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短編版:ゴキブリのような男のゴキブリ転生物語~神よ、あなたの美術的センスは狂っている~

作者:ぱんだひぃろぉ
書きたいという衝動です。
連載版も投稿予定です。
どうぞお読みください。
 うわーマジでアイツだよ。

 黒くてヌメヌメするアイツだよ。

 顔見たら意外と触覚が可愛かったりするアイツだよ。

 そう、アイツとは……

 俺の事、ではなく俺の胴体であるゴキブリである。

 「なんで俺ゴキブリに転生したんだろう……?」

 神様は何を考えているのだ。

 そもそもコイツを世に送り出した時点で神様、あなたの美術的視点は狂っている。

 ええい、そもそも車に撥ねられた時点で俺の不注意が悪いのだ。

 もうこのゴキブリフォルムと神様の美術的視点に文句を言うのは止めよう。

 もうゴキブリになってしまった以上は死なないように頑張るしかない。

 触手をピコピコと動かしながら元人間無職そして現在ゴキブリやってます男は冷たい廊下を走りだした。



            
               ****



 この家は比較的防虫対策がしっかりしてあるらしい。

 虫よけネットもあれば、丁寧に殺虫剤が廊下に置いてある。

 虫の餌になるようなゴミは一切なく、虫を遠慮なく食い殺すネコという凶悪大怪獣まで飼っている。

 まさに、油断も隙もない家だ。

 こんな家では即死になりかねん。

 何かで体を強化してからでないと……

 『強化素材:バイオハザードが五個、神からのギフトで届いております。メッセージを確認しますか?』

 おっと、あるんだねそういうチートっぽいのが。

 ゴキブリに生まれた時点でもう人生詰んでるけどな。

 ところで、メッセージというのは何だろうか。

 『メッセージを読み上げます』

 勝手に読み上げるんだね。

 誰も読み上げろとは言ってないぞ(にこっ)

 『神:どうゴキブリ生活は?』

 最悪だよ。

 どうもクソもねえよ。

 『神:そうかそうか、ずいぶん楽しいんだね』

 「人の話聞けゴラァァァア!」

 そして文頭に神:って付けるん止めろ。

 なんか腹立つ。

 『神:ところで、ギフトが届いたはずだ』

 軽く無視か。余計腹立つな。

 『神:それは、キミの進化素材。五回まで自由に生態系上位の存在へと進化できるよ』

 それは凄いんじゃないか?

 無視されたのは腹立つが、頑張ればオオスズメバチぐらいにはなれそうだ。

 『神:ちなみに進化の選択肢はLvに依存するからね。Lvは動物や人を驚かすことで上げられるよ』

 雑だな世界設定。

 動物を驚かして何になるっていうんだよ。

 『……以上が神のメッセージです』

 「じゃ、さっそく強化素材を」

 使ってみようじゃないか、その進化素材とやらを。



          ****


 『【チャバネゴキブリ】に進化しました』

 変わってねえよ!

 『Lv低いからですね。出直してください』

 あーもうムカつく!

 俺は防虫対策完全無敵のこの家で果たして生き延びられるだろうか。















 
読んでくださり有難うございます。
れんさいばんも投稿予定なので、ぜひ読んでください。
今後もよろしくお願いします。

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