれだけ。じゃあね葉くん!また明日」
「あ…………」
沙夜はそのまま自分の部屋に戻って行った。
大事な話って……
一体何でしょう?
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